新車でも中古車でも自動車を買って納車する日って、大安とか赤口とかが気になりますよね。
果たして、赤口の日の納車ってよくないのでしょうか?
どうしても赤口の日に納車するしかない場合、どうしたらいいのでしょうか?
ここでは、そんなお悩みについての情報をまとめています。
納車の縁起 赤口の日はよくない?
「赤口」(しゃっこう・しゃっく)とは、赤舌神(しゃくぜつしん)という鬼が人々を悩ますことをするため、この日は何をやっても駄目な縁起の悪い日だと言われています。
車の納車の日が赤口だと気になりますし、納車の他にも、結婚式や入籍の日というのも赤口は避けたいんですよね。
赤口は、赤舌神が悪さをするからというだけではなく、赤が火や血を連想させるため、昔から縁起が悪いと気にする人が多いんです。
でも、赤口の日は縁起が悪いとか、何か悪いことが起こるという科学的根拠があるわけではもちろんありません。
結婚式のように、他の人も関わってくる事は赤口の日を避けたほうが無難でしょうけど、車の納車のような、自分や家族だけが関わる事でしたら、そこまで気にする必要もないかと思います。
実際、赤口の日に車の納車をしたけど、事故なんかには全然遭っていないという人もたくさんいます。
逆に、大安の日に車の納車をした人は事故に遭わないのかというと、そんな事はありませんよね。
とはいえ、もし何かあったときに、「この車は赤口の日に納車をしたからだ……」なんて気に病むのも嫌なものです。
それに、何も起こっていないとしても、「赤口の日に納車したから事故に遭うかも……」なんて心配が引っかかりながら車の運転をするのも精神的によくありません。
でも、どうしても赤口の日の納車を避けられないとしても、赤口には縁起が悪くはない時間帯というのもあるんですよ。
それは何時なのか、次の章で紹介しますね。
赤口に納車をするなら正午前後が吉!
赤口の日でも、午(うま)の刻である午前11時から午後1時の間は、縁起は吉とされているんですよ。
午の刻は鬼が休む時間帯とされているので、赤口の日に人々を悩ます赤舌神も休憩中というわけです。
ですので、どうしても赤口の日に車の納車をするしかないけど、縁起が悪い日なのが気になるという場合は、この時間帯に納車してもらえばいいでしょう。
ちなみに、赤口以外の日の時間帯による縁起がどうなっているのかというと・・・
・大安:すべての時間帯で吉
・仏滅:すべての時間帯で凶
・友引:11時から13時が凶
・先勝:午前中が吉、午後は凶
・先負:午前中は凶、午後は吉
赤口の日は、正午前後の2時間だけが吉で、ちょっと慌ただしいですけど、縁起を気にするのであれば、この時間帯を狙いましょう。
納車後にお祓いを頼む場合の費用は?
赤口の日の午(うま)の刻に納車をしてもらったけど、やっぱり縁起の悪い日なのが気になるとか、午の刻の納車は都合がつかなくてダメだった、という場合もあると思います。
そんな場合は、納車してもらった後で車のお祓いをしてもらってもいいでしょう。
納車してもらった後の暦のいい日を選んで、自宅近くか、自宅から吉方位の神社に行くのがいいかと思います。
車で神社に行くまでは、時間に余裕のある日に、あまり速度を出さずに安全運転をこころがけるといいですね。
「早くお祓いしないと!」とか「この後仕事があるから早く行っとかないと!」と急いで運転して事故にあってしまっては本末転倒です。
納車した車のお祓いを頼む場合の費用は、普通車1台でしたら5,000円程度が目安ですね。
見栄を張る必要はありません。金額ではなく、気持ちです。
まとめ
赤口の日は、何をやってもダメな縁起の悪い日とされていますが、午前11時から午後1時の時間帯は吉とされています。
どうしても赤口の日に車を納車してもらうしかないけど、縁起の悪い日なのが気になるという場合は、正午前後のその時間帯を狙うといいでしょう。
納車の後に車のお祓いをして貰う場合、包む費用は5,000円程が相場です。
いずれにしても、「赤口の日に納車した車だから事故に遭うかも……」と、あまり気にしすぎるのはよくないと思いますよ。
引き寄せの法則というのがあって、いいことが起こると考えていれば、いいことが引き寄せられますし、悪いことが起こると想像していたら、実際に悪いことが引き寄せられてしまうといいます。
引き寄せの法則 エイブラハムとの対話 [ エスター・ヒックス ]
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六曜を気にするのは、結婚式などの、他の人も関わってくる事だけにしておけば十分だと思います。