冷やし茶漬けはまずいって言っている人も多いみたいですね。
お茶漬けは熱いお湯で作るもの、ご飯に冷水をかけて食べるなんて気持ち悪いという否定的意見もよく聞きます。
でも、もしかしたらそれは、冷やし茶漬けの作り方が間違っているのかもしれません。
ここでは、冷やし茶漬けがまずくなってしまう原因と、おいしく作るコツ、そしておすすめのレシピを紹介します。
ウーロン茶なども使った冷やし茶漬けを試しに食べてみたら、もしかすると、まずいという評価が変わるかもしれませんよ。
冷やし茶漬けってまずい?それってこれが原因では?
おいしいと言う人も多い反面、まずいという意見も多いらしい冷やし茶漬け。
確かに、お茶漬けって熱いお湯をかけて食べるものという固定観念がありますし、ご飯に冷たい水をかけること自体に抵抗を感じるというのもあるかもしれませんね。
ただ、冷やし茶漬けをまずいと言っている人は、もしかしたら作り方を若干間違えてしまっているのではないかと思うんですね。
冷やし茶漬けは、よく冷えていないとおいしくないんです。
ですから、温かいご飯に水をかけて作ったのではいけません。そのように作ったものだと確かにまずいです。
冷やし茶漬けをおいしく作るには、炊きたてのご飯を水でよく洗って、冷やすと同時にお米のぬめりを取るのがコツです。
あとは冷たい水をかけてお茶漬けにするだけ。お茶漬けの素は、水でもしっかり溶けてくれます。
氷を入れて冷やすというのは、食感が悪くなってあまりよくないですね。
そういう作り方をしていたCMもありましたけど、あれはおいしそうに見せる演出だったのではないかと思います。この辺については、人によって好みが分かれるかもしれませんが。
冷やし茶漬けをおいしく食べられるおすすめレシピ!
市販のお茶漬けの素をそのまま使って冷やし茶漬けを作るのもいいんですが、ここで、実際に食べてみておいしかった冷やし茶漬けのレシピを紹介しますね。
まずは、『浅漬け冷やし茶漬け』です。
材料(1人分)
大葉 3枚
きゅうり 1/4
みょうが 1個
エバラ浅漬けの素 大さじ2杯
それと、もちろんご飯と水ですね。
大葉は千切りにして、きゅうりは小口切りに、みょうがは縦に半分に切ってから斜め薄切りにしてください。
作り方は簡単。
まずは、大葉、きゅうり、みょうがを浅漬けの素であえます。
それをご飯と水、お茶漬けの素で作ったお茶漬けに乗せるだけ。
ご飯は、お茶漬けにする前に水洗いして下さいね。
どのレシピでも、炊きたてを水洗いして使うのがおいしく作るコツです。
これだけで、さっぱりした喉越しの、おいしい冷やし茶漬けの完成です!
次に紹介するのは『麺つゆ冷やし茶漬け』です。
材料(1人分)
きゅうり 1/4
梅干し 1個
ちりめんじゃこ 適量
ごま 適量
のり 適量
麺つゆ 2倍濃厚のものなら20ml
それと、ご飯とお水ですね。
作り方ですが、薄めた麺つゆをよく冷やして、それでお茶漬けを作り、その上に具材を乗せるだけです。きゅうりは千切りにして下さい。
お好みでかつおぶしをかけてもいいですし、みょうがや大葉などもよく合いますよ。
薄めた麺つゆもよく冷やしておくのが、おいしく作るコツです。
冷やし茶漬けをウーロン茶で作るならこんなのはいかが?
お次はちょっと変わった『トマト冷やし茶漬け』です。
材料(1人分)
トマト 1個
昆布茶 小さじ1/2
塩 小さじ1
かつおぶし 適量
ご飯
ウーロン茶
作り方
トマトをざく切りにし、塩をふります。
そこに昆布茶を加えてかき混ぜてから、かつおぶしをかけ、よくなじませます。
それをご飯の上に乗せ、ウーロン茶をかければ完成です。
トマトはちょっと…という方は、こんなウーロン茶冷やし茶漬けはいかがでしょう?
材料(1人分)
塩こんぶ 適量
梅干し 1個
ご飯
ウーロン茶
作り方は、ご飯に塩こんぶと梅干しをのせて、冷やしたウーロン茶をかけるだけ。
さっぱりして、暑さにバテ気味で食欲がなくても、サラサラ食べられますよ。
ウーロン茶冷やし茶漬けなら他にも、梅干しの種を取り、包丁で叩いてかつおぶしと合わせ、ワサビや海苔と一緒に乗せてもおいしいです。
まとめ
普通のお茶漬けと同じやり方で作っていて、冷やし茶漬けはまずいと思っていた人も多いかもしれませんが、炊きたてのご飯を洗ってお米のぬめりを取り、よく冷やしておくのがおいしく作るコツです。
冷やし茶漬けには色んなレシピがありますので、今まで敬遠していた人も、暑い季節には是非冷やし茶漬けを試してみてください(^^)
暑い季節だけではなく、二日酔いの朝にもおいしいですよ。