ひまわりにアリがたくさん群がってしまうことってありますよね。
大事に育ててきたひまわりがアリだらけになってしまったら、ちょっと気味悪いですし、ひまわりに何か害があるんじゃないかと心配になってしまうでしょう。
でも、気にするべきなのは蟻ではなくて、実はアブラムシなんですね。
今回は、ひまわりに付いたアリは駆除すべきなのかどうか、そして、アブラムシの駆除方法について紹介します。
ひまわりにアリがいる場合には駆除した方がいいの?
ひまわりにアリがウジャウジャ付いてしまっていたら、葉っぱや茎をかじったりして、ひまわりを枯らしたりしてしまうのではないかと不安になってしまうかもしれませんね。
でも、アリがひまわりに害を及ぼすようなことはありません。
アリっていうのは、その植物に集まっているアブラムシが出す蜜をもらいに来ているだけなんです。
別に葉っぱや茎などをかじって枯らしてしまったりはしません。
アリがひまわりに群がっているのでしたら、アブラムシがたくさんたかっていないか調べてみてください。
茎や葉っぱの裏に密集してよくいます。
アリについては害はないものの、アブラムシはひまわりの汁を吸っている害虫ですから、そのままにはしておけません。
ですから、アブラムシがいたのでしたら、駆除する必要があります。
アブラムシがいなくなれば、蜜をもらいに来ているアリもひまわりからいなくなりますよ。
ひまわりにいるアブラムシの駆除の方法は?
ひまわりにアブラムシがいたら、すぐに駆除しましょう。放っておくと、葉っぱが黄色く変色してしまったりします。
農薬を使う駆除方法でしたら、オルトラン粒剤がおすすめです。
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水をやった後に、根元にオルトランの粒を撒くだけですからとてもお手軽です。
オルトランを使用した後、アブラムシが一向に減っていないように見えることがありますが、死骸がそのままくっついているということもあります。
アリがひまわりに来なくなっているなら、アブラムシが既に死んでしまっている証拠です。
そのまま放っておいても、いずれ風などで自然に落ちますが、気になるようでしたら、水をかけて洗い落としましょう。
薬を使いたくないのでしたら、牛乳を使っても駆除できます。
牛乳をアブラムシに直接スプレーして下さい。
スプレーは日中を避けて行い、牛乳が乾いてから水で洗い流します。
オルトランよりもちょっと手間がかかりますが、この方法なら体に悪い成分を使っていませんから安心ですね。
まとめ
大事に育ててきたひまわりがアリに蹂躙されるというのは気分のいいものではありませんし、見た目もちょっと気味悪いですよね。
でもアリ自体に害はなく、本当に心配しないといけないのはアブラムシの存在です。
アリは、植物にたかっているアブラムシが出す蜜をもらいに来ているんです。
ひまわりにアブラムシがいたら、オルトラン粒剤や牛乳などで駆除しましょう。
アブラムシがいなくなれば、アブラムシから蜜をもらいに来ていたアリもいなくなりますよ。