千葉県野田市にあるキッコーマンのものしりしょうゆ館では、醤油工場を見学できますが、行く価値のある所なのでしょうか?
おみやげにはどんな物があるのでしょうか?
ここでは、地元民の私が、その辺りの疑問についてまとめています。
工場見学の後、野田市の他の観光名所にも寄りたい場合は、コチラなんかいかがでしょうか? なんていう情報についても紹介していますよ!
キッコーマンもの知りしょうゆ館を見学しに野田市に行きたいけど、楽しめる?
千葉県野田市のキッコーマンもの知りしょうゆ館って、見学に来た人にはなかなか好評ですね。
どんな所が高評価かというと・・・
・入館料が無料
・無料なのに、おみやげで醬油がもらえる
・工場見学だけではなく、おせんべいを焼いたり、醬油の試食もできる(おせんべいを焼く体験は有料)
・土日でもやっている(土日だと、見学はできても、工場は稼働していないこともあります)
キッコーマンもの知りしょうゆ館に行くのなら、やっぱりメインは工場見学ですが、友達同士はもちろん、子供と一緒に行くのもオススメ。
しょうゆの成り立ちや、しょうゆの製造工程を学習できます。
地元野田市の小学校では、学習の一環として、ここに工場見学に行ったりしてるんですよ。
(小学生の時学校で見学に行って、帰りに醤油をもらいました。でも、子供はしょうゆなんかもらっても嬉しくもなんともないんですよね。ジュース工場やお菓子工場ならよかったのに。笑)
子連れでしたら、夏休みの自由研究などにも良さそうです。
夏でも工場内は涼しいですし、雨の日でも大丈夫ですから、親子で行くのにもいいですよ。
もちろん、春や秋や冬に行ってもOK。
工場見学は、ビデオ上演の後、工場内を見学するという流れです。
所要時間は30分くらいですね。
従業員の方の説明も丁寧です。
ちなみに、工場では車椅子の貸出もしてくれていて、工場内にはスロープもありますよ。
車で行っても駐車場がありますし、最寄りの野田市駅からもそんなに離れていませんから、車利用、電車利用、どちらでも行きやすいと思います。
キッコーマンもの知りしょうゆ館の見学では、こんなおみやげがあります!
工場見学の後、市販の醤油を1人1本ずつもらえるんですが、それ以外のおみやげも、もの知りしょうゆ館の売店で購入できます。
おすすめは、皇室に献上している醤油ですかね。
野田のキッコーマンでは、皇室に献上しているしょうゆを御用蔵で製造していて、それと同じものがお土産屋さんで販売されています。
他には、やっぱりキッコーマンの商品になるんですが、醤油以外にも、ポン酢とか、しょうゆそるとなどですね。
まめカフェという所で豆腐を買うと、キッコーマンの醤油やポン酢などを色々かけて試食してみることができるんです。
で、気に入った物があったらお土産に、というわけです。
しょうゆだけでも種類がたくさんありますよ。
この、まめカフェでは、最初の方でチラッと触れたせんべい焼き体験もやっていますし、うどんやソフトクリームも食べられます。
特に、野田のものしりしょうゆ館に行くなら、ソフトクリームがイチオシです!
なにせ、しょうゆソフトですからね。
醤油味のソフトクリームです。ここでしか食べられないのでは?
味はしょっぱいです。
野田市のもの知りしょうゆ館以外の観光名所は?
キッコーマンもの知りしょうゆ館の見学とおみやげ購入などは、1~2時間くらいで終わるでしょうから、他にも楽しめる場所に寄れるといいですね。
でも、野田市って観光名所と言えるほどの見所なんて、そんなにないんですよ。
地元民からすると、単に醤油くさいだけの田舎です(笑)
電車で2駅離れた所にある清水公園だったら、春はお花見、春~秋ならアスレチックが楽しめますよ。
他には、そうですね・・・、ちょっと足を伸ばせば、千葉県立関宿城博物館という所があります。
ここは、千葉県の先っぽのほうの最果てにあって、利根川を越えたらすぐ先に群馬っていう辺境の地です。
(チーバくんでいうと、黒い鼻の先っぽのあたり)
でも、江戸時代の関宿は、利根川、江戸川に面した水運の要衝だったんですね。
小さいですが、関宿城の天守閣(鉄筋コンクリート製)もあり、最上階の4階は展望台になっています。
周囲には高い建物はありませんから、見晴らしがいいですよ。
ここでは、刀や甲冑の展示もありますが、展示品はそんなに多くありません。
こちらの千葉県立関宿城博物館に行くなら、電車も通っていない所ですから、車利用ですね。
バスで行けないこともないですが、本数も少ないですし、面倒くさいと思います。
こちらの駐車場は無料ですが、博物館は有料になっています。
他ですと、観光名所ってほどじゃないですけど、野田市駅近くのイオンノア店(野田店じゃなくて、なぜかノア店)に、『もりのゆうえんち』という所があります。
イオンに併設された小さい遊園地なのですが、観覧車は結構大きいです。
観覧車の他には、小さいジェットコースターや、メリーゴーランドなどがあります。
絶叫マシンというほどのアトラクションはなく、小学校低学年くらいまでなら楽しめるかなといった感じですね。
それくらいのお子さんとキッコーマンのもの知りしょうゆ館に見学に行くなら、近いですし、帰りについでに寄ってみてもいいのではないでしょうか。
イオンで食事もできますよ。
この遊園地は、入場は無料で、乗りたい乗り物があればチケットを買うというシステムになっています。親子フリーパス(3000円くらい)もあります。
夏休みでも並ばずにアトラクションに乗れるくらい空いていますから、快適ですよ。
あとがき
野田市キッコーマンのもの知りしょうゆ館って、よそから来た人には結構好評みたいなんですよね。
入場無料で、帰りにはおみやげで醤油もタダでもらえますし。
私が若い頃は、キッコーマンとか醤油って嫌いだったんですけどね。
なぜかと言うと、高校生の時に、隣の柏とか松戸のやつに田舎田舎って、まーバカにされる(笑)
醤油ってダサいし。確かに野田ってクソ田舎だし。
でも、現在東京から千葉県の柏市へと伸びている常磐線って、元々野田市を通る予定だったらしいんですよ。
それが、汽車の煙が醤油づくりの妨げになるということで、隣の柏に行ってしまったわけです。
都会に憧れる十代の頃は、「おのれ、キッコーマンめ!」って思いましたね(笑)
もし常磐線が当初の計画通り野田市を通っていたら、今頃柏市は、ぺんぺん草の生い茂る野っ原の広がるド田舎になっていたことでしょう。
まあ、今では、醤油もいいかなって思ってるんですけどね。
それはともかく、ものしりしょうゆ館の工場見学、お楽しみ下さい。