夏になって、カブトムシを捕まえてきたり、買ってきたりして育てている人も多いと思います。
でも、何匹ものカブトムシを育てようとすると、飼い方がちょっとむずかしいんですよね。
特に、オス同士を一緒にした場合の喧嘩が心配です。
カブトムシのオス同士って喧嘩をしてしまうのでしょうか?
ケンカしたら、どうしたらいいのでしょうか?
オスが土に潜ったままの場合は?
オスとメスならケンカはしない?
ここでは、こんな疑問の答えをまとめています。
カブトムシのオス同士は喧嘩する?
まず、カブトムシのオスを2匹など複数一緒に飼育した場合、喧嘩をするのかですが、してしまいますね。
ケースにカブトムシのオス同士を入れていると、毎晩のように激しく喧嘩をしていたりします。
2匹のオスが一緒の場合も、3匹4匹・・・と何匹ものオスを一緒にした場合も喧嘩します。
放っておけばそのうち喧嘩をしなくなって仲良くなるということもなく、そのままではどちらかが弱ってしまいますので、注意が必要です。
喧嘩で致命的なダメージを負ってしまったら、次の日にはもう・・・ということもありますよ。
喧嘩で負けている方のオスが命を落としてしまうだけではなく、勝った方も弱って命を縮めてしまうこともあります。
それくらい、カブトムシのオス同士の喧嘩は消耗が激しいです。
ですから、カブトムシのオス同士は一緒にはせず、1匹ずつ分けて飼育したほうがいいですね。
オス同士を一緒にしていても喧嘩しない方法というのは、残念ながらないです。
あるとすれば、ケースの中に間仕切りを入れて、オス同士が接触できないようにするくらいでしょう。
カブトムシのオスの一方が潜ったままになることも
カブトムシのオス同士を一緒のケースなどに入れていると、一方のオスがマット(土)に潜ったまま、全然出てこなくなることもあります。
その場合も、喧嘩で負けてしまったオスが潜ってしまっているんですね。
カブトムシは夜行性ですから、昼間は土によく潜っているのですが、こうしたオスは、夜になっても潜ったままでいます。
大きい方のオスは夜になると出てきて活発に動き回るのに、小さい方のオスは潜ったままだったりしますね。
放置しておくと、何日もそういう状態が続いたりしますので、カブトムシのオスは分けて飼育してあげてください。
カブトムシのオスとメスはケンカするの?
カブトムシのオス同士は1匹ずつ分けるようにして、オスとメスを一緒に入れるようにするといいですね。
オスとメスの割合ですが、オス1匹に対して、メスは2匹3匹と、何匹入れても構いません。
大抵の場合、餌場でオスとメスが鉢合っても、オスがメスに場所を譲ってやったりして、ケンカをすることはほぼありません。
ただし、カブトムシのオスとメスでも、まれにケンカをすることもあります。
オスがメスを追いかけ回して、角でひっくり返してしまったりします。
ケンカというより、オスによる一方的な攻撃ですね。
オスがメスを攻撃するようになる原因は、産卵のための準備が済んでいるかどうかにも関係しているようです。
産卵の準備が終わっていると、オスがメスを攻撃するようになることがあるようです。
単に相性が悪いだけかもしれませんが、どちらにしても、そのような場合は別々にして、しばらく様子を見たほうがいいでしょう。
放っておくと、メスが弱ってしまいます。
まとめ
カブトムシのオス同士は、一緒にすると喧嘩をしてしまいます。
放置しておくと弱ってしまいますので、カブトムシのオスは1匹ずつ別々に飼育しましょう。
オスとメスは、一緒にしてもケンカをすることはほぼありませんが、オスがメスを攻撃することもあります。
その場合も、別々にしてしばらく様子を見ましょう。