雨の日になるとなぜか頭痛がするっていうことありますよね。
どうして低気圧で頭痛になってしまうのでしょうか。
ここでは、低気圧と頭痛の関係、頭痛を解消するための対策、そして、そんな方におすすめの、とっても便利なアプリを紹介します。
低気圧による頭痛に悩んでいる人は、参考にして下さい。
低気圧と頭痛はどのように関係しているの?
雨の日によく頭痛になってしまうというのは、厳密には低気圧が原因です。
では、どうして低気圧によって頭痛が起こってしまうのでしょう。
低気圧と頭痛の関係を見てみましょう。
まず低気圧とは何かをざっくり説明しますと、暖かくなった大気によって上昇気流が発生するという現象が低気圧の正体です。
低気圧が発生している時というのは、大気中の酸素濃度が低くなっているのですが、その時、私たちの体の中では、血液中の酸素分圧が下がって血管が拡張しています。
(酸素分圧というのは、かなりざっくり言うと、血液の中の酸素の量です。あまり考え過ぎると頭が痛くなりますので、深く考えないようにしましょう^^;)
同時に、交感神経が緊張している状態(血管が収縮している状態)から、副交感神経がよく働いている状態(血管が拡張している状態)に変化します。
その血管の拡張が血流の増加をもたらし、それが頭痛を引き起こしているのです。
通常であれば、この様な変化にも自律神経が上手く対応して体の調子が悪くなる事を防いでくれるのですが、自律神経の機能が思わしくなく、その働きに大きく偏りがある状態ですと、頭痛などの症状が起こってしまうのです。
普段から頭痛その他の体の不調を抱えている人だと、自律神経が乱れがちになってしまっているようです。
低気圧で頭痛になってしまう場合 どんな対策を取ればいいの?
では、低気圧によって頭痛になってしまう場合、どんな対策を取ればいいのでしょうか。
いくつかの頭痛対策を紹介しますので、ご自分に合っていそうな方法を試してみてください。
・カフェインを摂る
カフェインには血管を収縮させる働きがあります。
ですから、血管の拡張とそれによる血流の増加によって引き起こされている頭痛の症状を改善する効果が期待できるのです。
カフェインは、コーヒーや緑茶だけではなく、栄養ドリンクにも多く含まれています。
低気圧による頭痛にお悩みの方は、まずはこうした飲み物を飲んでみてはいかがでしょうか。
・横になる
体を横にすることで、拡張した血管が元の状態に戻ります。
頭が痛くて辛い時は、可能であれば横になって休みましょう。
・酔い止め薬を飲む
普通の頭痛薬でもいいのですが、頻繁には飲みたくはないものですし、頭痛薬だと胃への負担が心配という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな場合には、乗り物酔いの薬でも効果が期待できます。
・指のツボを刺激する
低気圧で頭痛になってしまったら、手の中指の先を揉んでみてください。
中指の先には頭に効き目のあるツボがあるので、頭痛対策にも効果を期待できます。
横になったり、薬を飲んだりといったことができない時の、応急的な対策としてもおすすめです。
低気圧で頭痛になってしまうなら このアプリがおすすめ!
お天気による頭痛って、いきなりやってくるっていうのも辛くて嫌なんですよね。
そんな場合には、前もって頭痛が来そうなことがわかると、心構えができて気持ちも結構楽になれますよ。
そこで便利なのが『頭痛ーる』というスマホアプリです。
このアプリは気象予報士の人が開発したそうなのですが、現在の気圧や気温を知ることができ、グラフで気圧の変化もわかるんです。
ですから、これから頭痛がおきそうだなということがあらかじめ予想できるので、気持ちがだいぶ楽になります。
また、そういうことが予想できれば、頭痛が来そうな時には人と会うのはやめておく、旅行は頭痛がおきない日を選びたいなどの予定を立てる事もできて、とっても便利です。
この頭痛ーるというアプリ、『頭痛ダイアリー』という所に、1時間ごとにコメントを入力することもできるのですが、ここに自分の体調を書き込んでいると、気圧の変化と体調の悪い日がしっかり一致していることがわかって驚きましたね。
スマホアプリ頭痛ーる、かなりおすすめです。
まとめ
低気圧で頭痛になってしまうというのは、低気圧による血管の拡張と血流の増加に自律神経が上手く対応できなくなっていることが原因なんですね。
頭痛がおこってしまった時には、
・カフェインを摂る
・横になる
・酔い止め薬を飲む
・手の中指の先を揉んでツボを刺激する
といった対策を試してみてください。
また、『頭痛ーる』というスマホアプリもおすすめです。
気圧の変化がグラフで確認できて、頭痛をあらかじめ予想できますから、気持ちがかなり楽になりますよ。
頭痛がおきそうな時には人と会うのはやめておくなどの予定も立てられるので、頭痛ーるはかなりおすすめです。