カブトムシは男のロマン。
あの甲冑のような美しく洗練されたフォルム、そして、餌場をめぐる争いで、相手を一刀のもとに斬り伏せるかのごとく、豪快に角で投げ飛ばす雄々しき姿は、正に昆虫界の王者と呼ぶに相応しいですよね。
カブトムシは、少年のみならず多くの大人の男性も魅了してやみません。
そんなカブトムシを飼育する人も多いでしょうが、餌のやり方となると色々とわからなくて悩んでしまうのではないでしょうか。
ここでは、カブトムシの餌の頻度や、与える餌についての注意点を紹介しますので参考にして下さい。
カブトムシの餌の頻度は?どのくらいの間隔で与えればいいの?
カブトムシって食欲旺盛で、ゼリーの餌を与えても1日で平らげてしまったりしますよね。
そんな食欲旺盛なカブトムシにあまり餌をやり過ぎると、食べ過ぎてしまってよくないのではないかと心配だったりしますが、餌をやる頻度としては、なくなったらまたやるようにすれば大丈夫です。
カブトムシはお腹が空いていれば餌を食べますし、空いていなければ食べませんので、餌をやり過ぎたら食べ過ぎてしまうということはありません。
太りすぎたカブトムシなんて聞いたことないですものね(笑)
ですから基本的には、餌を切らさないように気をつけてさえいればいいです。
仮に餌やりを忘れてしまっても、カブトムシは数日くらい食べなくても平気ですから、餌の頻度については、それほど神経質にならないくてもいいですね。
大事なのは、餌をやる頻度よりも、どんな餌をやるかでしょう。
ゼリーが一番手軽で栄養面でも安心ですが、安物は水分が多かったり、黒糖が多かったりするので避けましょう。
そういう餌を与えていると、カブトムシのツメが取れやすくなってしまいます。
カブトムシの餌としてバナナをやってもいいの?
ゼリー以外のカブトムシの餌としては、バナナもおすすめです。
栄養面でも優れていますし、カブトムシも好んで食べます。
ただ、バナナを与えているとコバエが発生しやすいのが難点です。
餌ゼリーはそうそう腐るものではありませんが、バナナは腐りやすいです。特に夏場はすぐに腐りますから、コバエだけではなく、ニオイも気になります。
カブトムシの餌にバナナを与えたら、腐る前に取り除くようにしましょう。
バナナは毎日与えても平気です。
カブトムシの餌にきゅうりなどの野菜は大丈夫?
カブトムシの餌として、きゅうりはどうなのかといいますと、これはいけませんね。
きゅうりだけでなく、ナスやスイカといった水分の多い野菜はよくありません。
こういった野菜には、カブトムシが必要とする栄養がほとんど含まれていませんし、水分の多いものを与えるとカブトムシがお腹を壊します。
弱ってしまい、寿命を縮める原因になるので、きゅうりなどの野菜を餌にするのは避けましょう。
りんごやももなどの果物なら大丈夫です。
カブトムシの餌に蜂蜜って大丈夫?
カブトムシは自然の中では樹液を餌にしていますから、樹液と似たような蜂蜜をやってもいいのではないかと思ってしまいますが、蜂蜜を与えるのは絶対にいけません。
カブトムシの口はブラシ状になっているのですが、蜂蜜を舐めると、このブラシが固まってしまって餌を食べられなくなり、最悪の場合死んでしまいます。
蜂蜜は糖分が多いですから、カブトムシの口のブラシにつくと、ベタベタして固まってしまうんですね。
まとめ
カブトムシの餌の頻度は、切らさないように気をつけてさえいれば大丈夫です。
カブトムシは食欲旺盛ですが、それで食べ過ぎてしまうということはありませんのでご安心を。
餌には栄養バランスがよくて、交換が容易なゼリーがお手軽でいいですけど、バナナなどを与えるのでしたら、腐ることに気をつけましょう。
特にバナナは、コバエが発生しやすいので要注意です!
餌にきゅうりなどの野菜や蜂蜜はNGなので、これも気をつけて下さいね。