母の日にプレゼントをもらったら嬉しいですよね。
気持ちのこもったものですから何をもらっても嬉しいものですけど、定番のカーネーションを鉢植えでプレゼントされることも多いです。
でも嬉しいとはいえ、鉢植えのカーネーションって世話がちょっと大変。
花が咲きそうになかったり、枯れそうになってしまったりすることって多いですよね。
せっかくプレゼントしてくれたお花ですから、枯らしたくはないもの。
ここでは、カーネーション鉢植えのお世話の仕方について紹介しますので、困ってしまった方は参考にしてくださいね。
母の日にもらったカーネーション鉢植えの育て方はここに注意!
鉢植えのカーネーションは、ただ水をやっていればいいというわけではありません。
季節によって置き場所にも気を使わなければいけませんし、水のやり方にも注意が必要です。
まず、置き場所ですけど、日当たりと風通しのいいところに置きましょう。
カーネーションにはお日さまがとても大切です。
と言っても、夏場は日差しがキツすぎるので、ひなたに置きっぱなしにしてはいけません。
夏は直射日光を避けて、半日陰の涼しい場所に置いて下さい。
次に水のやり方ですが、土の表面が乾いていたらたっぷりやります。
この時、葉っぱや花には水がかからないようにして下さいね。
そして、これが結構重要なのですが、水をやる時間はいつでもいいというわけではありません。
気温が高くなる日中に水をやると土の中が蒸れて、根腐れの原因になります。
ですから、暑い季節には早い時間に水やりをするようにして下さい。
同じく、根腐れ防止のために、受け皿には水を溜めないように気をつけます。
肥料は、花が咲く前の3月からやって下さい。肥料が切れる前に追肥をするのもお忘れなく。
パラパラと蒔けるお手軽な肥料を月に一度程度でいいですよ。
また、アブラムシがつきやすいので、薬剤で駆除します。
薬剤は、ベニカXやオルトランがおすすめです。
花期が終わった後、鉢の中が根でいっぱいになっていたら、一回り大きな鉢に移し替えてあげましょう。
花壇などに地植えしてもいいですよ。地植えでも、次の年も花を咲かせてくれます。
母の日にもらったカーネーションが咲かないのはなぜ?
せっかくプレゼントしてもらったカーネーションが、蕾のまま全然咲きそうにないということもありますよね。
咲かない一番の理由は、日照不足です。
さっきも触れましたように、カーネーションにはお日さまがとても大切です。
もしかして、鉢植えを室内に置きっぱなしにしていませんか?
充分日光に当たっていないと蕾が成長しません。
咲かない蕾をつまんでみると、中身がスカスカになっていないでしょうか?
そんな場合は、成長していないスカスカの蕾を取り除いて、日当たりのいいところに置いて様子を見て下さい。
水のやり方にも気をつけて下さいね。前の章で書いたことを参考にして下さい。
ちなみにカーネーションは、届いた時すでにスカスカの蕾ばかりがいっぱい付いている状態ということが多いです。
それらの蕾が次々花を咲かせてくれるだろうと期待してしまいますが、上記の理由でスカスカ蕾は咲きませんので、がっかりしないで下さいね。
母の日にもらったカーネーションは枯れる場合が多い?
母の日にもらったカーネーションが枯れてしまったらガッカリですし、せっかく送られたものなのに申し訳ないですよね。
カーネーションの世話って結構難しくて、頑張って世話してても枯らしちゃうことも多いです。
私も最初のうちは何度か枯らしてしまったのですが、原因は、悪い水やりの仕方による根腐れと、虫(ハダニ)だったようです。
でも、世話の仕方が上手くなると、カーネーションは毎年花を咲かせてくれるようになります。
ちょっと難しいですけど、頑張ってください(^^)
まとめ
花って、世話に手間はかかりますけど、咲いてくれたらとても嬉しいです。
母の日のプレゼントでもらったカーネーションなら嬉しさもひとしお。大事に育てて、毎年花を咲かせて欲しいですよね。
特に、日照と水やりと虫に気をつけて、お世話頑張って下さい。
それと、もしお母さんにカーネーションの鉢植えをプレゼントしようかと考えている息子さんや娘さんがこれを読んでいたら、お母さんが園芸好きかどうかも考慮したほうがいいでしょう。
この記事で書いたように、鉢植えのカーネーションの世話って結構手間がかかるので、そういうことをしないお母さんにプレゼントしても負担になってしまうかもしれません。
その場合は、花を送りたいのでしたら鉢植えではなく、花束にしたほうがいいかもしれませんよ(^^)