フローリングって、普通に掃除機やクイックルワイパーみたいなシートでお掃除していても、いつの間にか黒ずみ汚れがこびりついてるんですよね。
そうなると、雑巾で水拭きしたくらいじゃ全然落ちません。
でも、セスキ炭酸ソーダを使って掃除してみたら、感動的なほど黒ずみ汚れが簡単に落ちたんです!
その体験談と、フローリングにセスキを使う場合の注意点を紹介しますね。
フローリングの黒ずみ掃除の方法は?
まず、フローリングの黒ずみ汚れの原因ですけど、アレって足裏の皮脂汚れが大半なんですね。
だから、居間や廊下、洗面所の床はあちこち黒ずんでるけど、裸足で歩き回らないトイレのフローリングは黒くなってはいなかったのか……。
こびりついてしまった脂汚れを落とすには、やっぱり普通に水拭きするだけでは難しいんです。
掃除の方法は2つ!
①アルカリ洗剤を使う
頑固な脂汚れにはアルカリ洗剤が効果的です。
でも、フローリングに使う場合は、ワックスも落ちてしまうというデメリットも。
②中性洗剤を使う
ワックスには影響はありませんが、アルカリ洗剤ほど脂汚れに効果がありません。
で、数年来の頑固なフローリング黒ずみ汚れに対して、私はアルカリ洗剤と中性洗剤、両方のお掃除方法を試してみました。
その結果については、次の章で紹介します。
フローリングの黒ずみにセスキを使ってみた
セスキを使うとフローリングのワックスを落としてしまうと知って、それはちょっと面倒臭そうだなと思った私は、まずは中性洗剤を試してみることにしました。
キッチンにある食器用洗剤をバケツ1杯に小さじ1くらいの割合で混ぜ、雑巾を絞ります。
それで、ギットリと黒ずみ汚れがこびりついたフローリングを拭いてみたら……
全然黒ずみが落ちやしない!
かなりゴシゴシ拭きましたが、20分くらい頑張って、やっと50センチ四方がキレイになったといったところでした。
黒ずみ汚れの程度にもよるのでしょうが、何年も溜め込んでしまった皮脂汚れには、中性洗剤では力不足のようです。
もうこうなったらと、中性洗剤を原液のまま床にかけて拭いてもダメでした。
こんなに大変だと、家中のフローリングをキレイにするのはかなり面倒くさいですね。
そこで次に、セスキ炭酸ソーダを使ってみました。
そうしたら、感動的なほどスルスルとフローリングの黒ずみ汚れが落ちましたよ!
粉末のセスキ炭酸ソーダを、水250mlに対して2g程度の割合で混ぜます。ちょっと薄いかなというくらいがちょうどいいです。
それでフローリングの黒ずみ汚れを水拭きすると……
中性洗剤ではちっとも落とせなかった黒ずみ汚れが、軽く雑巾で撫でただけで、あっけなく落ちていくんですよ!!
さっきの苦労は何だったんだと思うほど楽々です。
中性洗剤では20分くらいかかった50センチ四方の黒ずみ汚れが、3分くらいでキレイさっぱり落ちますよ。
黒ずみだらけのフローリングの、真ん中だけちょっとセスキで拭いてみました。
拭いたところだけ、キレイに丸く汚れが落ちているのがお分かりいただけるのでしょうか?
軽く拭くだけで、あのガンコな汚い黒ずみが溶けるように落ちていくのは快感ですよ!
セスキでフローリングの黒ずみ汚れを落とした後は、もう一枚の雑巾でセスキをしっかり拭き取っておきましょう。
でも、先程もお伝えしたとおり、セスキを使うと床のワックスまで落としてしまうというデメリットもあります。
その点について、次の章でもうちょっと詳しく紹介しますね。
床の拭き掃除にセスキを使う場合は注意が必要!
セスキ炭酸ソーダというと、換気扇の油汚れ、タバコのヤニ汚れなんかにも有効なアルカリ洗剤ですけど、床の拭き掃除に使う場合は注意が必要です。
セスキ炭酸ソーダを使って拭くと、フローリングのワックスまで落としてしまうんです。
でも、フローリングが黒ずみ汚れだらけになってしまっている場合、ワックスがけをこまめにやってはいないのではないでしょうか?
フローリングのワックスがけって、4ヶ月~半年に1回くらいの頻度でやるのがいいらしいですよ。
私の家の場合、数年来の黒ずみ汚れをフローリングにこびりつかせてしまいましたから、その間、もちろんワックスがけなんてしていませんでした。
ですので、床のワックスを守るためにセスキを使ったらいけないのかも……なんて考えるのは馬鹿げていたんですね。
まずは、黒ずみ汚れをセスキでしっかり落として、ワックスもかけ直せよって話です。
逆に、半年に1回くらいの頻度でワックスをかけ直して、こまめに床掃除をしていた人でしたら、フローリングにそこまでしつこい黒ずみ汚れをつけてなどいないのではないでしょうか?
そういうしっかりした人なら、床のちょっとした黒ずみ汚れも、中性洗剤でちゃちゃっと落とせると思いますよ、きっと。
セスキ炭酸ソーダを使うとフローリングのワックスが落ちる以外にも、床の材質による注意点もあります。
セスキは、無垢材や生木には使えません。こうした床材にセスキを使ってしまうと、染み込んでかえって汚れてしまう恐れがあります。
床材に問題はなくても心配でしたら、まずは目立たない所でセスキを少量試してみたほうがいいでしょう。
あるいは、まずは中性洗剤を使ってみるのもいいですね。
床の拭き掃除をして黒ずみ汚れをしっかりした後は、ワックスもかけ直しましょう。
100均のダイソーには、セスキ炭酸ソーダの粉末や、セスキのスプレー、セスキのお掃除シートの他にも、フローリングのワックスがけができるシートも売っていましたよ!
⇒『フローリングワックスシートを100均ダイソーとセリアで調査!』
こういう物を活用すれば、フローリングの黒ずみ掃除も楽になるでしょう。
まとめ
フローリングの黒ずみ汚れの原因は、足の裏の皮脂汚れが大半です。
脂汚れにはセスキを使っての雑巾がけがとてつもなく効果的でしたよ。
中性洗剤ではかなり苦労した黒ずみもスルスルと難なく落とせました。
でも、セスキは床のワックスも落としてしまいますから、黒ずみ汚れを落とした後で、ワックスがけもやっておきましょう。
フローリングのワックスは、4ヶ月~半年に1回くらいの頻度でやるのがいいですよ。
セスキは、無垢材や生木の床には使えませんので気をつけて下さいね。