「メリークルシミマスって英語で何ていうんだろう?」
えーっと、あなたはどうしてこんなことが気になったんでしょうか?
クリスマスに、アメリカ人の知り合いにでも小粋なジャパニーズジョークをかましたいんでしょうか?
こんな日本語のダジャレなんかどう翻訳すればいいのかわかりませんけど、今は便利ですね。グーグルが一発で翻訳してくれます。
でも、この翻訳、合ってるんでしょうか?
メリークルシミマスの英語訳 グーグル先生それ間違ってませんか?
「メリークルシミマス 英語」でグーグル検索すると、「Merry cycle stain trout」って出てきますよね。
これってグーグル翻訳ですけど、これ違うと思うんですよね。
「Merry」はメリークリスマスのメリーですよね。これはいいんです。
その後が問題。
「cycle stain trout」とはなんぞや?
「cycle」は、周期、一回り、循環、サイクルなどの意味があります。
はて、これがどうしてメリークルシミマスになるんだ? と思ったんですけど、どうやら「クルシミ」の「クル」の部分を「くるっと一回転」などの「くるっ」だと解釈して、循環=サイクル(cycle)と翻訳した模様です。
その次の「stain」は、染色、しみ、汚れという意味です。
「クルシミ」の「シミ」をそのまんま「染み(stain)」と直訳しちゃってるんですねw
最後の「trout」は、魚のマスの意味です。
そうです。クルシミマスの「マス」をそのまんま魚の「マス」に訳してしまっていますw
ちなみに、Merryというのは、笑いさざめく、愉快な、おもしろい、お祭り気分のといった意味だそうです。
ですので、Merry cycle stain troutというのは、次のような意味になりますね。
「お祭り気分の循環染みマス」
意味不明ですw
念のため、「Merry cycle stain trout」をもう一回グーグル翻訳にかけて日本語に訳してみたらこうなりました。
「メリーサイクル染色トラウト」
なんのこっちゃw
グーグル先生ーーー!!!
グーグル翻訳の英語訳が面白いw
グーグル先生はポンコツだなあと思いますけど、それでもちゃんと進化はしてるんですね。
例えば、3年前に「存じ上げません」という言葉をグーグル翻訳すると、「Zonjiage not」と出てたんですよ。
「ぞんじあげのっと」ですよ。
存じ上げ not・・・言わんとしていることはわかりますけどね。
これが数カ月後には「No Zonjiage」になりますw
そういうことじゃないってw
でも今では、「I have no idea」とちゃんと翻訳されます。
しっかり進化してますね。
しかし、グーグル先生のポンコツ翻訳はいまだ健在。
「胸くそ悪い」を翻訳してもらうと、「Bad Munakuso」
「瓜二つ」は「Melon two」
「ありえないっしょ」は「Ssho impossible」
(っしょインポッシブルってwww)
「今に見てろ」=「Mitero now」
(そのまんまじゃないかw)
「よりどりみどり」=「Yoridori green」
(ルー大柴かよw)
この本の翻訳が超絶おもしろいのでオススメ!
珍妙な翻訳でおもしろい物といったら、こちらの本もおすすめです。
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かぐや姫の話を翻訳ソフトで英語に訳して、それをそのまま、また翻訳ソフトで日本語に訳し直した物です。
グーグル翻訳じゃないんでしょうけど、へっぽこな自動翻訳によって、日本人なら誰もが知っている昔話がシュールでサイケデリックなストーリへと変質を遂げています。
『匂いをかがれる かぐや姫』の内容をちょっとだけ紹介しますね。
回転することを強いられ、ある場所にタケ盗品の老人と呼ばれるおじいちゃんがいました。 ある日です。通常通りおじいちゃんがタケ果樹園に入ったとき、ルートはきらめきブリリアントカット・タケを持っていました。「あら、変なタケ。」おじいちゃんがタケを大胆にカットすれば、なんて小さくチャーミングな少女が内側で寝坊していたことでしょう!「これは確実に神からのプレゼンテーションものです」。少女はおじいちゃんとおばあちゃんによって、それが匂いをかがれるとすぐに、プリンセスに指名されて、注意深くトレーニングされました。
私がこの本を読んだときは、たまたま本屋で見かけて手にとってみたんですけど、店内で立ち読みしているときに笑いをこらえるのが大変でしたね。
匂いをかがれる かぐや姫が気に入ったら、その続編の『背面ストライプの浦島太郎』もおすすめですよ。
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背面ストライプのタロイモと命名される空気ダンディズムの好青年がカメを助けて竜宮城へ招待されると、そこは、メデューサのひらめ筋大会。そこでドリームライクな日を過ごし、3日はうっかり過ぎました。プリンセス・オブ・ザ・ドラゴンパレスから、ギフトの秘蔵ボックスを受け取りますが「帽子は持ち上げないでください。」と言われたにもかかわらず、背面ストライプは、秘蔵ボックスを開けてしまうとサルガッソー・イン・ザ・スカイ。毛がジャンキーに拡張した純白高齢者になってしまいました。
こちらもぶっ飛んだ超訳昔話になっており、こういうのが好きな人だったら、メリークルシミマスな一人ぼっちのクリスマスも楽しく過ごせるかもしれません。
何年も前に出版された本で、もう書店には売っていないと思いますので、読んでみたいのでしたらネット書店で手にとってみてください。
まとめ
自動翻訳は今はポンコツですけど、そのうち高性能の自動翻訳機もできるんでしょうね。
そうすれば英語の勉強もしなくてすむようになるんでしょうか?
ところで、メリークルシミマスは英語でどう言えばいいんですかね?
私にはわかりません。