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冬に気になること

加湿器は部屋カビの原因?代わりに濡れタオルは?タイプ別選び方は?

投稿日:2016年12月5日 更新日:

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加湿器 部屋カビ タイプ 選び方

空気が乾燥する季節、インフルエンザなどの風邪の予防や、お肌の乾燥防止のために加湿器を使いたい時期ですよね。

 

ここでは、

・加湿器を使っていたら部屋にカビがはえたりしない?

・加湿器を使う代わりに濡れタオルを吊るしておいても効果あるの?

・加湿器っていくつもタイプがあって選び方がわからないんですけど?

以上の3点についてまとめています。

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加湿器を使ってると部屋にカビがはえるんじゃないの?

普通に部屋の換気をしていれば、部屋にカビがはえる心配はそんなにありません。

 

私のうちの場合、和室で加湿器を使っていますけど、押し入れの中もカビがはえたりすることはありません。

ただ、窓の結露は増えますね。

気をつけないと、水気で窓枠の下の木材部分がカビだらけになってしまいます。

 

もし部屋の換気をちゃんとしなかったらと言いますと・・・。

以前、私はやらかしてしまったことがあるんですね。

その時は洋室で加湿器を使っていたんですけど、寒いものですからろくに窓を開けずにいたら、カビがあちこちに生えてしまいました。

ベッドのヘッドボード(頭部分の板)の後ろ側、机の天板の裏側など、家具の木材のザラザラした部分に、白や薄青のフワフワした感じのカビがポツポツとそこらじゅうに・・・。

 

壁やクローゼットの中は平気だったんですけど、部屋の中で一度カビがはえてしまうと厄介ですね。

塩素系洗剤を水で薄めたもので固く絞った雑巾で拭いて、それらのカビを落としたんですけど、一度はきれいになっても、毎年梅雨の時期になると復活してくるんです。

そのたびにまた雑巾でカビを落として、今度こそ大丈夫と思っても、また次の年に復活。

その戦いが3年ほど続きました。

お風呂場のように、カビキラーなどで根こそぎカビを退治して洗い落とすという事ができませんから、部屋の中で一度カビに根を下ろされてしまうと厄介ですよ。

 

その失敗を繰り返すまいと、今はしっかり換気をしつつ加湿器を使っています。

そのかいあってか、加湿器のせいで部屋にカビがはえるということはもうありません。

加湿器を使うならしっかり部屋の換気。カビの予防・防止のためにはこれが重要です!

 

目安としては、部屋の温度は18℃~22℃くらいまでにして、これ以上高くしないようにする。

湿度は40%くらいに抑えるようにする。

部屋のカビを予防するには、これくらいの環境がよいようです。

毎日の換気と合わせ、湿度が高くなりすぎている場合にも、部屋の空気を入れ替えましょう。

 

加湿器の代わりに濡れタオルを使うのは有効?

加湿器を使って部屋の湿度を適度に保つのもいいですけど、加湿器自体につくカビや雑菌の心配もあったりして、できれば加湿器は使いたくないっていう気持ちもありますよね。

電気代の心配もあったりしますが^^;

 

そんな場合に、濡らしたタオルなんかを部屋に吊るすという方法はどうなのかといいますと、もちろん有効です。

濡らして、水がたれない程度に絞ったタオルを部屋干ししておけば部屋の湿度は上がります。

 

でも、部屋の広さによってはタオル一枚では足りないなという場合には、洗濯物を丸ごと部屋干ししてしまってもいいんですね。

これならお金がかからず、とっても低コスト。

 

冬場の部屋干しでも、暖房をつけたエアコンの前に吊るしておけばすぐに乾いて、部屋干し臭くもなりませんものね。

石油ストーブなどの近くに部屋干しするのでしたら、火事を避けるためにちょっと離しておいて下さいね。

 

※ちなみに、石油ストーブの場合、石油が燃える時に化学反応で水が出るため、さほど部屋は乾燥しません。

 

タオルなどを使う以外にも、観葉植物を置いたり、数カ所に水を張った洗面器などを置いたりするのも、部屋の加湿には有効ですよ。


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加湿器のタイプっていろいろあって選び方がわからないんですけど・・・

湿度を保つために加湿器を使っても、ちゃんと換気をすればカビの問題は大丈夫。

よし、加湿器を買おう! ・・・って思っても、加湿器って色々タイプがあって、どれがいいのか迷っちゃうんですよね。

 

加湿器には、

・スチーム(蒸気)式

・気化式

・超音波式

・ハイブリッド式

の4つのタイプがあります。

一体どのタイプの加湿器を選べばいいのでしょうか?

選び方を決めるために、まずはそれぞれのタイプのメリットとデメリットを見てみましょう。

 

スチーム(蒸気)式加湿器 ~タイプ別選び方~

その名の通り、水を加熱して蒸気にすることで加湿するタイプです。

 

<スチーム式のメリット>

水を加熱消毒しているようなものなので、出てくる蒸気はとってもクリーンです。

病院でも、使う加湿器はスチーム式が望ましいとされているそうですよ。

 

<スチーム式のデメリット>

・水を沸騰させないといけないので、蒸気が出るまで時間がかかります。

・水を加熱しているので、4つのタイプの中で一番電気代が高いです。(気化式の10倍かそれ以上)

・電気ポットのように、内部に水垢がこびりつきます。

・使用中は、蒸気の吹き出し口のまわりが高熱になるので、やけどの恐れがあります。特に小さいお子さんのいる家庭では心配ですよね。

 

 

気化式加湿器 ~タイプ別選び方~

水をフィルターに染み込ませて、そこにファンで風を当てて蒸発させるタイプの加湿器です。

 

<気化式のメリット>

・熱で蒸気を作っているのではないので、熱くならず安全です。

・ファンを回しているだけなので、電気代が安いです。

・水を蒸発させるタイプの加湿なので、部屋の湿度が上がりすぎません。

 

<気化式のデメリット>

・水が腐ってフィルターに雑菌がわきやすく、雑巾のようなニオイがすることも。

・しっかり掃除をしないと、内部に発生したカビや雑菌が運転中に撒き散らされることになります。

・水を風で蒸発させるタイプのため、加湿力が弱いです。

・ファンの音が結構します。

 

 

超音波式加湿器 ~タイプ別選び方~

水を蒸気にするのではなく、超音波で振動させることで水を霧にしているタイプです。

 

<超音波式のメリット>

・熱で蒸気を作っているのではないので、熱くなりません。

・熱を使わないため、電気代が安いです。

・加湿器自体も安いです。

 

<超音波式のデメリット>

・加熱するタイプではないので、カビや雑菌がわきやすいです。

※最近では、紫外線で水を殺菌してくれるタイプの超音波式加湿器も出ています。

・しっかり掃除をしないと、気化式同様、内部のカビや雑菌が運転中に放出されてしまいます。

・カビや雑菌だけではなく、水道水の中の塩素やミネラル分も運転中に放出されてしまいます。これは、掃除の有無とは関係ありません。

超音波式の場合、水を蒸発させるのではなく、まるで霧吹きのようにそのままの水を放出しています。

ですから、水道水の中に含まれる塩素やミネラル分も含まれたままになってしまうのですね。

塩素を呼吸で吸ってしまうというのは、体にいいとはいえないでしょう。

 

 

ハイブリッド式加湿器 ~タイプ別選び方~

スチーム式(蒸気式)と気化式を合わせた方式です。

気化式にヒーターを内蔵したタイプですね。

湿度が低い時はスチーム式でパワフルに加湿して、湿度が充分に上がったらヒーターを停止して電気代を抑えています。

 

<ハイブリッド式のメリット>

・出て来る風はスチーム式(蒸気式)ほど熱くなく、気化式ほど冷たくありません。そのため、部屋の温度に与える影響は小さいです。

・スチーム式(蒸気式)よりも電気代が安いです。

 

<ハイブリッド式のデメリット>

・構造が複雑なため、加湿器自体の値段が高いです。

・気化式同様、ファンの音が結構します。

・気化式同様、フィルター部の水が腐ってニオイが発生しやすいです。

 


 

以上、4つのタイプの加湿器のメリットとデメリットを見ていただきました。

さて、どれがいいのでしょうか?

 

まず、私だったら、気化式と超音波式は候補から外しますね。

どちらも電気代は安いですが、気化式は加湿力が低いですし、超音波式は水道水の中の塩素も一緒に放出してしまいます。

 

そうなると、残りはスチーム式かハイブリット式になりますね。

ハイブリット式は電気代がスチーム式よりも安いですけど、加湿器本体の価格は高い。

スチーム式は電気代が一番かかってしまうし、吹き出し口まわりの熱に注意だけど、水を加熱消毒しているので安心。

どちらも一長一短あるので、後は、使用する環境や財布との相談になるでしょう。

 

ちなみに、私ならスチーム式を選びます。

それぞれのタイプのメリットとデメリットを比較して、加湿器の選び方の参考にして下さい。

 

まとめ

加湿器を使う場合は、換気をしっかりして部屋にカビが生えないように気をつけましょう。

換気が不十分ですと、部屋にカビが生えてしまう場合があります。(特に、家具の裏側に注意です^^;)

 

部屋の湿度を適度に保つなら、加湿器を使う代わりに、洗濯物を部屋干しするのも効果的です。

濡らしたタオルだけではなく、洗濯物を丸ごとエアコンの前などで乾かしておけば、部屋も潤って一石二鳥♪

 

加湿器には4つのタイプがあって、それぞれメリットとデメリットがありますので、自分の好みや環境に合ったものを選んで下さいね。

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