一人暮らしをしていると、頻繁に招かれざる客がやってくるんですよね。
営業マン、勧誘、不審者?・・・など。
特に女性の場合だと、怖いので居留守でやり過ごすという人も多いでしょう。
でも、居留守を使っていていいんだろうかと困っている一人暮らしの女性のために、ここでは次の情報をまとめています。
・営業マンだと思った訪問者は泥棒かも!?
・夜に居留守を使っているとバレるけど、大丈夫?
女の一人暮らしでも居留守を使うのはまずい?宅配だったらどうしよう…
女性の一人暮らしだと、いきなり訪ねてきた得体の知れない相手に玄関のドアを開けるのは怖いですよね。
当然居留守を使いたくなるでしょう。
でも、もし本当に用のある人だったら迷惑だろうし、まずいかも・・・とか、宅配だったらどうしようっていう不安も感じてしまうんですよね。
女の方ですと、そういう人の良さも危険かもしれません。
男女問わず、一人暮らしの部屋にやってくる訪問者の大半は営業とか、宗教や新聞の勧誘ですから、居留守を使っても大丈夫ですよ。
友人だったら、事前の連絡もなしに、いきなり押しかけてくるなんてこともないですよね。
宅配は、注文の時に配達時間を指定して、ドアスコープやインターホンで確認してから応対に出れば安心です。
もし、宅配業者相手に居留守を使ってしまっても、再配達のシステムがありますから不在票を置いていってくれます。
その場合は、都合のいい時間にまた来てもらいましょう。来る時間がわかっていれば居留守を使う必要もないですよね。
わざわざまた来てもらうのは悪いですから、今度からは、時間を指定して配達に来てもらうようにしたほうがいいでしょう。
また、実家からの荷物だったら、いつ送るかを事前にメールや電話で連絡しておいてもらえば安心です。
でも、怪しい訪問者も、「○○便です」とか名乗るっていうケースもあるんですよね。
ですから、特に女性の場合は、訪ねてきたのは宅配だから大丈夫だろうと油断せずに、できれば外に宅配の車・トラックが止まっているかを、念のためドアを開ける前に確認したほうがいいですよ。
どちらにしても、玄関のドアを開ける前に、ドアスコープやインターホンで確認してくださいね。
そういう用心をしていても、ピンポンの音が鳴るだけで怖いという女性は、セキュリティがしっかりした部屋に引っ越ししたほうがいいでしょう。
そんなしっかりしたセキュリティの部屋じゃないけど、すぐには引っ越しなんかできない、一人暮らしは怖いというのでしたら、こんな対策もありますよ。
部屋の天井に火災報知器(非常ベル)が付いていますよね。
それって、煙とか炎とかだけに反応するのではなく、思いっきり叩いても大きな音が鳴るはずです。
ですから、もし何か起こったら、火災報知器を力を込めて叩きましょう。
「助けてー!」っていう叫びだと、近所の住人も怖がって出てきてくれないかもしれませんが、火災報知器が鳴ったのなら、火事だと思って飛び出してくるでしょうし、野次馬も集まりそうです。
すごい音がしますから、不審者も血相変えて逃げ出すと思いますよ。
何かあった時に天井の火災報知器(非常ベル)をすぐ叩けるように、近くに椅子などを置いておくのも、お手軽で効果的な防犯対策です。
一人暮らしで営業マンには居留守を使ってるけど、訪問者はもしかして泥棒!?
宅配だったら、インターホンやドアスコープで確認してから出るようにするにしても、訪問者が営業マンらしい人物だったらどうしましょう?
営業マン風の相手の場合、面倒くさそうなだけではなく、なんだか怪しくて怖いこともあるんですよね。
居留守を使っていて、そのまま去ってくれればいいんですけど、ドアをしつこく叩いたり、ドアノブをガチャガチャやったり、室内を覗こうとしたりなんてことも・・・。
スーツを着ていて営業マンっぽくってもそんな男だったら、一人暮らしの女性の場合、かなり怖いでしょう。
もしかしたら、営業マンを装って、空き巣が留守宅を探しに来たのかもしれません。
そんな不審者が来たら、大家さんか不動産屋さんに事情を話して相談した方がいいですよ。
交番に行って、パトロールをお願いしてもいいです。
この程度のことで相談なんて大げさなんじゃないかと思われるかもしれませんが、その程度で済んでいるうちに対処することが大切です。
また、営業マンが来た後には、ドアの周囲、インターホン、郵便受けなどに何かの記号のようなものが書かれている事があります。
それは、同業者向けに、その部屋にはどんな人が住んでいるのか、営業の見込みはあるか、面倒な住人ではないか、何時頃に在宅しているかなどの情報を伝える記号なんです。
ですから、不審な記号が書き込まれているのを見つけたら、すぐに消しておきましょう。
一人暮らしをしていて営業マンが来たら、基本的には居留守を使っていてもいいです。
放っておけばいなくなることが多いです。
でも、もしもその営業マンが実は空き巣だったら、居留守を使っていたら留守宅だと思って侵入しようとしてくるんじゃないかという不安もありますよね。
居留守を使っていても、営業マン風の相手が立ち去らず、何か不審なことをしだしたら、その時は大きな声で「何やってんですか!?」とか「警察呼びますよ!」とか言って追っ払いましょう。
居留守がばれたら面倒だと思ってそのまま黙っていて、侵入されでもしたら大変です。
そんな相手に応対する必要はありませんし、それでも立ち去らないなら不退去罪が成立します。警察に通報しましょう。
一人暮らしの女性にオススメの防犯対策としては、モニター付きのインターホンがあります。
インターホンがない部屋でも、玄関のドアに取り付けられる簡易型のモニター付きインターホンもありますから、そういったものを利用するといいですよ。
カメラが付いたインターホンがあれば、防犯意識が高いことをアピールできるので、泥棒、空き巣などの不審者に対しても効果的ですし、ドアスコープを覗かなくても訪問者を映像で確認できると安心度がグッとアップします。
ドアスコープだと、覗いた時に光が遮られるので、居留守がばれることがありますものね。
営業マンが来た時に、居留守を使わずにインターホンで応対する場合は、要件は何かを確かめて、何かの売り込みだったらすぐに断りましょう。
営業マンっていうのは、まずターゲットと話すことを目的にしています。
インターホン越しのやり取りでも、接触に成功したら「しめた!」と思って、あの手この手で玄関のドアを開けさせようとします。そうなると面倒です。
ですから、断るにしても会話をしてはいけません。
もう、取り付く島もないって感じに断りましょう。
はっきりと「NO!」を言えないと付け込まれます。
もし相手が、「一人暮らしですか?」とか、「働いてるんですか?」とか、「このお部屋はワンルームですか?」とか聞いてきても、答えてはいけませんよ。
知らない人物に個人情報を垂れ流してはいけません。
特に女性の場合は、一人暮らしであることを知られないようにしましょう。
男物の服や下着を干しておくのも効果的です。
はっきり断るのが苦手なのでしたら、「この部屋の人は、今出かけてるんですよ~」とか言って、友人のふりをするといいですよ。
どちらにしても面倒くさいですから、営業に対しては居留守を使ったほうがいいですね。
一人暮らしで居留守を夜に使ってもいいの?ばれると思うけど…
一人暮らしをしていると、夜に訪問者があることも多いですよね。
今は共働きが当たり前ですから、働いている住人が帰宅した後の時間を狙って、営業マンが押しかけてくるのも仕方ないようです。
居留守を使おうにも、電気やテレビをつけていたりするし、きっとばれてますよね。
それでも、夜の訪問者に対しては応対に出ないほうがいいですね。特に一人暮らしの女性の場合は。
ドアスコープやインターホンで確認した上で、知らない相手に対してどうしても玄関のドアを開けるなら、チェーンロックもしくはバーロックをかけたままの状態で応対した方がいいでしょう。
でも、居留守がばれているとしても、いちいち応対に出なくても大丈夫ですよ。
電気をつけていて、テレビの音が向こうにも聞こえてるだろうなっていう状況でも、うちの場合、居留守を使っていて今まで何も起こってません。
それでも、もし不安なことがあったら、ピンポン(チャイム)を鳴らされている様子などをスマホや携帯の動画で証拠として録画しておいて、それを持って交番で相談するといいです。
動画として証拠を残しておけば信用してもらえますから、警察も動きやすくなると思いますよ。
相手は営業マンなのか、一人暮らしの女性を狙っているのか、それとも泥棒が下見に来たのか・・・いずれにしても、ドアと窓の戸締まりはきちんとしておきましょう。
ゴミ出しなどに行くときも、鍵はしっかり閉めてくださいね。
ちょっとの間だからと、鍵をかけないまま出かけて、帰ってきたら知らない男が部屋にいた・・・という事件も実際にあったそうです。
くれぐれも気をつけてください。
まとめ
一人暮らしの女性でしたら、訪問者に対しては基本、居留守でOKです。
宅配は、時間を指定して届けてもらうようにすれば安心ですよ。
その際も、念のためにインターホンやドアスコープで相手を確認してくださいね。
営業マンに対しても居留守を使って大丈夫ですが、怪しいことなどがあったら、大家さんか不動産屋さんに相談するか、警察にパトロールをお願いするかしましょう。
夜の訪問者に対しても、居留守を使ってやり過ごしましょう。居留守がばれていても気にすることはありません。
戸締まりにも気をつけてくださいね。