潮干狩りのシーズンになりましたね。
あさりやハマグリをたくさん取るぞーと意気込む一方、今回が初めての潮干狩り初心者だったりしたら、当日の服装も気になることと思います。
特に女性だと、ファッションを気にするだけではなく、日差し対策などにも注意が必要です。
ここでは、潮干狩りにデートで行く女性や、子連れで行くママに向けて、絶対オススメの服装についてまとめています。
潮干狩りの注意点やコツも要チェックですよ!
潮干狩りに行くときの服装は女性だったらこれがオススメ!
服装に関して潮干狩りで気をつけたいことというと、濡れること、しゃがみっぱなしで疲れること、風や濡れによる寒さ、そして日差しです。
特に女性でしたら、紫外線に対して長時間無防備にはできないでしょう。
潮干狩りの時期は3月~7月がメインで、そのうちでも4月、5月が最盛期ですが、その頃の紫外線は真夏の8月と同じくらい。
海からの照り返しもありますから、泳ぐわけではないからといって、紫外線対策もおろそかにはできません。
潮干狩りでの女性の服装について、まずは、紫外線対策から見てみましょう。
潮干狩りでの紫外線対策
長袖の服を着たり、日焼け止めを使うのはもちろんですが、女性には、帽子も絶対に潮干狩りに持っていってほしいアイテムです。
海には日陰はありません。
帽子といっても、普通のキャップではなく、このような紐付きのものがオススメ。
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つばが広いほうがより日光を遮れるだけではなく、海は風が強いですから、飛ばされないように紐で止められる帽子のほうがいいんです。
帽子にプラスして、首にもタオルを巻いておくといいですよ。
紫外線対策ではサングラスの選び方に注意!
サングラスも、できればかけたほうがいいです。
目から紫外線が入ると、脳が「メラニンを作れ」という指令を出すので、肌を紫外線からガードしていても日焼けしてしまうんです。
ですから、日焼けをしたくない女性でしたら、目から入る紫外線にも対策が必要。
でも、その時のサングラスの選びにも注意点があるんですよ。
サングラスの色が濃いほうがよりいいと思う人もいるかもしれませんが、実はそれは間違いなんです。
色の濃いサングラスをかけると、目に入る光が少なくなるため、瞳孔が大きく開きます。
夜や暗い場所では瞳孔が大きく開いて、はっきり物を見ようとするのと同じですね。
瞳孔が大きく開いてしまうと、その分、目に入る光の量も多くなってしまいますから、紫外線対策としてはかえって逆効果になってしまいます。
ですから、紫外線対策のためのサングラスは、色の濃さよりも、UVカット率の高さで選びましょう。
潮干狩りでのオススメな服装
服装については、春でも意外と日焼けしやすい時期ですから、特に女性の場合は長袖にしましょう。
パーカーや長袖シャツを上に着てもいいのですが、それよりオススメなのは長袖のラッシュガードです。
UVカット素材でできているものだと、よりいいですね。
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ラッシュガードでしたら濡れてもすぐに乾きますから、濡れた場合の寒さ対策としても向いているんです。
普通のパーカーなどですと、なかなか乾きませんからね。
下にはくのも、ラッシュレギンスがいいですよ。
スカートだとしゃがむのには当然不向きですし、普通のパンツですと濡れたときに乾きにくく体が冷えます。
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ショートパンツ&ラッシュレギンスなら、乾きやすいだけではなく、潮干狩りをしているときに膝をつけるので、腰が疲れにくいというメリットもあるんです。
ずっとしゃがんだり中腰だったりだと、30分くらいでかなりしんどくなってきます。
腰の調子が悪い人も、潮干狩りで無理をすると悪化させてしまう恐れがありますから、気をつけてくださいね。
女性でしたら潮干狩りには軍手も持っていきましょう
素手で潮干狩りをすると、爪に傷がついてしまいます。
また、爪の隙間に砂が入ってしまって、数日痛む場合もあります。
潮干狩りでオススメなのはこんな靴!
海というとビーチサンダルだと真っ先に思うかもしれませんが、潮干狩りでビーチサンダルはやめたほうがいいです。
ビーチサンダルだと、砂にめり込んで歩きにくいですし、泥が跳ねます。
裸足というのもNG。
落ちている貝殻などで足を切ってしまう恐れがあります。
では潮干狩りでオススメの靴は何かというと、ウォーターシューズです。
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クロックスよりも、ウォーターシューズのほうが脱げにくくていいですよ。
長靴はやめたほうがいいですね。
潮干狩りに行く際は、どんな服装だとしても、着替えも持っていきましょう。
念のため、下着の替えも持っていくと安心です。
潮干狩りの注意点 服装だけではなく こうしたことにも気をつけましょう!
潮干狩りで気をつけたいのは、服装だけではありません。
他にも注意点がありますので、紹介しますね。
・暑い時期なら、海の直射日光の下では紫外線だけではなく、熱中症や脱水症状にも気をつけましょう
こまめに水分補給をし、子連れの場合も、お子さんの脱水症状には特に注意してあげて下さい。
潮干狩りの会場では、迷子の放送がひっきりなしに流れるくらい、はぐれてしまう子供が多いです。
混雑が予想される会場に行くのでしたら、小さいお子さんには、迷子札をつけてあげるといいですよ。
また、子供は途中で潮干狩りに飽きてしまうこともよくありますから、お砂場セットや、小さいすくい網など、遊べるものも持っていくことをオススメします。
それと、小さい子供は座り込んで潮干狩りをしますから、下着を含めた着替えが必須です。
・潮干狩りに夢中になっているうちに、いつの間にか潮が満ちてきたことに気が付かないというのも危険です
十分注意して下さい。
・携帯やスマホは、海水に落としてしまったら即壊れてしまう可能性が非常に高いです
潮干狩り中は、できるだけ持ち歩かないようにしたほうがいいですよ。
海水で濡れた手で操作するのも危ないです。
・女性の場合、トイレも気になるのではないでしょうか
潮干狩りの時期には、浜辺にトイレはないのも普通です。
仮設トイレが用意されていない場所の場合、海岸を上がった近くにコンビニなどトイレを借りられる場所があるか、あらかじめ確認しておきましょう。
潮干狩りのコツ 時間帯にも要注意!
潮干狩りは、ただ手当たり次第に浜辺の砂を掘ればいいというわけではありません。
たくさんアサリやハマグリなどの貝を採るために、潮干狩りのコツもチェックしておきましょう。
潮干狩りは時間帯にも注意!
潮干狩りに最適なのは、潮の引く干潮の時間帯です。
干潮になれば、その分、アサリなどが採れる砂浜も広くなりますからね。
逆に満潮だと水位が上がるので、砂浜が狭くなってしまって潮干狩りも満足にできません。
満潮や干潮の時間がわかる潮見表を見て、干潮の時間帯に潮干狩りができるように現地に到着しましょう。
会場が空いているうちに、ペットボトルなどにアサリに砂を吐かせるための海水をくんだり、車で行くのだったら駐車場の確保も必要ですから、干潮の2~3時間前に着くように行くのがコツですよ。
アサリをまいた場所を聞いてみる
有料の潮干狩り会場でしたら、係の人にアサリをまいた場所を聞いてみるのも有効です。
潮干狩りを始める前から聞くというのも、ちょっと図々しいですから、どうしても全然見つからないときに、「頑張ったけどちっとも採れなくて・・・」という感じで聞いてみれば、気分良く教えてくれるかもしれません。
その場合は、受付のアルバイトっぽい人に聞いても知らないかもしれませんから、漁師さんっぽい人に聞いてみましょう。
ちなみに、アサリをまいている有料の潮干狩り場では、沖の方にはまきません。
潮が引かない日でも営業できるように、浅瀬にまいているんです。
生きてる貝と死んでる貝の見分け方
貝と貝を打ちつけてみて、「カチカチ」と高い音がしたら、それは生きてる貝です。
「コンコン」と低い音がしたら、それは死んでる貝です。
一つずつ調べるのなら、貝のフタをずらすように力を入れ、ズレなければ生きてる、ズレたら死んでる、という見分け方もあります。
まとめ
潮干狩りに行く際の女性の服装は、次のものがオススメです。
・サングラス(必須ではないが、あったほうがいい)
・長袖のラッシュガード(濡れても乾きやすく、寒さ対策にもなります)
・ラッシュレギンス(乾きやすくて、潮干狩りの時に膝をつけることもできて、腰が疲れません)
・軍手(素手だと爪が傷つきますし、爪の隙間に砂が入って痛くなることもあります)
・ウォーターシューズ(ビーチサンダルは砂にめり込んで歩きにくいです)
どんな服装で行くとしても、着替えも持っていきましょう。
念のために下着の替えも持っていくと安心ですよ。