暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
暑さに参ってしまって夏バテ気味という方もいらっしゃるのでは? 私も夏の暑さは苦手だったりします。
そんな時には、食事で夏バテ対策をするのが一番です。特におすすめなのはゴーヤチャンプル。
ゴーヤって夏バテ対策になる栄養が豊富なんですよ。
あの苦味が苦手という人も食べやすくなる、苦くないレシピも紹介しますので、是非試してみてください。
ゴーヤチャンプルは夏バテ対策にも優れた料理!
夏バテ対策に効果のある料理というと、真っ先に思い浮かぶのはうなぎだったりするかもしれませんが、夏バテに効くのはうなぎだけではありません。
ゴーヤも夏バテ対策にとてもいいんですよ。
あの独特の苦味のために好き嫌いが分かれるかもしれませんが、夏バテ対策だけではなく、美肌や老化防止にも効果があるので、是非食べて欲しい食材なんです。
最近ではグリーンカーテンでゴーヤを育てている家庭も結構ありますよね。
自然のカーテンで暑さ対策をして、ゴーヤの実も食べれば一石二鳥です。
ゴーヤチャンプルのどんな栄養が夏バテ対策になるのか、次の章で紹介しますね。
ゴーヤチャンプルにはこんな栄養が含まれてます
ゴーヤチャンプルに使うゴーヤには、こんな栄養が含まれています。
ビタミンC
カルシウム
カリウム
マグネシウム
モモルデシン
ビタミンCが多く含まれる食材としてはレモンが有名ですが、実はゴーヤには、レモンよりも多くのビタミンCが含まれているんですよ。
レモン果汁に含まれるビタミンCが100gあたりにつき50mgなのに対し、ゴーヤには、100gあたり76mgも含まれています。
ビタミンCには抗酸化作用があり、体内でコラーゲンが生成されるのを助ける働きもあります。
こうした働きが老化防止・アンチエイジングといった美容だけでなく、疲労回復にも効果を発揮してくれるんです。
抗酸化作用による疲労回復効果が夏バテ対策になるんですね。ビタミンCがレモンよりも多く含まれるゴーヤを使ったゴーヤチャンプルは、まさに夏バテ対策にうってつけです。
ゴーヤに含まれるビタミンCは、他の野菜とは違って熱に強いという性質があるので、料理の食材に使うのにもとてもいいんです。
それだけではありません。
『モモルデシン』という聞き慣れない栄養素があることに気づいていただけたでしょうか?
このモモルデシンというのが、実はゴーヤの苦味の正体なんですね。
でも、このモモルデシンも夏バテ対策に効果を発揮してくれるんです。
モモルデシンは胃液の分泌を促し、食欲を増進してくれます。更に肝機能を高めてくれる効果もあるんですよ。
こうした効果が夏バテに効くんですね。
更にゴーヤには、動脈硬化予防やがん予防、血糖値を下げてくれる効果もありますから、食べないと損!
でもあの苦味はどうしても好きに慣れないという人のために、ゴーヤチャンプルの苦くないレシピを紹介しますね。
ゴーヤチャンプルの苦くないレシピを紹介!
ゴーヤの苦味を取るには、塩もみすればいいんです。
塩は後で洗い流しますから、多めに使っても塩分が多くなリすぎる心配はありませんよ(^^)
更に、チャンプルに玉ねぎも入れれば、甘みが増して苦味をもっと感じなくなります。
では、ゴーヤチャンプルの苦くないレシピを紹介しますね。
<材料>
・ゴーヤ 1本
・玉ねぎ 半分
・ニンジン 1/3
・豚肉かスパム 1/3缶
・木綿豆腐 半分
・卵 1個
・塩
・こしょう
・しょうが
・ニンニク
・醤油
・だしの素
<作り方>
1 ゴーヤのヘタを落とし、縦半分に切って中のワタをスプーンを使ってくり出します。
2 薄切りにしたゴーヤを塩もみし、10分程置いて苦味を取ります。
3 玉ねぎ、ニンジン、豚肉(もしくはスパム)を適当な大きさに切ります。
4 先ほど塩もみしておいたゴーヤを水洗いします。
5 油を敷いた熱したプライパンにしょうがとおろしニンニクを入れ、ゴーヤを炒めます。
6 だしの素を加えて、焦げないように焼きます。しばらく経ってから水を加えて蒸し焼きにします。
7 水分が飛んだら、玉ねぎ、ニンジン、豚肉(もしくはスパム)を投入。
8 フライパンの食材に火が通ってきたら、手で崩しながら木綿豆腐を入れ、こしょうと醤油で味付けします。ゴーヤを塩もみしたので、ここで塩を使う必要はありません。
9 全体になじませたら、卵でとじて完成です☆
これで、ゴーヤチャンプルも苦くなくなります。苦いのが苦手な子供でも、このゴーヤチャンプルはおいしいと言って食べてくれましたので、是非試してみてください(^^)
まとめ
ゴーヤはレモン以上にビタミンCが豊富で、胃液分泌・食欲増進・肝機能向上の効果のあるモモルデシンという栄養も多く含まれています。
ですから、ゴーヤを使ったゴーヤチャンプルは、夏バテ対策にピッタリ!
ゴーヤを塩もみし、玉ねぎを加える事で苦味も抑えられますので、あの苦味が苦手という方も、苦くないレシピで是非ゴーヤチャンプルを作ってみてください。