クリスマスの料理といえば、ケーキにチキンというのが定番。
でも、チキンが嫌いだったら、アレはいらないですよね。
クリスマス料理をチキン以外にするのだったら、どんなメニューがいいんでしょうか?
ここでは、そんな疑問とともに、クリスマスにチキンやローストビーフを食べるのはなぜなのかについてまとめています。
クリスマス料理はチキン以外にしたいのならこれがオススメ!
チキンのなにが嫌かって、骨付きだったら食べにくいってだけではなく、見た目もアレですよね。
毛穴が見えたり、処理の仕方によっては毛がちょっと残ってたり、骨の関節や血管があったり、骨の周りに血みたいのが残ってたり・・・。
皮がグニャグニャしてたり、煮こごりみたいになっているのも苦手です。
小さく分けてある骨付きチキンでも苦手ですから、鶏の丸焼きなんて、あんなの無理。
アレって料理というより、完全に鶏の焼死体じゃないですか。
(それを言ったら、焼き魚はどうなんだってことになりますが・・・)
じゃあ、クリスマスの料理はチキン以外にするんだったら何がいいんだろうと考えたんですけど、何にするにしてもクリスマスっぽさは維持したいですよね。
人によってはお寿司にするっていう人もいるみたいですけど、さすがにそれだとクリスマス感はゼロだと思うんですよ。
うちだと大抵、お寿司はお客さんが来たときくらいしか食べないし。
別にそれでも違和感を感じないならそれでもいいんですけど、うちの場合、まだチビな子供もいるんで、クリスマスという行事はそれなりに大事にしたいんですね。
子供に、「クリスマスはお寿司を食べるもの」という妙なイメージを植え付けたくないし。
じゃあ、チキン以外でクリスマス料理は何がいいだろう? と考えた結果、ここはやはりローストビーフだろうという結論に至りました。
ローストビーフだったら、クリスマス感を保ちつつ、特別感もあるお料理になりますよね。
ローストビーフ以外なら、卵、パン粉、ひき肉と、ミックスベジタブルをたくさん混ぜて耐熱皿に入れて焼いたミートローフも綺麗な彩りでクリスマス気分が盛り上がりますよ。
これだったらクリスマス料理の主役っぽい扱いを受けているチキンがなくても大丈夫!
それ以外でも、ビーフシチュー、グラタン、ラザニアといった、ちょっと小洒落た料理なんかもオススメです。
やっぱりここは洋風が基本ですね。
ローストビーフなどの肉類がお好みではなかったら、鮭なんかどうでしょう?
鮭のソテーにパスタ用のソースをお好みに応じてかけてもおいしいですよ。
ソースは市販の物で大丈夫です。
これだったら、あとはクリスマスケーキもあれば、どこからどう見てもちゃんとしたクリスマス料理です!
チキンをクリスマスに食べるのはなぜ?
でも、どうしてクリスマスにはチキンを食べるんでしょうね?
クリスマスというのは、言うまでもなく西洋から入ってきたキリスト教のイベントです。
欧米では、クリスマスにはチキンではなくターキー(七面鳥)を食べます。
しかし、日本では七面鳥なんて生息していませんし、家畜として飼育もしていませんから、代用として鶏を食べることにしたんですね。
1970年代にケンタッキーフライドチキン(KFC)が、『クリスマスにはフライドチキンを』という宣伝をしたことも、日本のクリスマス料理としてチキンが定着するのに一役買ったようです。
アメリカ人などから見ると、「なんで日本人ってクリスマスにチキンを食べるの? 普通はターキーでしょ?」と思うんでしょうね。
でも、アメリカ人だって、ヨーロッパのハロウィンでは元々カブを使っていたのに、アメリカ大陸には同じようなカブがないからということでカボチャで代用して現在に至るそうですし、お互い様だと思います。
クリスマスに七面鳥を食べることにも、単にごちそうだからというだけで特別な意味はないそうですし、チキンだろうが他の料理だろうが、特に問題はないでしょう。
チキン嫌い~、チキンってキモいし~、チキン以外の料理じゃダメなの~って思ったら、いつもとは違うちょっと豪華な鶏以外の料理でクリスマスを楽しみましょう。
クリスマスにはローストビーフも定番なのはなぜ?
欧米では、どこの国でも「クリスマスといえば七面鳥」というわけではないようです。
アメリカでは、クリスマス=七面鳥ですが、イギリスだと、七面鳥+ローストビーフだそうですよ。
ローストビーフって、英国風クリスマスなんですね。
そう考えると、クリスマス料理にローストビーフって、チキンよりもちょっと豪華な感じがしなくもありません。
ローストビーフがクリスマスの定番料理になっているのはなぜかと言うと、これも特別な意味はないそうです。
アメリカのターキー同様、単に豪華なごちそうだからというだけだそうですよ。
日本でお祝いごとで食べる鯛のお頭つきの場合は、「鯛」と「めでたい」をかけてますけど、そんな感じの特別な意味とか由来ってないんですね。
他のヨーロッパの国はもっと変わっていて、例えばスウェーデンなどの北欧では、クリスマスにタラやサーモンの料理を食べるそうです。
その土地に合った料理をクリスマスに食べてるんですね。
そう考えると、日本のクリスマスにお寿司ってありなのかも?
フランスでは、クリスマスに鶏肉やウサギ肉を食べるそうです。
ウサギっていうのは、日本人にはちょっと無理かも・・・。
子供の頃、「兎追いしかの山~♪」っていう歌を「うさぎ美味しい」って勘違いして、うさぎって美味しいの? って思ってたんですけどね。
さすがにウサギは、毛穴ボツボツ、骨関節コキコキのチキンよりも食べることに抵抗がありそうです。
他にも、フィンランドでは酪農の国らしく、クリスマスにミルク粥を食べる地域もあるそうですよ。
クリスマス料理って、「これを食べないと変!」っていう決まりのようなものはないみたいですから、各家庭で好きな料理を作ってお祝いしてもおかしくはなさそうですね。
まとめ
チキンは嫌いなのに、クリスマス料理はどうしよう・・・とお悩みなら、迷うことなくチキン以外の料理でお祝いしましょう。
チキン以外のクリスマス料理だったら、ローストビーフが特にオススメですよ。
それ以外でも、ミートローフ、ビーフシチュー、グラタン、ラザニア、鮭のソテーなんかもイチオシです!
いつもとはちょっと違う小洒落た料理でクリスマスを楽しんでくださいね!