車を運転する際には、当然交通事故なんか起こしたくないですから、もちろん安全運転には細心の注意をはらいますよね。
でも、気をつけすぎるくらいに気をつけていても、交通事故を起こしてしまう人も少なくありません。
スピードを出しているわけではないのに、どうして私は事故を起こしてしまうんだろう……と落ち込んでしまうかもしれませんが、それは動体視力の低下が原因の可能性もあるんです。
交通事故を起こしたくない! どうすればいいの?
スピードは出さないようにして、交通ルールももちろん守って、目的地までの道順も安全なルートを考えて……と、細心の注意を払っていても交通事故を起こしてしまう人って結構います。
そういう人に多いのは接触事故ですね。
見通しの悪い交差点で、横からスピードを出して来ている車に気づかず、ブレーキを踏むのが遅れてしまうなどのケースなどです。
車との接触事故のような物損事故も大変ですけど、飛び出してきた子供に気づくのが遅れて、人身事故なんかを起こしてしまったら……。
交通事故を起こしてしまったらかなりショックで、もう車の運転なんかするのが怖くなってしまうこともあるでしょうけど、車がないと生活できない地域に住んでいたらそうもいきませんよね。
交通事故を起こさない方法としては、次のようなことが言われています。
・速度は抑える
・周囲の状況をしっかり確認する
・煽られたりしても腹を立てず、自分のペースを保つ
・人に迷惑をかけない運転を心がける
どうでしょうか? 交通事故を起こしたくない! と、とても気にしているあなたでしたら、これらのことは言われなくてもしっかり守っているのではないでしょうか?
では、どうして気をつけていても交通事故を起こしてしまうのでしょうか?
実は、動体視力の低下も交通事故に大きく関わっているんです。
自分には車の運転は向いていないのではないかと落ち込む前に、あなたの動体視力はどうなのか、確認してみてください。
動体視力の低下が交通事故の原因である場合も!
自分の動体視力はどれくらいなのか、こちらの動画でテストすることができます。
どうでしょうか? 横からすばやく流れてくる数字が全て見えたでしょうか?
十字路などで横から出てきた車や自転車などに気づくのが遅れてしまうなどの人は、こういうテストも苦手なのではないでしょうか。
動体視力というのは、15歳~20歳までが発達のピークで、それ以降は段々と低下してしまうといいます。
70歳以上になると普通免許の更新時に動体視力の検査を受けますが、それも、動体視力の衰えが交通事故の原因になると考えられているからです。
動体視力というのは、野球、サッカー、テニス、バドミントン、卓球、ボクシングなどの、速いボールの動きを追ったり、素早い相手の攻撃を見極めないといけないスポーツをやっていると培われます。
では、そんなスポーツをやっていない人は動体視力をどうしようもないのかというと、そんなことはありません。
動体視力を鍛える方法もいくつかあるので紹介しますね。
・電車の中から電柱や看板を目で追う
走っている電車の中から外を眺めていると、近くの景色がすごいスピードで流れていきますよね。
線路脇に立っている電柱や、線路近くの看板などをはっきり見えるように目で追っていると、動体視力のトレーニングになりますよ。
・車に乗っているときに看板や対向車のナンバーを見る
これも、高速で過ぎ去っていく物をしっかり見えるように目で追うことで動体視力を鍛えるトレーニングです。
余裕があれば、車のナンバーを瞬時に足し算すれば、脳トレにもなりますよ。
ただし、これは自分で車を運転しているときにはやらないでくださいね。
・ボールに文字を書いて読み取る
白いボールに数字や文字などを書き、それを投げたり転がしたりして、そこに書かれた文字を目で捉え読み上げます。
どうでしょうか? やりやすそうな動体視力トレーニングはあったでしょうか?
電車通勤をしているのでしたら、電車でのトレーニングがやりやすそうですよね。
でも、電車を毎日利用しているわけではないし、他の人の運転する車に乗る機会もめったにないし、ボールのトレーニングは面倒臭そう……という人も多いのではないでしょうか?
そこでおすすめしたいのですが、かけているだけで動体視力が鍛えられるメガネというのがあるんです。
かけるとレンズ部分が点滅して見えにくくなることで眼筋が鍛えられ、動体視力がアップする効果が期待できるというものなんです。
読売ジャイアンツ、広島東洋カープなどプロ野球チームや、サッカーJ1、ドイツ、スイス、オランダのサッカー1部リーグ、テニス、卓球、F1ドライバーなど、各界のプロスポーツ選手も導入しているんですよ。
動体視力だけではなく、周辺視、反射神経も鍛えられますから、交通事故を回避する能力が向上する効果も期待できます。
交通事故を起こしたくないとお悩みでしたら、取り返しのつかない事故を起こしてしまう前に、ぜひ試してみてください。
▽1回5分、週に1・2回でいいというお手軽さです▽