母の日に温泉旅行をプレゼントするというのも、とってもいいですね。
贅沢な贈り物に、お母様もきっと喜んでくれることと思います。
でも、旅行をプレゼントする時に気になるのが、果たして、旅行券とカタログギフトのどちらがいいのだろうかということ。
ここでは、旅行券とカタログギフトについて詳しく解説しています。
せっかくの母の日の温泉旅行プレゼントが残念なものにならないように、参考にしてください。
母の日に温泉旅行をプレゼントしたい場合 旅行券とカタログギフトのどちらがいいかが問題
母の日に温泉旅行をプレゼントするのなら、父の日と合同ということにして、両親一緒に行ってもらうっていうのもいいですね。
そこで、旅行券やカタログギフトのプレゼントということになりますが、それらについて詳しくないと、
「この券って旅行先で使えないの?」
「値段の割に、宿のお料理がショボかった」
「温泉に行く以前に、旅行の予約に行くのが大変」
・・・なんてことにもなりかねません。
せっかくプレゼントした温泉旅行なのに、お母様がそんな思いをしてしまったら申し訳ないですよね。
ですから、母の日の温泉旅行プレゼントを最高の贈り物にするために、旅行券とカタログギフトの注意点や、メリット・デメリットをしっかり知っておいて下さいね。
それらをよく理解した上で、旅行券とカタログギフトのどちらがいいのか、旅行券だったら、どこの物がいいのかを決めましょう。
母の日に旅行券で温泉旅行をプレゼントしたいならココに注意!
まずは旅行券について説明していきますね。
旅行券を買ったり使ったりしたことがない方もいるでしょうから、基礎中の基礎から解説します。
旅行券というのは、わかりやすく言うと、『旅行代理店で使うことのできる商品券』です。
旅行券が使えるのは旅行代理店(旅行会社)であって、ホテルや旅館などでの支払いの時に直接使えるものではないですからね。
旅行券にはいくつも種類があって、JTB、阪神交通社、日本旅行、H.I.S、近畿日本ツーリストなどから出ています。
こういった旅行券は、例えばJTBの旅行券だったらJTBでしか使えません。他の旅行券も同様です。他社での支払いには使えません。
旅行券はどこで買えるのかですが、JTBの旅行券だったら、JTBか、JTBと表記されている特約店で購入できます。
近畿日本ツーリスト(KNT)の旅行券だったら、買えるのはKNTですね。
金券ショップでも若干安く旅行券を買うことはできますが、プレゼント用のラッピングは自己負担ですから、それを考えたら普通に旅行会社で買ったほうがいいかもしれません。
購入するときには、JTBとかに行って、「○万円分の旅行券をください」と言えば買えますよ。
JTBだったら、1000円、5000円、1万円の3種類の旅行券があって、使用期限はなく、使った時にお釣りも出ます。
どこの旅行券がいいのかですが、これはお母様が住んでいる所の近くに、どの旅行会社があるのかによります。
温泉旅行を予約するときには旅行会社に行かないといけませんから、遠かったら面倒をかけてしまいますよね。
そうなっては、せっかくの母の日プレゼントが残念なものになってしまいます。
親元から離れて暮らしているのでしたら、その点にも注意しましょう。
でも大抵の場合は、JTBの旅行券で大丈夫じゃないかなと思います。
JTBでしたら全国に支店がありますし、契約している施設も日本一じゃないかってくらい多いです。
それに、JTBだったら、飛行機と鉄道、両方の旅行に使えます。その点でも使い勝手がいいですね。
お母様がお住いの地域のショッピングセンターにもJTBが入っているかもしれません。
近くにJTBがあるのでしたら、母の日温泉旅行プレゼントの旅行券には、JTBを選んでおけばいいと思いますよ。
JTBの旅行券を選ぶ際には、注意点がいくつかあります。
まず、JTB旅行券を購入する際には、カードは使えません。現金のみです。
それと、こちらが特に気をつけてほしい点なのですが、JTBには、旅行券とは別に、『JTBナイスギフト』という券があります。
これが紛らわしくて、旅行券のような物だろうと思って、うっかり買ってプレゼントしてしまうと、お母さんがガッカリしてしまう可能性大なんです。
JTBナイスギフトというのは、旅行券ではなく、商品券(買物券)なのですが、買物だけではなく、旅館やホテルでも使えるんです。
それだけを聞いたら、旅行だけではなく、買物にも使えるんだったら便利でお得じゃないか! じゃあ、母の日のプレゼントはJTBナイスギフトにしよう! って思うかもしれませんね。
でも、このJTBナイスギフトって、旅行に使えるとは言っても、JTBの旅行会社では使えないんです。
ごく一部の大手ホテルや有名旅館での直接の支払いに使えるだけなので、使い勝手はいいとは言えません。
ですから、それを知らずにJTBナイスギフトを買って母の日にプレゼントしてしまうと、お母様が温泉旅行を予約しようとしてJTBに行った時に、「この券はこちらでは使えません」と言われてしまいます。
あるいは、旅行先で宿泊代や買物に使ってねと言って渡しても、JTB加盟のお店ではないから買い物ができないし、旅館でも使えないというということにもなりかねません。
JTBナイスギフトというのは、カード会社のJCBと共同で発行している商品券で、中身はJCBギフトカードと同じです。
JTBの旅行券を購入する際には、このJTBナイスギフトと混同しないようにくれぐれも気をつけてくださいね。
母の日にカタログギフトで温泉旅行をプレゼントするのはオススメできない理由
次に、カタログギフトについて説明します。
カタログギフトというのは、カタログに載っている旅行(今回の場合なら温泉旅行)の中から好きな所を選んで、好きな日程で行けるという物です。
旅行券のように金額は出ていませんから、受け取ったお母様が「こんなに高いものを……」と遠慮してしまうことにはなりにくいですね。
旅行券だけをプレゼントされるのとは違って、カタログギフトでしたら写真も載っていますから、見る楽しみがあり選びやすいというのもメリットとして挙げられるでしょう。
でも、カタログギフトって、旅行券に比べるとデメリットも多いです。
・土日、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆などにはプラス料金がかかる
(平日に休みが取れる人じゃないと、損した気分になりますね)
・JTBの予約センターに電話して予約しないといけない
(ネット予約はできなくて面倒)
・カタログに載っている宿はイマイチ
(カタログ会社の中間マージンが発生するため、割高になっているんです)
こうしたデメリットがあって、泊まれる宿の選択肢が限られる上、額面に比べると部屋のグレードや料理の質が下がってしまうのがカタログギフトの温泉旅行なんです。
部屋や料理がしょぼい上に、土日などで更にプラス料金まで取られてしまっては、せっかくの母の日の温泉旅行プレゼントもガッカリですよね。
カタログギフトの旅行だとどのくらい割高になってしまうのかというと、5万円のプランが、ネットで調べてみると2万円くらいだったりします。
ですから、母の日に温泉旅行をプレゼントしたいと思っていて、旅行券とカタログギフト、どっちがいいのかなあと悩んでいるのなら、旅行券の方が断然いいでしょう。
まとめ
母の日に温泉旅行をお母様へ贈りたいと思っているのでしたら、プレゼントするのはカタログギフトよりも旅行券がいいでしょう。
お母様とお父様、2人で行ってもらうのもいいですね。
ご両親が旅行の予定を立てるのが苦手でしたら、アナタが旅行プランを練るのを手伝ってあげるのもいいのではないでしょうか。
あるいは、旅行券と一緒にガイドブックやツアーパンフレットをプレゼントしてあげるのもいいと思いますよ。