あさりを買ってきたり、潮干狩りで採ってきたりしたはいいけど、砂抜きの方法がわからないと困ってしまいますよね。
砂抜きを上手くやらないと、食べた時にジャリッとしてしまいます。
せっかくのあさりがそんなふうになってしまったら残念。
あさりの砂抜きの方法や注意点、コツをご紹介しますので、参考にどうぞ。
あさりの砂抜きの方法!食べた時にジャリッとしないために
まず、あさりを浸けておく塩水を自分で作る場合は、塩分濃度を3%にして下さい。
塩分濃度は非常に重要です。濃度がちょっとでも高くなって5%くらいになっても、あさりは死んでしまいます。
量りできちんと量って3%の塩水を作りましょう。
3%というのは、水1リットルにつき塩32gほどです。
容器の中で、あさりが浸かるくらいの塩水を用意して下さい。
次に、あさりを塩水に浸す方法ですが、この時、あさりを塩水の入ったボウルなどに直接浸けるのではなく、あさりをザルに入れてから、そのザルを塩水で満たしたボウルなどに入れるのがコツです。
貝が水の中で重なっていると、上の貝が吐いた砂を下の貝が取り込んでしまいます。
ですから、10分くらいしてから一度ザルを揺すって、砂を下に落としてやるといいのです。
ザルを揺するとあさりが潮を吹くのをやめてしまいますが、しばらくするとまた潮を吹き始めるので大丈夫ですよ。
あさりの砂抜きは何時間くらいすればいいの?
あさりの砂抜きはどのくらいの時間やればいいのかですが、一晩とか、そんなに長い時間やる必要はありません。
あまり長時間砂抜きをすると、あさりの体力が弱って味も落ちてしまいます。
また、時間が長すぎると水の中が酸欠状態になって、あさりが死滅してしまいますので気をつけましょう。
時間は、1時間から2時間くらいです。
あさりの砂抜きの時は暗くした方がいいの?
あさりは暗いほうが潮を吹いてくれるので、ボウルの上に古新聞などを乗せたり、ボウルを大きい鍋に入れて蓋をするなどして暗くしてやりましょう。
吹いた潮で周りが濡れるのが気になる場合は、あさりを入れた容器を浴室に置くといいです。
また、あさりは意外と音に敏感なようですので、あまりうるさいと潮を吹いてくれません。
砂抜きが終わるまで、少し静かにしていましょう(^^)
まとめ
砂抜きの仕方をちょっと間違うと、あさりは死んでしまったり、砂が残ったりして残念な結果になってしまいます。
特に、塩分濃度と時間に気をつけて美味しいあさり料理を作って下さい。
それと、調理前に死んでしまった貝は危険ですから食べないでくださいね。