離れて暮らす母親のために、母の日にカーネーションなどの花の鉢植えをプレゼントするのもいいですよね。
でも、花の鉢植えを自分で宅配業者に頼んで送るのって、梱包はどうすればいいのか、初めてだとよく分からないのではないでしょうか?
ここでは、花の鉢植えを宅配で送ってもらう際の、梱包の仕方と注意点を紹介します。
大事な母の日のプレゼントですから、配送してもらう前にしっかりと花を守りましょう。
鉢植えを宅配で送ってもらう場合の梱包方法は?
鉢植えの花の送り方でしたら、鉢花の宅配をやっているお花屋さんで聞くのが一番だと思いますが、私がいつもやっている梱包の仕方をここで紹介しますね。
梱包の手順は次のとおりです。
・水揚げがいい花でしたら、宅配で送ってもらう前に水やりをしておきます。
・土が鉢からこぼれないように、鉢土を新聞紙で覆います。この際、セロハンテープなどで新聞紙を押さえれば完璧です。
・切り花を包むように花を覆って保護します。上は空気が通るようにしましょう。
・ナイロンの袋に鉢を入れて、水が漏れないようにします。
・鉢を箱に入れます。
・鉢が箱の中で揺れないように、丸めた新聞紙を少しきついくらいに鉢と箱の隙間に詰めます。鉢の上部までキッチリ詰めるのがコツです。
・中身が花だと配達のドライバーさんにわかるように、箱の側面か上部に小さい穴を開けておきます。
・箱に「天地無用」か「こちらを上にして運んでください」と目立つように書いておきます。
これで宅配の業者か郵便局の窓口に持っていって、「こわれもの」か「取扱い注意」のシールを貼ってもらえば、注意して届けてくれると思いますよ。
ダンボール箱に開ける穴というのは、宅配のドライバーさんに中身がわかるようにというだけではなく、花のための空気穴という意味もあります。
配送中は気温の変化が大きいですから、蒸れや暑さでカーネーションなどの花が弱ってしまわないように配慮が必要です。
母の日のシーズンの5月上旬は、結構暑くもなりますからね。
花の鉢植えの宅配を受け付けてくれる業者はどこ?
花の鉢植えの梱包がバッチリすんだら、それをどこの業者に宅配してもらうかっていうのも問題ですよね。
そこで、主な配送業者が花の鉢植えを受け付けているかを以下にまとめました。
時期などによっても受け付けてくれるかどうかが変わってくるかもしれませんので、事前に問い合わせたほうがいいと思いますが、目安にしてください。
・日本郵便
花の鉢植えも受け付けてくれます。
花専用の箱は郵便局にはないので、自分で用意する必要があります。
郵便局に頼む場合、配送にかかる日数を短くするためには、間に休日を挟まないほうがいいようです。
・佐川急便
きちんと梱包されているのなら花の鉢植えも受け付けてくれます。
佐川急便は、母の日には花屋さんからの宅配を請け負っていますから、個人の依頼も受け付けてくれるんですね。
・ヤマト運輸
ヤマト運輸の公式サイトでは、「宅急便で送れないもの」のリストに鉢植えは含まれていません。
でも、受け付けてくれなくなったというウワサと、受け付けてくれるというウワサの両方があって、ヤマト運輸に関しては花の鉢植えを宅配してくれるのかどうか微妙ですね。
個人からの依頼だと梱包が雑なことが多く、漏水で他の荷物に被害が出たり、鉢植えが破損したりということが多く、それでやってくれなくなったという情報もありました。
ヤマト運輸にお願いしたいのでしたら、引き受けてくれるかどうか、事前に問い合わせたほうがいいかもしれません。
・西濃運輸
花の鉢植えも受け付けてくれるそうです。
ただし、個人からの受け付けですと配送中の破損のリスクが高いと見なされるので、万が一鉢植えがダメになってしまっても構わないということであればお受けします、とのことでした。
ここに挙げた業者に頼む場合も、それ以外の業者に頼む場合も、花の鉢植えを配達してくれるかどうか、事前に確認しておいたほうがよさそうですね。
どこの業者も、配送中に箱が倒れてしまいそうなケースの場合、断られることがあるようです。
まとめ
カーネーションなどの花の鉢植えを宅配で送ってもらう場合、水漏れ対策をしっかりして、鉢が箱の中で揺れないように、しっかり梱包する必要があります。
それと、暑さで中の花が蒸れないように、ダンボール箱に空気穴を開けておくというのも重要ですから注意してください。
母の日に、お母様の元にキレイな状態の花が届くといいですね。