川辺や海辺で開催されることの多い花火大会、水を活かした演出も見逃せません。
水中花火やナイアガラの滝といった、火と水の競演はとても美しく芸術的ですよね。
水面に映る絶景や、光の大瀑布もまた、夜空に高く打ち上げられる花火に劣らず見る者を感動させます。
ここでは、関東の花火大会で、水中、水上花火や、ナイアガラの滝が見られるおすすめの所を選りすぐりで紹介します。
関東の花火を満喫したいのなら、どこも見逃したくない大会ばかりです。
花火大会 関東でのおすすめ 水中 水上花火ならここ!
川や海といったロケーションを活かして開催される花火大会では、水面への映り込みを計算した鮮やかな演出が見どころです。
水の上で半円形に広がるように仕掛けられた水中花火は、船から投げ込んだり、いかだで浮かべた花火玉から打ち上げたりと、その手法は様々。
贅沢な演出だけではなく、花火師の高い技術にも注目です。
水郷おみがわ花火大会
開催場所:千葉 小見川
打ち上げ数:約8,000発
100年以上の歴史を持つ、関東有数の花火大会です。
見どころはなんといっても、1尺玉の特大水中花火。
川面に広がる巨大な半円の花火は圧巻です。
鎌倉花火大会
開催場所:神奈川 鎌倉
打ち上げ数:約2,500発
由比ヶ浜海岸と材木座海岸で行われるこの大会では、大迫力のスターマインや仕掛け花火だけではなく、もちろん水中花火も見どころ。
毎年多くの海水浴客で賑わう海を鮮やかな光の華が彩ります。
館山観光まつり館山湾花火大会
開催場所:千葉 館山
打ち上げ数:約10,000発
8号玉を豪快に海中に落とす水中花火が名物の花火大会です。
花火の咲く大音響は、迫力満点の重低音。
「ドスーン!!」と響くダイナミックな水中花火は、ぜひ間近で見物したいものです。
サザンビーチちがさき花火大会
開催場所:神奈川 茅ヶ崎
打ち上げ数:約3,000発
サザンビーチの名物になっている本大会の目玉は、水面で孔雀が羽を広げたように見える『水中孔雀』。
海辺といった絶好のロケーションで繰り広げる、多彩な演出が人気です。
鴨川市納涼花火 鴨川大会
開催場所:千葉 安房鴨川
打ち上げ数:約4,000発
水中花火が見どころの花火大会です。
轟音とともに半円形の水中花火が開き、幻想的に海面を染め上げる感動的なイベントは、見ておいて損はありません。
りんどう湖花火大会
開催場所:栃木 那須
打ち上げ数:約1,500発
スイスの町並みを再現したテーマパークで開催される花火大会。
りんどう湖の水面に映る水中花火が、スイスの町並みと相まって、実にファンタジックです。
花火終了後にアンコールを行うと、アンコール花火が打ち上がるというユニークな演出もあり、こちらも楽しめます。
鹿嶋市花火大会
開催場所:茨城 鹿島神宮
打ち上げ数:約10,000発
北浦湖で開催される本大会では、水中スターマインのみならず、1尺玉の108連発も見どころ。
メーセージ付きの花火を打ち上げるイベントなどもあり、飽きさせないプログラムにも注目です。
花火大会 関東でのおすすめ ナイアガラならここが必見!
火の粉を高い場所から降らせることで滝のように見せる『ナイアガラの滝』も非常に芸術的で、実際に見るとその美しさに圧倒される仕掛け花火です。
川面に降り注ぐ光の大瀑布、ナイアガラの滝が見られる関東のおすすめ花火大会を厳選して紹介します。
(カッコ内は滝の全長)
さがみ湖湖上祭花火大会(約1000メートル)
開催場所:神奈川 相模湖
打ち上げ数:約5,000発
幕開けの100連発や1.5尺玉、ウルトラスターマインなど、多彩な花火を楽しめる中、特に人気なのがナイアガラの滝。
過去には、大会フィナーレ間近に実施されたナイアガラですが、今年はどんなタイミングで見られるのでしょうか。
いたばし花火大会(約700メートル)
開催場所:東京 板橋
打ち上げ数:約12,000発
荒川を挟んで、東京板橋区の『いたばし花火大会』と、埼玉県戸田市の『戸田橋花火大会』が同じ場所で同時に開催されます。
それぞれ違った趣向をこらした花火の連続で非常に楽しめる大会ですが、特に注目したいのが板橋側の『大ナイアガラの滝』でしょう。
全長700メートルもの光の大瀑布は圧巻そのもの。
大会のクライマックスを飾るにふさわしい一大イベントは必見です。
小田原酒匂川花火大会(約300メートル)
開催場所:神奈川 鴨宮
打ち上げ数:約5,000発
音楽と花火が連動する『ハナビリュージョン』やスターマインなどによる三部構成の演出の中で、ひときわ感動的なのが、全長300メートル、高さ30メートルのナイアガラの滝。
酒匂川という絶好のロケーションを活かした一大パノラマは、是非間近の有料席で鑑賞したいものです。
常総きぬ川花火大会(約200メートル)
開催場所:茨城 常総
打ち上げ数:約10,000発
30秒間に5号玉を70連発打ち上げるという、迫力のオープニングで始まる本大会。
花火の総打ち上げ数が約1万発というのも圧巻ですが、全長200メートルのナイアガラ富士も迫力十分。
芸術花火の連続の中でナイアガラがひときわ注目を集め、大会の盛り上がりは最高潮に達します。
Festival Walk Dreams(約150メートル)
開催場所:千葉 蘇我
打ち上げ数:1,500発(各日)
7月下旬と8月下旬の2回に分けて開催される本大会では、サマーソングとシンクロして花火が打ち上げられます。
150メートルのナイアガラは千葉県屈指の規模。
花火の発射場所から見物席までの距離が65メートルと、間近で見られるのも魅力な大会です。
まとめ
水面に光の華を咲かせる水中花火も、水上に出現する光の大瀑布ナイアガラの滝も、どちらも甲乙つけがたい魅力があります。
自然と花火師の技が織りなす水と光の競演は、是非間近で鑑賞したいものですね。
今回紹介した花火大会は、関東ではどれも見ておいて損のないおすすめのものばかりです。
花火大会を見物に行く予定の方は、行き先の候補にしてみてはいかがでしょうか。