東京都千代田区九段北の靖国神社で行われるみたままつりには、出店なしになってからも多くの人が訪れます。
みたま祭りは、東京を代表する夏のお祭りの一つですが、場所が場所だけに、「浴衣を着ていっていいのかな?」と心配な方もいるのでは?
出店なしになってからの祭りの雰囲気も気になりますよね。
ここでは、次の3つの情報についてまとめています。
・みたままつりは何時までやってるの?
・みたままつりに浴衣を着ていってもいいの?
・みたままつりは屋台・出店なしになったけど、面白いの?
みたままつりは何時までやってるの?
靖國神社のみたままつりは、毎年7月13日~16日の4日間にかけて行われています。
社頭参拝ができるのは午前の6時からで、祭りの開催時間は午後6時からになります。
みたままつりが何時までやっているのかですが、午後の9時30分までとなっています。
社頭参拝もその時間までです。
みたままつりに浴衣で行っても大丈夫?
みたま祭りに行くのが初めてだと、浴衣を着ていっても大丈夫かな? 他に浴衣を着ている人がぜんぜんいなくて浮いちゃうんじゃないかなという不安もあるでしょう。
靖國神社のみたままつりでは、男女ともに浴衣を着ている人も結構います。
ですから、浴衣を着ていっても大丈夫ですよ。
靖國神社という場所柄、きちんとした格好をしていかないといけないということもありませんから、Tシャツなどのラフな格好でも問題ありません。
みたま祭り当日の靖國神社には、3万以上の提灯が掲げられ、盆踊りが行われたり、よさこいやねぶた、おみこし、学生応援団のパフォーマンスなども見られます。
神門には仙台の見事な七夕飾りが飾られていたりして、浴衣を着ていくのもピッタリな雰囲気のお祭りです。
やぐらを囲んだ盆踊りでは、浴衣を着て踊っている人がたくさんいますよ。
浴衣を着ていけば、よりお祭り気分を満喫できるでしょう。
ただ、2015年から、靖國神社のみたままつりでは、屋台・出店が禁止になってしまったんです。
2017年現在も、出店再開の様子はありません。
その点では、お祭りムードはマイナスになってしまったのですが、出店については次の章で詳しく紹介しますね。
みたままつりって出店なしになってからどんな感じ?
靖國神社のみたままつりでは、屋台・出店が2015年から中止になってしまいましたが、それには次のような原因があるようです。
・屋台目当ての来場者が増えすぎて、混雑が限度を超えてしまった
・遅くまで営業している出店のせいで治安が悪くなった
・飲酒して酔っ払った状態というのは、英霊を慰めるみたままつりにふさわしくない
・出店の方がメインになってしまって、神社の参拝がおろそかになってしまっている
まつり期間中の治安悪化というと、強引なナンパなども話題になっていましたよね。
そういったことから出店なしとなって、今ではちょっと静かなお祭りになっています。
お酒を飲んで宴会をしている人もいなくなりましたし。
お化け屋敷や見世物小屋も中止になりましたね。
でも、つまらないってことはないですよ。
出店なしになっても、若干減ったとは言え、参拝者はたくさんいます。
出店の屋台がなくなったことで、提灯がよく見えるようになりました。著名人が書いた灯籠を見るのも楽しいですよ。
小林よしのり先生の、おぼっちゃまくんの絵とかありましたね。
出店なしになったおかげで過剰な混雑が解消したので、ゆっくりと参拝できます。
境内に入ると、提灯の壁が奥までずーっと続いている光景が目の前に広がるんです。
これは、出店が多かった時には見えませんでした。
出店なしになっても、これはこれで別の楽しみ方ができるようになって、よかったと思います。
のどが渇いたら、遊就館の前に小さな出店が1軒だけ唯一出ていますので、そこを利用してもいいでしょう。
遊就館前には自販機もありますし、遊就館の中にはレストランもありますよ。
まとめ
靖國神社のみたままつりは何時までやっているのかですが、午後の9時30分までとなっています。
みたままつりには、浴衣を着てきている人も結構いますので、浴衣を着ていっても大丈夫ですよ。
出店なしになってしまいましたけど、混雑が緩和され、提灯などもよく見えるようになって、静かに祭りを楽しめるようになりました。
慰霊という本来の目的に沿った形になって、私としては、屋台中止はよかったと思います。