お風呂場に発生したカビを掃除するときに使う物といったら、カビーキラーなどのカビ取り剤ですが、あれって壁に使うと垂れるんですよね。
カビが生えている所にとどまってくれないから、カビがうまく落とせなくて困りものです。
実は、そんな悩みを簡単に解決してくれるオススメの裏技があるんですよ!
カビキラーが垂れなくなる上に、掃除も楽になっていい事ずくめ。
もちろんお風呂場のカビもバッチリ落とせます。
カビキラーが垂れる! お風呂の壁掃除ならこの裏技がオススメ!
カビキラーが垂れるのを防止する方法というと、ティッシュなどにカビ取り剤を染み込ませて、それを湿布のようにカビ部分に貼るという方法があります。
でも、その方法って面倒くさいですよね。
ここで紹介する方法は、それよりももっと簡単なんですよ。
用意するものは、カビキラーやカビハイターなどのカビ用洗剤と、片栗粉です!
洗面器などで、片栗粉を小さじ1杯に対して、カビキラーなどをスプレー5回分の割合でかけてよく混ぜるだけ。
そうすると、カビ取り剤がペースト状になって、お風呂の壁に塗っても垂れなくなるんですよ。
片栗粉を混ぜることでカビを落とす効果が落ちたりすることはありませんし、お風呂の壁が汚れるなんてことはありません。
そして、片栗粉とカビキラーを混ぜるときや、混ぜた物を壁に塗るときに便利なのが、クリーンスクレーパーです。
クリーンスクレーパーって、瓶の中のジャムをキレイにすくい取ったり、そのままパンに塗ったり、お菓子を作るときに材料を混ぜたりできるキッチン用の柔らかいヘラですが、それが便利なんですよ。
片栗粉とカビキラーを混ぜるときに使えるのはもちろん、そのままお風呂の壁に混ぜた物を塗るときにも、とっても使いやすいです。
片栗カビキラーをお風呂のカビ部分に塗ると、片栗粉の効果でカビ取り剤が数秒で固まってその場に留まります。
10分ほど放置してから、シャワーで洗い流すだけのお手軽さです。カビの生えている部分をゴシゴシこする必要もありません。
この方法だったら、シャワーヘッドをかける部分や、タオルかけ周辺のカビ掃除もやりやすいですよ。
カビ取り剤は、カビキラー以外でも、ダイソーやセリア、キャンドゥなどの100円ショップに売っているものでも大丈夫ですし、片栗粉やクリーンスクレーパーも100均に売っています。
100円ショップで必要なものを買えば、合計300円ほどでお風呂のカビ掃除に使うものが揃えられます。
お風呂のカビ防止のためにかけるのは冷水かお湯か?
お風呂場のカビをきれいに落とせたら、そのキレイな状態をできるだけ保ちたいですよね。
そのためには、換気して湿気がこもらないようにするのも重要ですが、オフロに入った後の、ちょっとした一手間もカビ防止のためには大切です。
体を洗っているときに飛び散った泡や垢がお風呂場の壁にかかっていますから、それを最後にシャワーで洗い流しましょう。
そういった物を残しておくと、それが栄養になってカビを繁殖させてしまうんですよ。
そのときにかけるのは冷水なのか、それともお湯なのかですが、お湯を使いましょう。
垢や石鹸カスなどは熱いお湯のほうが落としやすいですから、まずはシャワーのお湯を壁にザーッとかけて洗い流します。
でも、それだけではお風呂のカビ予防のためには不十分です。
お湯を使うとお風呂場の温度が上がってしまって、カビの繁殖により適した環境になってしまいます。
それを防止するために、仕上げに冷水をかけて、お風呂場の温度を下げましょう。
最初にお湯→仕上げに冷水。お風呂からあがる前のこの一手間で、カビの繁殖を抑えることができます。
お風呂の換気扇を回す時間はどのくらい?
お風呂のカビ防止のためには、やっぱり換気が一番重要です。
でも、換気扇はどのくらいの時間回しておけばいいのでしょうか?
お風呂から上がった後の1~2時間くらい、というお宅も多いのではないでしょうか?
実は、お風呂場の換気扇は、24時間回しっぱなしにしておいたほうがいいんです。
電気代が心配な人もいるでしょうけど、実は、換気扇の電気代は微々たるものなんですよ。
お風呂場の換気扇の消費電力は20wほどですから、仮に1ヶ月間24時間回しっぱなしにしても、月の電気料金は373円くらいにしかなりません。
20w×24時間×30日で、月の使用電力は14.4kWh
1kWhが25.91円だとすると、月の電気代は約373円という計算です。
最近の換気扇で24時間換気モードを備えている物だったら、消費電力は更に小さくて、2~3wしかありません。
それだったら、月の電気代は約56円ほどにしかなりません。
お風呂の壁や天井にカビがたくさん生えたときの掃除の手間や、そのために必要なカビ取り剤などを買う出費を考えれば、どうってことはない負担ですよね。
お風呂場は特に結露やカビの発生しやすい場所ですから、電気代を気にせずに、換気扇をフル稼働させておいたほうがいいですね。
お風呂場の換気扇を回す時は、窓やドアを締めることで、浴室を密室にしたほうが効果的です。
そうすることで空気の通り道ができて、効果的に換気ができます。
換気のためには窓やドアを開けたほうがいいような気がするでしょうけど、窓やドアを開けると、浴室内の空気がうまく循環しません。
お風呂場同様、キッチンやトイレなどの換気扇もずっと動かしておいて大丈夫ですよ。
そうすることで、カビや結露が予防できるだけではなく、ニオイの除去にもなります。
まとめ
カビキラーなどのカビ取り剤に片栗粉を混ぜて使う方法は、垂れることがなくなってお風呂のカビ掃除がぐっと楽になるので超絶オススメですよ!
片栗粉小さじ1に対して、カビキラーなどをスプレー5回の割合ですからね。
お風呂場のカビ部分に塗るときには、クリーンスクレーパーを使うと便利です。
片栗粉とカビキラーを混ぜるのにも使えますよ。
必要なものはどれも、ダイソーなどの100円ショップにも売っていますから、安上がりにそろえられます。