京都の紅葉の名所の一つである東福寺には、紅葉の時期だとシーズン合計で約40万人もの人が訪れます。
混雑することは必至と思われる観光スポットですから、できれば混んでいる時間帯は避けて行きたいですよね。
ここでは、紅葉の時期の京都東福寺について、次の情報を紹介しています。
・紅葉の時期の東福寺は、朝なら混雑はしていないの?
・紅葉時期でも東福寺が混雑していない時間帯や時期は?
・東福寺の御朱印は、紅葉の時期だと墨書はしてもらえない?
東福寺の紅葉時期の混雑は朝だとどうなの?
東福寺の参拝時間は、紅葉が見頃の時期だけいつもより30分早くなります。
東福寺の参拝時間
4月~10月末 9:00~16:00 (参拝受付は16:00まで)
11月~12月初旬 8:30~16:00 (参拝受付は16:00まで)
12月初旬~3月 9:00~15:30 (参拝受付は15:30まで)
混雑を避けて東福寺の紅葉が見たいなら、開門時間の朝8時30分ごろに行けばいいのかな? それとも、それよりももっと早い時間帯に行けばいいのかな? と悩むところだと思います。
確かに、東福寺は朝の時間帯が一番空いていて、混雑は昼間ほどひどくないですよ。
開門時間の8:30くらいになると結構混んできますけど、開門の1時間前くらいに行けば、大した混雑ではありません。
ですので、東福寺に朝早く行って混雑を避けたいのでしたら、開門の1時間前くらいに行くといいでしょう。
他の観光名所同様、平日よりも土日祝日のほうが混み合いますから、できれば平日の朝、開門前に行けるといいですね。
でも、朝早く、開門1時間前くらいに行けば、週末でもそこまでの混雑ではありません。
紅葉の時期の東福寺に土曜日の朝に行ったときは、開門1時間前の時間帯には30人くらい並んでいるだけでしたよ。
平日の開門1時間前に行くと、当然それよりももっと空いています。
混雑する時間帯だと、もみじを見に来たのだか人の頭を見に来たのだかわからない状況になりますが、写真もいい状態で撮影できるくらいゆったり回れます。
(境内での三脚を使った撮影は禁止されているのでご注意ください)
平日でも、それから2時間くらいかけてゆっくり紅葉見物をしたのちに外へ出ると、もう結構な混雑になっています。
紅葉の時期の東福寺になるべく混雑を避けていきたいなら、開門1時間前(朝7:30)頃までに行きましょう。
東福寺の混雑がひどくない時間帯と時期は?
紅葉が見頃の時期の東福寺は、時間帯はもちろん、時期によっても混雑状況が変わってきます。
いつ頃が混雑いていて、いつ頃が空いているのかも紹介しますね。
東福寺の紅葉が楽しめる期間は、11月上旬から12月初旬の約1ヶ月です。
その期間の、東福寺の混雑状況を軽い順に並べると、次のようになります。
11月上旬 (空いてる!)
12月初旬
11月中旬
11月下旬 (すごく混んでる!)
紅葉が最も見頃を迎える11月中旬の終わり~11月下旬が最も混雑して、その前後の期間は比較的空いているんですね。
次に、紅葉が見頃の時期の東福寺が混雑する時間帯です。
空いている順に時間帯を並べると、次のようになります。
早朝 (空いてる!)
早朝以降の午前
午後 (混んでる!)
前の章で紹介したように、8時30分の開門より前の時間帯に行くと一番空いています。
開門時間以降の午前の時間帯になると結構混んできますね。
そして、時間帯的には一番行きやすい午後が最も混雑します。
混雑を最大限避けたいなら、紅葉の見頃の時期を外れた11月上旬か、12月初旬の平日早朝がいいんでしょうけど、一番の見頃時期の11月下旬早朝でも心配はいりませんよ。
東福寺の混雑事情は、一番混む時期、混む時間帯でも、並び始めてから入場券を購入するまで約45分ほど。
それから境内に入って紅葉を見物するのに約1時間ほどですから、トータルで2時間みておけば大丈夫なんです。
一番混雑する時期や時間帯でもその程度ですから、紅葉が一番見頃の11月下旬でも、平日、土日祝日関わらず、混雑を避けたいなら開門1時間前くらいに行っておけば問題はないでしょう。
最大45分程度並べばいいだけなのだったら別に朝早く行く必要もないなと思うのでしたら、時期や時間帯は気にせずに、好きなときに行けばよいでしょう。
開門前に1時間くらい並んでおけば、その分境内は空いていて紅葉が見やすいですけどね。
11月中旬ごろの、紅葉の色づきが三分~四分という時期だったら、平日だとずいぶん空いているので、紅葉がいまいちでもいいなら、見頃を外れた時期に行ってみるのもいいでしょう。
東福寺の御朱印は紅葉の時期だと書き置きのみなので注意!
京都東福寺の御朱印というと、通常の御朱印である『大仏寶殿(だいぶつほうでん)』や、JR東海企画の青もみじ&御朱印めぐりツアーの限定御朱印などがあります。
紅葉シーズン限定の御朱印もあるのですが、残念ながらそれは手書きの墨書きではないんですね。
書き置きの授与だけとなっています。
東福寺のサイトを見てみたら、11月1日~12月11日までは、手書きの墨書き御朱印は中止と書かれていました。
紅葉の時期は拝観者が多いでしょうから、仕方ないのでしょうね。
東福寺のサイトよると、観楓拝観期間中の11月1日~12月4日、御朱印に紅葉印を押し授与します、とのことでした。
(※時期によって情報が変わっている場合もあります。最新情報は東福寺のサイトなどで確認してください)
知らずに行ったら、「スタンプだと知っていたら頼まなかったのに・・・」とガッカリしてしまうかもしれませんので気をつけてください。
まとめ
紅葉の時期の東福寺は、8:30の開門よりも1時間くらい早い朝の時間帯に行くと混雑を避けられて、境内の紅葉もよく見られますよ。
しかし、最も混雑する時期や時間帯でも、入場券を購入するために並ぶ時間は約45分ほどです。
ですので、東福寺の混雑については、そこまで不安にならなくてもいいのではないかと思います。
混み合う時間帯に行くと、紅葉を見に行ったのか、人の頭を見に行ったのかわからないですけどね。
紅葉の時期は、東福寺の御朱印は書き置きの授与だけとなっていますので、知らずに行ってガッカリしないようにしましょう。