夏の風物詩の一つ入谷朝顔市は、毎年多くの人で賑わいます。
120軒の朝顔のお店と100軒の屋台が軒を連ね、朝顔だけではなく、お祭り気分も十分に堪能できるこのイベントに訪れる人は、およそ40万人。
朝顔愛好家はもちろん、お祭り好きにとっても見逃せない催しですよね。
ここでは、入谷朝顔市の開催日と時間、そして、朝顔の種類や値段を紹介します。
朝顔を買っても、持って帰るのが大変そう…なんて心配もありませんよ(^^)
入谷朝顔市の時間は?
入谷朝顔市は、毎年7月の6日から8日まで、3日間開催されています。
開催日は、曜日に関係なく毎回同じ日付ですのでわかりやすくていいですね。
開催場所は、入谷の鬼子母神を中心にした言問通りです。
そして時間ですが、早朝5時から夜の11時までと、結構長い時間やっています。
遅い時間までやっているので、職場が都内なら、平日でも仕事帰りに寄ったりできますね。
朝顔市当日は、言問通りに120軒程の朝顔業者が並び、朝の7時頃にはかなりの人出で賑わいます。
朝顔業者だけではなく屋台も100軒くらい出ますから、朝顔を見るだけではなく、お祭り気分も十分に楽しめますよ。
屋台は、早いところなら朝の4時半頃には店を開いていますので、まだ人の少ない早朝に行ってもいいでしょうが、夕方の賑やかな時間に行っても祭りの雰囲気を味わえていいです。
ただ、夕方に行くと朝顔がとっくにしぼんじゃってるんですよね^^;
だから、朝の7時くらいには、もう人がたくさん来てるんですね。近くに住んでいないと、なかなか朝早くには行けないでしょうけど。
入谷朝顔市ではどんな種類の物を売ってるの?
入谷朝顔市で売られている朝顔は、やっぱり小学生の頃に授業で栽培した朝顔とは違いますね。(そりゃそうですよね^^;)
江戸情緒を感じさせる綺麗な朝顔揃いです。
「桔梗」はその名の通り、桔梗の花を思わせる色と形ですし、「曜白」は、花の中心から白い筋が伸びているのが特徴。「団十郎」は、海老茶色のとても希少な種類の朝顔です。
特に注目したいのが、この「団十郎」ですね。
団十郎といえば、歌舞伎役者の市川団十郎ですが、江戸時代の2代目団十郎がこの朝顔を愛好していたことから、この名がついたそうです。
この品種はあまり流通していないため、この朝顔を手に入れるために入谷に来る人も多いらしいですよ。
入谷朝顔市では他にも、「日本朝顔」「オーシャンブルー」「ヘブンリーブルー」などの朝顔も販売されています。
団十郎だけでなく、4色の朝顔が1つの鉢に入った物も人気です。
入谷朝顔市で売られている朝顔の値段は?
入谷朝顔市で販売されている朝顔の値段ですが、小さいものだと1鉢800円、あんどん仕立ての物でしたら、1鉢2000円からですね。
あんどん仕立てというのは、鉢に5本の支柱と輪が組み合わさった物が立てられていて、そこにツルが巻き付いている朝顔です。
値段は朝顔組合によって決められているので、どこのお店でも一律です。
また、朝顔はその場で発送を頼んで、自宅まで宅配してもらうこともできます。
ヤマトや佐川急便、郵便局が、そのためのブースを設けていて、買ったその場ですぐに発送を頼むことが可能。
配送料は、関東なら600円、甲信越地方は700円、その他の地域なら800円位です。
業者によって多少の差はありますが、箱も込みで1000円かかりませんよ。
専用のダンボールに入れてくれますから、朝顔が傷んだりする心配はありません。持ち帰りが大変な場合や、いくつも買いたい場合、おみやげ等として贈りたい場合にはとても便利なサービスです。
まとめ
一口に朝顔と言っても、種類がいろいろあって、それぞれ全く違う魅力があるんですよね。
愛好家が多いのもうなずけます。私も朝顔好きですし(^^)
7月の6日、7日、8日には、是非入谷朝顔市に足を運んでみてはいかがでしょうか。