役所に住民票の写しを発行してもらいに行くとき、
「必要なものって何だっけ?」
って、わからなくて、ちょっと困るんですよね。
身分証はやっぱり必要なのかな?
印鑑っているの?
他に持っていかないといけないものはある?
発行手数料っていくら位なんだろう?
ここでは、こんな疑問の答えをまとめています。
住民票の発行に必要なものは?
住民票の写しを発行してもらうのに必要なのは、まず、身分証明書ですね。
代理人が交付の請求に行く場合は、委任状(委任者の意思確認書類)も必要になります。
(同一世帯の人が請求に行く場合は、委任状は必要ありません)
どんな身分証明書を受け付けてくれるのかは、市区町村によって書かれていることが若干違うのですが、例を挙げると次のようになっています。
<福岡県筑紫野市の場合>
1つ提示
A.顔写真付きの官公署が発行した本人確認書類
(例)運転免許証、パスポート、住民基本台帳カード(顔写真付)、個人番号カード、身体障害者手帳(顔写真付)、小型船舶操縦免許証、海技士免許証、電気工事士免状、無線従事者免許証、特別永住者証明書、在留カード など
Aでない本人確認書類( 『氏名』と『住所または生年月日』の記載のあるもの )
(例)健康保険証、年金手帳、年金証書、各種医療者受給者証、介護保険被保険者証、学生証 など
2つ提示
Aでない本人確認書類( 『氏名』のみ記載のあるもの )
(例)住民基本台帳カード(顔写真無)、キャッシュカード、クレジットカード、会員証、通帳、診察券 など※注意 住民票の写しの広域交付を申請する場合には、A顔写真付きの官公署が発行した本人確認書類が必要です。
<東京都大田区の場合>
(本人又は代理人が請求の場合)
運転免許証・パスポート・住民基本台帳カード・在留カード・特別永住者証明書・健康保険証・年金手帳・預金通帳・社員証等
大抵の人は、住民票の写しを発行してもらうのに、運転免許証か健康保険証を使うのではないでしょうか。
運転免許証か健康保険証、どちらかを持っていけば大丈夫ですね。
(自治体によっては、健康保険証など、顔写真がない身分証明書の場合、複数の提示を求められることがあります。念のために、お住まいの自治体に問い合わせるか、自治体のサイトを確認してください)
もちろん、その他の身分証明書でも大丈夫です。
運転免許証や健康保険証、パスポートなどの、大抵の場面で使用できる身分証明書を持っていない場合は、市区町村によって対応が若干異なりますので、直接役所に問い合わせるか、役所のサイトを確認してみてください。
住民票をもらうのに印鑑は必要?
次に、住民票をもらうのに印鑑は必要なのかですが、これは印鑑が必要になる場合と、そうでない場合があります。
自治体によっては、「住民票等の写し請求書」に認印を押す必要があるんです。
大抵の自治体では、印鑑は必要ないようですけど、かさばるものでもないですし、念のために印鑑を持っていたほうがいいでしょう。
印鑑が必要な場合、シャチハタ式の印鑑でもいいところと、ダメなところがあるようです。
いちいち確認するのが面倒なら、シャチハタ式の判子は持っていかないほうがいいですね。
※ところで、「印鑑」と「判子」って同じ意味で使っていませんか?
実は、印鑑と判子って、全く別の意味なんですよ。
住民票の発行手数料はいくら?
住民票の写しを発行してもらうのに必要なものは、
・身分証明書
・印鑑(いらないかもしれませんが、一応持っていった方がいいでしょう)
そして、もう一つが「発行手数料」です。
発行手数料がいくらなのかは、各自治体の「手数料条例」で定められていて、自治体によって金額が異なります。
発行手数料の大体の相場は、200~400円くらいですね。
ちなみに、 筑紫野市の場合、住民票の発行手数料は300円、大田区も300円です。
(どちらも、2018年6月時点の手数料です)
まとめ
ということで、住民票の写しを発行してもらうのに必要なものは、
・身分証明書
・発行手数料(200円~400円くらい)
・印鑑(いらないかもしれませんが一応)
ということになります。
自治体によっては、顔写真のない身分証明書の場合、複数の提示を求められるところもあります。
また、印鑑は、シャチハタ式の物だとダメなところもあるようですので、ご注意ください。