シールを剥がすと跡が残ってしまって、なかなか落ちないんですよね。
シールを貼る場所にもよりますけど、ガラスのシールの跡の場合、どうやって落とせばいいのでしょうか?
白いカスとかベタベタとか、そのままなのは嫌ですよね。
ここでは、手近な物を使った、ガラスのシール跡を落とす方法を紹介します。
ガラスに貼ったシールの跡はどうすれば落とせる?
貼ってあったシールを剥がした跡に残る、白い残りカスやベタベタを落とす方法はいくつもあります。
どこの家庭にもありそうな手近なアイテムで試せる物もありますから、気になった方法を試してみて下さい。
・消しゴム
消しゴムでこするという方法です。
凹凸のあるガラス窓などではやりにくいでしょうが、表面が平らなガラスだったら消しゴムでこすりやすいでしょう。
ガラスに残ったシール跡が広範囲だと大変なので向かない方法ですけど、小さな範囲だったら消しゴムを使うのが一番お手軽だと思います。
ちなみに、ガラスだけではなく、CDケースなどに残ったシール跡も消しゴムで落とすというのは、私はよくやります。
ただし、表面がつや消しのプラスチックの場合、消しゴムでこすると摩擦熱でこすった所がピカピカになってしまうので気をつけて下さい。
・ハンドクリーム
ハンドクリームの他、白色ワセリン、メンソレータム、メンターム、塗ると油っぽくなる軟膏も使えます。
こうしたクリームをガラスのシール跡に塗布し、しばらく放置します。
残ったシール跡が柔らかくなったら、後はティッシュ等で拭き取るだけ。
シール跡を落とした後で油分が残っていたら、薄めた中性洗剤で拭き取って下さい。
ハンドクリーム等を使う方法は、時間が経ってしまっていてシール跡が固くなっている場合にはうまくいきませんが、そうではないならお手軽に試せますよ。
・布製のガムテープ
布製のガムテープをシール跡の上に貼り付けて、剥がしたりまた貼ったりを繰り返す方法です。
紙製のガムテープを使うと、そのガムテープ自体までガラスに残ってしまうかもしれませんから気をつけましょう。
この方法も、布製のガムテープが家にあるなら簡単に試せますよね。
・お酢
ガラスのシール跡の上にお酢を染み込ませたキッチンペーパーをかぶせて、その上から更にラップやビニールをかぶせ、お酢がすぐに乾かないようにします。
キッチンペーパーがなければ、ティッシュ等でも構いません。
その状態で、10分~30分ほど放置しましょう。
そうすると、シール跡の糊が柔らかくなって簡単に落とせるようになりますよ。
プラスチックのヘラや割り箸を使ってこすり落としましょう。
この方法も、シール跡の程度によって、落ちやすさが変わってきます。
跡になってから時間が経ってしまっていて落ちにくそうだったら、お酢を塗る作業をする前に、シール跡の部分をドライヤーで温めてみてください。
そうすれば、シールの粘着剤が緩くなって落ちやすくなります。
・ジッポオイル
ジッポのライターのオイルです。
ジッポオイルの他、灯油でも同様の方法でシール跡を落とせますよ。
この場合も、ジッポオイルや灯油を染み込ませたキッチンペーパーやティッシュなどをガラスのシール跡に貼って、その上から更にラップやビニールをかぶせて覆います。
その状態で、数十秒~1分程度放置して、プラスチックのヘラや割り箸を使ってこすり落とします。
ジッポオイルや灯油を使った方法も、時間が経ってシール跡が固くなっていると落ちにくいです。
その場合は、シール跡をドライヤーで温めて、シールの粘着剤を緩めてから作業してみて下さい。
灯油やオイルを塗ってからドライヤーで加熱したら、発火しそうで怖いですから、やめたほうがいいと思います。
それと、きついニオイが部屋に充満して気分が悪くなる恐れがありますから、窓を開けて、十分に換気をよくして作業してくださいね。
ジッポオイルはコンビニにも売ってる?
ガラスのシールの跡を落とす方法の一つがジッポオイルを使うというものですが、家にはないという人も多いかと思います。
ジッポのライターを使っていないと、ジッポオイルなんて家にないですよね。
ジッポオイルは、コンビニにも売ってるんですよ。
大と小のサイズがあって、大サイズのジッポオイルが1000円くらい、小サイズのジッポオイルが500円くらいですね。
お近くにドンキホーテがあるなら、そちらのほうが安いかもしれません。
ガラスのシール跡落としに使うなら、小さいジッポオイルでいいでしょう。
シール跡の面積があまりに大きいなら、大サイズのほうがいいかもしれませんけどね。
状況に応じで選んで下さい。
ジッポオイルは100均に売ってる?
実は、ジッポオイルはダイソーなどの100均にも売ってるんです。
安く済ませたいなら、そちらのほうがいいですね。
100均のジッポオイルは『オイルライター専用オイル』という名前で販売されていて、容量は100mlです。
ちなみに、オイルライター専用の発火石もダイソーに売っていましたよ。
純正のジッポオイルと100均のジッポオイルでは、品質の違いはどうなのかというと、着火性については差は感じませんね。
ただ、ダイソーなどの100均のものだと揮発しやすいようにも感じます。
容器に残ったジッポオイルが、100均の物だと1年ほどで揮発して空っぽになっていたことがあります。
ガラスのシール跡を剥がすのに使う分には関係ないでしょうけどね。
コストパフォマンスに関しては100均の物が断然優れていますから、お近くの100円ショップにオイルライターの専用オイルが売っていたら、シール跡を落とすのに試してみてもいいでしょう。
まとめ
ガラスに残ったシール跡の落とし方には、いろいろな方法があります。
一番お手軽なのは消しゴムを使った方法だと思いますが、これは面積が広いと大変ですから、状況に合ったやり方を試してみて下さい。
ジッポオイルや灯油を使う場合は、窓を開けて十分に換気をして作業してくださいね。
酢を使う場合も、ニオイがしばらく部屋に残りますからご注意を。