母の日には、日頃お世話になっているお母さんへ花をプレゼントしたいと思っても、花屋に行ったことがない男だと勝手がよくわからないんですよね。
果たして、母の日当日に花を買いに行っても大丈夫なのでしょうか? それとも予約しておいたほうがいいのでしょうか?
ここでは、そんなお悩みにお答えするべく、お花屋さんでの母の日の花の買い方の注意点と、花言葉にちなんだ花の選び方を紹介しています。
母の日に贈る花って当日に買いに行くのでも大丈夫?
母の日に贈る花を買うために花屋さんに行こうと思っても、普段花屋に行くこともない男にとっては、勝手がよくわからないものです。
果たして、5月の第2日曜日の母の日当日に花屋さんに買いに行っても大丈夫なのでしょうか?
これはですね、当日に花を買いに行くというのは、あまりオススメはできないですね。
と言いますのは、母の日当日だと、もうめぼしい花はあらかた売れてしまっていて、花の種類が少なくなってしまっていたり、もうなかったりするからなんです。
母の日当日の16時から17時くらいになったら、もうめぼしい花は売れてしまっていると思いますよ。
遅い時間だったら、売れ残った花が値引きされていることもあるかもしれません。
でも、母の日にお母様に感謝の気持ちを伝えるためのプレゼントですから、そこでケチるのはちょっといただけませんよね。
ですから、母の日にプレゼントする花は、当日になってから花屋さんに買いに行くのではなく、事前に予約しておいたほうがいいです。
そうすれば、贈りたい花が売り切れてしまっているということもないですし、当日待たされることもありません。
当日に買うと、花束を作ってもらうのに結構時間がかかるんです。
かかる時間は大体10分から20分くらいですが、店員さんが一人だったり、お店が混んでいたりしたら、30分くらいかかるかもしれません。
その待たされる時間も嫌ですよね。
ですから、前もって予約をしておきましょう。
母の日の花の予約ってどんなふうにすればいいの?
母の日に贈る花の予約は、母の日にプレゼントする花であること、花の種類の希望や予算、そして受け取り日時を花屋の店員さんに伝えればOKです。
アナタが花束に加えて欲しい花や、お母様の好きな花があったら、それもリクエストしましょう。
それだけで希望通りの花束を作ってくれますよ。
花のことには詳しくなくてどの花を選べばいいのかわからなくても、母の日に贈る花であることさえ店員さんに伝えれば予算内で花束を作ってくれるので、花のプロにおまかせしましょう。
花束の予算はいくら位にすればいいのかですが、男性の場合、母の日にプレゼントする花の金額の相場は3000円以内という人が一番多く、5000円以内、1万円以内という人がそれに続きます。
花束は、お店に取り置きしてもらえるだけではなく、自宅まで配送してもらうこともできます。
その場合は、宛先をお母様にしてもいいですけど、手渡ししたいのでしたら、自分宛にしておけばいいですね。
母の日に贈る花を配送してもらうのでしたら、ネットショップで購入するという方法もあります。
ネットショップでしたら、花屋に行くのはちょっと恥ずかしいという男性でも買いやすいのではないでしょうか?
ネットショップでも、日付指定することで母の日当日に配送してもらうことが可能です。
花のことに詳しくないのでしたら、ネットショップを覗いてみて、母の日の花束ってどんな感じで、値段はどのくらいなのかイメージを掴んでみるのもいいと思いますよ。
母の日の花の選び方 花言葉に感謝の気持ちを込めてみては?
花にはそれぞれ花言葉があります。
花言葉なんてロマンチックなことは男性には縁遠いかもしれませんが、どうせプレゼントするなら、母親への感謝の気持ちを花言葉にこっそり込めてみるのもいいのではないでしょうか?
ここでは、母の日にピッタリな花言葉を持つ花と、母の日に贈るにはそぐわない花言葉を持つ花を紹介しますので、花の選び方の参考にしてください。
まずは、母の日にプレゼントする花の定番、カーネーションです。
カーネーションの花言葉って、同じカーネーションでも色によって異なるんですよ。
・赤いカーネーション
母への愛
熱烈な愛
母の日に贈る花の定番だけあって、ピッタリな花言葉ですね。
・濃い赤のカーネーション
欲望
私のこころに悲しみを
赤い色のカーネーションでも、黒や茶色に近い色になると、一転してネガティブな花言葉になります。
これは母の日にはそぐわないですね。
・ピンクのカーネーション
感謝
温かい心
気品 上品
美しい仕草
赤だけではなく、ピンクのカーネーションも母の日にうってつけの花言葉ですね。
・オレンジのカーネーション
あなたを熱愛します
純粋な愛
こちらは母親向けというより、恋人向けといった感じの花言葉ですね^^;
・黄色のカーネーション
嫉妬
軽蔑
愛情のゆらぎ
友情
美
黄色のカーネーションはネガティブな花言葉が多いです。黄色もキレイですけど、ちょっと母の日にはそぐわないですね。
・紫のカーネーション
気品
誇り
感謝などの、母の日らしい花言葉とは違いますけど、お母様が紫色の花が好きな人だったら選んでもいいですね。
・青のカーネーション
永遠の幸福
青いカーネーションというのは、近年開発された品種です。
その珍しさもさることながら、花言葉もとてもいいですよね。
・白のカーネーション
尊敬
純粋な愛
愛の拒絶
尊敬など、一見母の日にもピッタリな花言葉だと思ってしまいますが、母の日のプレゼントに白いカーネーションはNGです!
と言うのは、白いカーネーションって、亡くなった母親へのプレゼントとされているからなんです。
このことを知っているお母様だったら、縁起でもないと気分を悪くされるでしょう。菊の花をプレゼントされるようなものですね。
ですから、花屋さんに行った時に自分で選ばないように気をつけてくださいね。
カーネーション以外にも、母の日にピッタリな花言葉を持つ花がいろいろあるんですよ。
・赤いバラ
愛情
美
・ピンクのバラ
感謝
しとやか
・バーベナ
いつまでも家族です
・あじさい
素敵な女性
・ローズマリー
母との思い出
・スターチス
変わらぬ健康と安全
・カスミソウ
清らかな心
花束のアレンジではメインの花を引き立ててくれる花ですが、そんなカスミソウにも素敵な花言葉があるんですね。
これなら、カーネーションなどの花に添えられていても母の日にぴったりです。
以上、母の日にプレゼントするのにピッタリな花言葉を持つ花と、そぐわない花言葉を持つ花を紹介しました。
花言葉を元にした母の日プレゼントの選び方というのもいいですよね。
口に出しては照れくさくて言いにくい感謝の言葉も、花言葉にさり気なく込めれば伝えやすいのではないでしょうか。
まとめ
母の日の贈り物に花を買うのでしたら、当日に花屋さんに買いに行くのではなく、事前に予約しておいたほうがいいですよ。
当日ではいい花が売り切れてしまっているかもしれませんし、花束を作ってもらうのにも時間がかかります。
予算を伝えておまかせで花束を作ってもらうのもいいですけど、花言葉にお母様への感謝の気持ちをさり気なく込めるのもいいですね。
余談ですが、スーツに花粉がつくとなかなか落ちませんので、会社帰りなどにスーツで花屋さんに立ち寄る予定でしたら気をつけたほうがいいですよ。
特に、狭い通路に花がいっぱい並んでいる花屋さんには注意です。