曲げわっぱのお弁当箱ってレトロな感じがおしゃれですし、普通のプラスチックのお弁当箱よりもおいしそうに見えていいですよね。
でも、木でできているものですから、お手入れが大変なんじゃないかと購入前に心配になってしまう方も多いのではないでしょうか。
お手入れにちょっと気をつければ、曲げわっぱのお弁当箱も長く使えますし、シミやカビ等で汚れてしまうこともありません。
ここでは、そのための方法やコツ、注意点をご紹介します。
曲げわっぱのお弁当箱の手入れは大変?注意すべき点はここ!
木でできているものですから、プラスチック製のお弁当箱とは違い、手入れが大変なのではないかと心配してしまう方も多いかもしれませんね。
でも、それほど難しくはないですよ。
帰ってから15分位水に浸けておいて、その後普通に洗剤とスポンジで洗ってから乾かすだけです。
水に浸けておくと言っても、洗い桶などに長時間浸け置きしておいてはいけません。
洗わないまま放置しておくとシミができてしまう場合がありますので、その日のうちに洗いましょう。
洗ったあとに濡れたまま伏せておくのもいけません。洗ったあとは布巾で水気を拭き取り、上向きに置いて乾かします。
蓋をかぶせるのは、完全に乾いてからにしてください。
よく乾かすことが大切ですが、食器乾燥機の使用はNG。洗うのに食洗機を使ってもだめですよ。
乾かし方が不十分なまましまっておくとカビが生えてしまいますが、プラスチック製のお弁当箱のように漂白剤を使うことはできませんので気をつけて下さい。
曲げわっぱのお弁当箱にはこんなメリットがある
見た目がおしゃれなだけではなく、曲げわっぱのお弁当箱にはプラスチック製のお弁当箱にはないメリットがあります。
それは、木でできているため、弁当箱の中の水分を適度に吸ってくれて、ご飯が美味しく保たれるということです。
夏場はご飯が傷みにくいですし、冬場はご飯が固くなりにくく、まるでおひつのご飯を食べているようです。
…と言っても、普段おひつでご飯を食べているわけではないのですが、きっとおひつのご飯はこんなに美味しいんだろうなというくらい味が違いますので、是非曲げわっぱのお弁当を一度お試し下さい(^^)
曲げわっぱのお弁当箱はレンジでチンしても大丈夫?
曲げわっぱのお弁当箱はレンジで温めても大丈夫なのかですが、これはやってはいけません。
曲げわっぱは天然の木でできているため、内部にわずかながら水分が含まれています。
その水分をレンジで蒸発させることは、わっぱの品質を保つ上でよくはありません。
また、合わせ目の部分に使われている金具が熱くなり、木の部分を焦がしたりしてしまうかもしれません。
そもそも、曲げわっぱのお弁当箱を使うメリットは、冷めてもご飯が美味しく保たれることにあります。
レンジで温めることに使ってしまっては、曲げわっぱを使う意味がなくなってしまいますので、やめておいたほうがいいでしょう。
まとめ
曲げわっぱのお弁当箱を使うと、ご飯が美味しく保たれるだけではなく、見た目もより美味しそうに見えるんですよね。
ちょっとした手間で曲げわっぱも長く使えますので、是非試してみてください。