ハロウィンの飾りと言ったらジャック オ ランタンは外せませんよね。
見た目も可愛いですし、いかにもハロウィンって感じですから、できれば本物のカボチャで作ってハロウィン当日に飾って楽しみたいです。
そこで今回は、ジャック オ ランタンの作り方と、顔のデザインの参考になる画像、自作したジャック オ ランタンの保存方法を紹介しますね。
ジャック オ ランタンの作り方は?
初めて作るとなるとちょっと(かなり?)難しそうなジャック・オ・ランタンですが、実際やってみるとそうでもないんですよ。
ジャック オ ランタンの作り方を実演で紹介してくれている動画がありましたので、これを見ていただければ、そんなに難しくはなさそうだなとお分かりいただけるのではないでしょうか。
基本的には、顔の下書きを描いて、中身をくり抜いて、目や口を切り抜いていくだけですから、ちょっと大変ですけど難しくはないですよ。
最低限必要な道具
・かぼちゃ
・ナイフ(料理で使う普通の包丁よりは、小さめのナイフのほうが細かい部分をくり抜きやすいですね)
・下書き用のペンなど(黒よりも赤色のほうが目立たなくて仕上がりが綺麗になりますよ)
・スプーン(かぼちゃの中身をくり抜くのに使います)
必須ではないけど、あったら便利な道具
・手袋(手が汚れません)
・古新聞など(かぼちゃの中身をくり抜く作業で下に敷けば、汚れを防止できます)
・彫刻刀(細かい加工をしたいなら、あると便利です)
動画の中で、マリオギャラクシーっていうゲームの音が思いっきり入ってましたけど、お子さんのいるご家庭なんでしょうか(^^)
こういうイベントを気合を入れてやるお家だと、子供たちも楽しそうですよね。
動画の中で作成していたジャック オ ランタンの作り方を書き出しますと、こういう手順になります。
・カボチャの底の部分に包丁で丸く切込みを入れて穴を開ける。
・スプーンでカボチャの中の種をほじくりだす。
余談ですが、この時の種を捨てずに取っておいて、洗ってから塩を振り、トースターで焼くか、フライパンにかけるかしてカリカリにすると美味しいですよ。
繊維質が豊富で健康にも良さそうです。
・カボチャの皮の内側をスプーンでできるだけ薄く削る。
この作業をしておくことで、カボチャが腐りにくくなり、ジャック オ ランタンが長持ちします。
また、かぼちゃの皮が薄くなりますので、包丁等で切りやすくなり、切込みを入れて顔を作る作業が楽になります。
・マジックなどでカボチャの顔の下書きをする。
この時のコツなのですが、黒いマジックやクレヨンなどを使うと、カット面に黒い色が残ってしまって、仕上がりが綺麗になりません。
ですので、顔の下書きをする際には、赤色のマジックやクレヨンなどを使うといいですよ。赤なら色が目立ちませんので綺麗に仕上がります。
黒いマジックを使うのでしたら、線よりも外側を切っていくようにしてマジックの跡が残らないようにしましょう。
・下書きした線にそって、包丁やナイフでカットしていきます。
包丁やナイフなどは、刃の薄い物が作業しやすいです。
やりにくい部分は、小さめにくり抜いてから、後で形を整えて仕上げると楽ですよ。
ジャック オ ランタンの顔ってどんなデザインにすればいい?
かぼちゃを使ってジャックオーランタンを自作するにしても、日本人にとっては馴染みのないお化けなので、どういう顔にすればいいのかよく分からなかったりしますよね。
そこで、ジャックオーランタンを作る際に素材として参考になりそうな画像を集めてみました。
(ジャックオーランタンでも、ジャック・オ・ランタンでも、どっちでもいいみたいです。ジャックランタンとも言ったりしますね)
こういう三角の目の物がオーソドックスなジャック・オ・ランタンっていうイメージですね。
目の中に丸い瞳を作るっていうのもあるんですね。でも、これはちょっと目の部分を作るのが難しそうです。
こちらは三角目ですけど、歯はあんまりないんですね。歯が少ないとかわいい感じになります。
目をつり上げると怖い感じになります。
逆に、目をタレ目にすると、なんだか笑福亭鶴瓶師匠のような人の良さそうな顔に。(お化けだけど)
目をまんまるにして、口もガイコツみたいにするとかなり違った感じになりますね。
目を丸くくり抜くのはちょっと難しいかも。
まんまる目でも、血糊を塗ったらこんな風に…。これはちょっと怖いかもw
ハロウィンで使う血糊の作り方でしたら、こちらの記事を参考にどうぞ。
上手くできなくても、とりあえず目と口があればそれっぽくなりますね。
これはこれで愛嬌があっていいのではないでしょうか。
もののけ姫に出てきたコダマみたい。
っていうか、これオレンジ?
一口にジャック オ ランタンと言っても、色んな表情の物があるんですね。
ぜひお好きな表情のジャック・オ・ランタンを作ってみてださい。
ジャック オ ランタンのカボチャは保存方法にも気をつけて
ジャック・オ・ランタンは生のカボチャを使って作りますから、当然の事ながら傷みやすいです。
ですので、作り方だけではなく、保存方法にもしっかり気をつけましょう。
でないと、ハロウィン当日を迎える頃にはジャックが腐ってしまって、別の意味で怖くなってしまいます。
まず、加工する前のカボチャですが、カボチャというのは保存性に優れていますから、丸ごとの状態でしたら常温放置でも1ヶ月から2ヶ月保ちます。
置いておく場所は、日陰の風通しの良い場所にしましょう。
冷蔵庫に入れて、その後冷蔵庫から出して保存すると、結露が付いて湿気で腐りやすくなりそうですから、始めから常温保存しておいたほうがいいですね。
一方、ジャック・オ・ランタンの顔を彫った後ですが、加工したカボチャは一転して腐りやすくなります。
大体、3日から、長くても1週間くらいしか保ちません。
ですから、できるだけハロウィンに近い日に作るようにしましょう。
加工した後のカボチャを風通しのいい場所に置いて乾燥させておけば、日持ちが良くなりますよ。
ジャック・オ・ランタンにしたカボチャを長持ちさせる保存方法としては、以下のことに気をつけて下さい。
・カボチャに傷をつけない
カボチャに傷がつくとそこから傷みだします。
ですから、ジャックを運んだりする際は、どこかにぶつけたりしないように細心の注意をはらいましょう。
・湿気の少ない所に置く
湿度の高い場所だとカビが生えやすくなることは言うまでもないですよね。
お化けになったとはいえ、正体は生のカボチャですから。
・直射日光を避ける
傷まないように日陰の涼しい場所に置いたほうがいいです。室内がいいですね。
カボチャが傷みやすくなるだけではなく、日が当たると、カボチャの色が抜けてしまって、せっかくの力作も見栄えが悪くなってしまうという理由もあります。
当日庭に飾るにしても、それまでは大切に安置しておきましょう。
・腐ったカボチャと一緒にしない
ミカン同様、カボチャも腐ったものに触れていると、カビが移ることによって他のカボチャまで腐ってしまいます。
金八先生の『俺は腐ったミカンじゃねえ!』を思い出した人、正直に手を挙げて(笑)
まとめ
カボチャを使ってジャック・オ・ランタンを作るのって、思ったより簡単だったりします。
今回紹介した作り方の動画や顔デザインの画像などを参考にして、ぜひジャック・オ・ランタン作りに挑戦してみてください。
基本的には、かぼちゃの顔の下書きを描いて、底に丸く開けた穴から中身をくり抜いて、下書きに沿って目や口を切り抜いていくだけです。
加工したカボチャは傷みやすいですから、ジャックにした後のカボチャの保存方法にもお気をつけて。
顔を作った後のカボチャを風通しのいい場所に置いて乾燥させておけば、日持ちが良くなります。