お風呂の床にこびり付いた白い汚れや黒ずみってなかなか落ちなんですよね。
ついでにピンク色のヌメリ汚れまであったりして、もうウンザリ。
でも、床の白い汚れや黒ずみって、普通のお風呂用洗剤で落ちるものじゃないんですよ。
その頑固な汚れも、アレを使えばスッキリ落とせるかもしれません!
洗剤では落ちなかったという人も、洗剤じゃないあの最終兵器を試してみて下さい(^^)
お風呂の床の白い汚れってどうやれば落とせるの?
お風呂の床にこびり付いて、お風呂用の洗剤でいくらこすってもなかなか落ちない、あの白い汚れってなんなんでしょう?
床が濡れてると目立たないから、掃除してきれいになったかなって思っても、床が乾いたらまた浮き出てくるんですよね^^;
お風呂の床の白い汚れの正体は水垢です。
水に含まれるカルシウムが原因で発生するものなのですが、アルカリ性なので、普通のお風呂用洗剤でいくらこすってもなかなか落ちないんです。
アルカリ性の白い汚れを落とすには、酸性の洗剤を使う必要があります。
ですから、酸性ではないカビキラーのような洗剤でも、お風呂の床のあの白い汚れは落ちないんですね。
酸性の洗剤だと、クエン酸があります。
洗剤ではなくても、キッチンにあるお酢も酸性ですからアルカリ性の汚れに効果的ですよ。
お酢を使ってお風呂の床の白い汚れを落とすには
ティッシュやキッチンペーパーにお酢を含ませたものをお風呂の床の白い汚れの上に貼って、1時間ほど放置します。
その後、アクリルたわしやブラシなどでゴシゴシこすれば、それほど頑固ではない白い汚れなら落ちますよ。
アクリルたわしやブラシでこすっても落ちない場合は、メラミンスポンジでこすってみるか、使わなくなったテレホンカードがあったら、それをU字型に曲げて、彫刻刀で彫るように白い汚れを削り落としてみて下さい。
クエン酸を使ってお風呂の床の白い汚れを落とすには
クエン酸は強い酸性ではないので、プラスチックの床でも傷める心配はありません。
クエン酸の洗剤を床の白い汚れの部分に散布して、5分ほど放置します。
その後、ブラシやたわしで白い汚れをこすり落とします。
5分放置しただけでは汚れが落ちない場合は、半日くらい置いてみて下さい。
クエン酸の洗剤を染み込ませたティッシュやキッチンペーパーを湿布をするように汚れ部分に貼り付けて、その上からラップを被せておけば効果的です。
ラップを使うのは、クエン酸の蒸発を防ぐためです。
スポンジを使うとよく落ちませんので、ブラシを使ってこすりましょう。
細かい部分の汚れを落とすには、歯ブラシを使うと便利ですよ。
サンポールを使うという方法も!
酢で落ちなかった時に試してみて欲しい方法に、トイレ用洗剤のサンポールを使うという方法もあります。
ちょうどトイレにサンポールがあるというお宅だったら、試してみる価値ありです。
サンポールも酸性ですから、アルカリ性である白い汚れに効果的なんですね。
サンポールに類似する洗剤を使う場合は、塩素系ではないことを確認して下さい。
お風呂の床の白い汚れが気になる部分にサンポールをかけて、しばらくしてからブラシやたわしでこすり落とします。
ブラシやたわし以外にも、ペットボトルのキャップでこすっても、汚れを落としやすいですよ。
それでも落ちない場合は、サンポールを含ませたティッシュやキッチンペーパーで白い汚れ部分に湿布をして、その上からラップを被せ、1時間くらい放置して下さい。
その後、ブラシやたわし、ペットボトルのキャップでこすり落とします。
どの方法を試すにしても、酸性の酢や洗剤を塩素系洗剤と混ぜると有害なガスが発生しますので、カビキラーやカビとりハイターなどの洗剤を一緒に使わないように、くれぐれも注意してくださいね。
お風呂の床の黒ずみはどうすれば落ちるの?
お風呂の床には、白い汚れだけではなく、黒ずみ汚れも目立つんですよね。
これも、普通のお風呂用洗剤でこすっても全然落ちません。
あの黒ずみ汚れの正体は、体を洗った時に落ちた脂汚れや石鹸カス、足の裏の汚れ、空気の中に漂っている細かい汚れなどが混ざってこびり付いたものです。
カビの場合もありますが、プラスチックの床ですと、脂汚れなどが黒ずんだものであることが多いですね。
お風呂の床の黒ずみ汚れにも、酢やクエン酸が効果的なんです!
白い汚れと黒ずみ汚れの両方があるなら、いっぺんにやっつけられますね。
酢を使ってお風呂の床の黒ずみ汚れを落とすには
酢を染み込ませたティッシュやキッチンペーパーなどで、黒ずみ汚れ部分に湿布をして1時間くらい置きます。
その後、ブラシやたわしで洗ってみて下さい。
酢を使った後、細かい部分に汚れが残っている場合は、重曹を粉のままかけてブラシやたわしでこすってください。
クエン酸を使ってお風呂の床の黒ずみ汚れを落とすには
この場合も、これまで紹介した方法とだいたい同じです。
クエン酸洗剤を染み込ませたティッシュやキッチンペーパーで黒ずみ部分に湿布をして、2時間から3時間ほど置いておきます。
その上からラップをして、乾燥しないようにしておくと効果的です。
時間が経ったらブラシやたわしでこすり洗いします。
お風呂の床の頑固な黒ずみ汚れも、この方法で大抵は落ちると思います。
1時間くらい置いただけでは落ちにくいので、頑固な黒ずみ汚れでしたら、3時間くらいしっかり置いてからゴシゴシしてみてくださいね。
最終兵器!シール剥がしでお風呂の床の黒ずみが落ちる!
酢を使っても、クエン酸を使ってもなかなかお風呂の床の黒ずみ汚れが落ちないという場合は、シール剥がしを試してみて下さい。
3M クリーナー30というシール剥がしが特に評判がいいです。
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いろいろ試したけど黒ずみが落ちなかったけど、これを使ったらキレイになったと言っている人が多いですよ。
使い方は簡単。このシール剥がしを黒ずみ汚れ部分にスプレーした後、15分後くらいにクリームクレンザーとブラシでこすります。
それだけで簡単に落ちることが多いです。
お風呂の黒ずみ汚れだけではなく、石鹸カス汚れも落ちます。
このシール剥がしはニオイがきついですから、使用する際は換気に気をつけてください。
それと、何度も言いますけど、酢やクエン酸を使う際は、カビキラーやカビとりハイターなどを一緒に使わないように気をつけて下さいね。
それらを混ぜると、有毒ガスが発生してとても危険です!
お風呂の床がピンクになってるのはどうやって落とす?
お風呂の床にはピンク色っていうか赤っていうかオレンジっていうか、ヌメヌメして気持ち悪い汚れも発生しやすいですよね。
床の隅っことか、排水口のフタのヘリや裏側なんか特に。
白とか黒とかピンクとか、ちょっと放っておくとお風呂の床がカラフルになってしまって、もう嫌になります^^;
アレは湯垢ですけど、放置するとそこにカビが発生するので、そのままにはできません。
あのピンク色の汚れ、正確には『ロドトルラ』という酵母菌なんです。
菌だから繁殖が早いんですね。
それに、乾燥に強いですから、お風呂の換気をしっかりしていても消えてくれません。
ですが、お風呂の床のピンク汚れを落とすのは簡単です。
バスマジックリンなどの普通のお風呂用洗剤には、あのピンク汚れの菌を除菌できる成分も入っています。
そうした洗剤をスプレーして5分ほど置いてから洗い落としましょう。
お風呂から上がる時に、床や壁にシャワーで水をかけてお風呂の温度を下げることで、ある程度ピンク汚れの発生を抑えることができます。
ですが、どうしてもできてしまうものですから、こまめに掃除するしかないですね。
まとめ
お風呂の床の白い汚れや黒ずみには、酢やクエン酸が有効です。
それらを染み込ませたティッシュやキッチンペーパーで汚れ部分に湿布をして、しばらく置いてからブラシやたわしでこすってみて下さい。
黒ずみ汚れや石鹸カス汚れには、シール剥がしも効果的ですよ。
湿布をする際は、洗剤が蒸発しないようにラップを被せておくのがコツです。
ピンク色のヌメリ汚れでしたら、除菌成分の入っているバスマジックリンなどの普通のお風呂用洗剤でも退治できます。
これらの洗剤や酢を使う際は、カビキラーやカビとりハイターなどの塩素系洗剤を一緒に使わないように気をつけて下さいね。混ぜると有毒ガスが発生して危険です!