浴衣って見た目は涼しげですけど、実際着ると暑いんですよね。
汗っかきな人も、それほどではない人も、浴衣を着るときには汗染みが気になるのではないでしょうか。
汗にも色々ありますが、気になる部位の一つが脇。
浴衣を着る場合、どのような脇汗対策をすればいいのでしょうか。
ここでは、こんなお悩みの答えをまとめています。
浴衣の脇汗が目立たないようにするには下に何を着ればいい?
浴衣を着る場合の脇汗対策でも、服の下に身につけるインナーがあります。
脇汗パッド付きの和装スリップや、着物用のインナーです。
そういった物でもよければそれを用意すればいいですが、高いものだと結構なお値段になってしまいますね。
もっと手軽に対策したいなら、脇汗パッド付きの普通のインナーでも大丈夫。
ただし、襟ぐりが詰まっていて、浴衣の衣紋から下着が見えないものを着るようにしてくださいね。
浴衣自体、脇などの汗が目立たない色のものを選びたいなら、黒などの濃い色がいいでしょう。
また、浴衣の生地は、吸水性がよくて汗がすぐ乾く綿麻がいいですよ。
少しくらい汗をかいても、すぐに乾くので暑さも和らぎます。
逆に、ポリエステル製の浴衣ですと、吸水性が悪いです。
ポリエステル製の浴衣に比べると、綿麻はちょっと高めですけどね。
浴衣の脇汗対策 汗を抑える方法は?
浴衣の上から脇汗が目立たないように対策しても、汗をかいたらベタベタして不快ですよね。
お祭りや花火大会などを心おきなく楽しめるように、できるだけ汗は抑えたいものです。
汗対策をしっかりしておけば、脇汗だけではなく顔汗も抑えられますから、メイクの崩れも防止できます。
もちろん、背中や下半身の汗も抑えられますから、夏の人混みの不快感も緩和できますよ。
汗対策と言えば制汗スプレーですが、それ以外の対策も取っておけばより安心。
では、脇汗だけではなく、全身の汗を抑えるための対策を紹介していきますね。
コールドスプレー(冷感スプレー)
手早く体を冷やす方法として、真っ先に思い浮かべるのがこれではないでしょうか。
肌着にスプレーしておけば、ひんやり感が結構長持ちします。
敏感肌だったら、肌着に直接スプレーしないで、浴衣にかけておいたほうがいいかもしれませんね。
脇の部分だけではなく、首筋などに使っても涼しくなるので、脇汗対策になるでしょう。
冷えピタ
熱が出たときにおでこに貼るアレです。
もちろん、おでこに冷えピタを貼った浴衣姿で出かけるわけにはいきませんよね。
冷えピタは、脇の下や太ももの付け根に貼るといいですよ。
脇の下や太ももの付け根には太い血管が通っているので、ここを冷えピタで冷やすと、血液が冷やされることによって体が涼しくなるんです。
体が涼しくなれば、脇汗も抑えられますよ。
団扇や扇子
古典的な暑さ対策ですが、風があるだけでも体感温度はかなり変わります。
人混みの中などでは冷感スプレーを使えませんから、そんな場所では団扇や扇子で暑さをしのぎましょう。
浴衣に合わせたデザインのものなら、見た目にもオシャレですよ。
これらの脇汗対策でも心配でしたら、こちらの制汗クリームもオススメです。
全身に使えますし、汗のニオイも抑えてくれます。
暑い中で歩き回って汗をかくでしょうから、脇の汗染みだけではなく、体臭も気になりませんか?
絶対に失敗したくない浴衣デートでしたら、こうしたグッズで万全の対策を取っておいてもいいでしょう。
浴衣で汗をかいた後の手入れも忘れずに!
浴衣も、汗をかくと汗染みができてしまうことがあります。
しっかりお手入れしておかないと、来年浴衣を出したときに汗染みの黄ばみができていて、ガッカリすることになってしまいますよ。
総絞りのような高級な浴衣は自宅で洗濯できませんが、綿でしたら大丈夫です。
浴衣は洗濯ネットに入れて「軽い汚れコース」、もしくは「ドライコース」で洗います。
浴衣の詳しい洗い方は、こちらの記事を参考にしてください。
総絞りのような高級な浴衣でしたら、専門の業者にお願いしましょう。
まとめ
浴衣を着るときの脇汗の不安は、脇汗パッド付きの普通のインナーなどで脇汗が目立たないようにすると同時に、コールドスプレーや冷えピタ、団扇などで汗を抑えて対策しましょう。
汗をかいた後の浴衣は、きちんとお手入れして、汗染みの黄ばみができないようにしておくことも大事ですよ。