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焼肉で下痢をする原因は膵臓の病気!?この対策で楽しい食事を!

投稿日:2017年1月14日 更新日:

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焼肉が大好きなのに、食べると数時間後に下痢が・・・。

ひどいと食事中にトイレにいくことにも・・・。

そんなつらい症状、なんとかしたいですよね。

 

焼肉を食べると下痢をしてしまう原因って何なのでしょうか?

そこには、膵臓の病気が潜んでいる場合もあるのです。

下痢を防ぐ対策と合わせて参考にしてください。

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焼肉を食べると下痢をする原因は何?

焼肉を食べると下痢をしてしまう原因には、主に次の3つがあります。

自分の食生活や、焼肉を食べたときにどんな食べ方をしたかを思い返して、下痢をしてしまう原因を探ってみましょう。

 

原因1『脂を消化しにくい体質』

焼肉などの脂肪の多い食べ物を食べた時、私達の体の中では胃と膵臓(すいぞう)から『リパーゼ』という分解酵素が分泌されています。

このリパーゼが脂肪を消化してくれるのです。

 

このリパーゼが十分に分泌されていれば問題はないのですが、体質的にリパーゼが少ない人がいます。

リパーゼが少ないと、焼肉などの脂の多い食事を食べたときに消化不良を起こして下痢をしてしまうというわけです。

 

私達日本人は農耕民族ですから、元々肉はそんなに食べていませんでした。

ですから、肉を消化するための分解酵素であるリパーゼの分泌が弱い人も多いようです。

 

家で食べる牛肉に比べて、焼肉屋などで食べる肉って脂が多いですよね。

特に、そういうお店に行ったときって、美味しいものだから脂の乗った高い牛肉をついついたくさん食べてしまったりします。

そのため、余計に脂分が原因の下痢にもなりやすくなってしまうというわけです。

 

原因2『牛肉アレルギー』

脂が含まれている肉は牛肉だけではありません。

豚肉や鶏肉にだって脂分は含まれていますよね。

それなのに、なぜか焼肉を食べたときだけ下痢をするという場合は、もしかすると牛肉アレルギーなのかもしれません。

牛肉アレルギーの場合、焼肉などで牛肉をたくさん食べると腸が刺激を受けて、下痢の症状が出てしまうのです。

 

家では倹約して豚肉や鶏肉ばかり食べているけど、たまに奮発して焼肉屋に行くと、決まって下痢をしてしまうなどという場合は、牛肉アレルギーの可能性もあります。

 

原因3『ニンニクアレルギー』

牛肉を食べても、焼肉以外のハンバーグなどだったら下痢をしないという場合は、ニンニクアレルギーの可能性もあります。

ニンニクには腸の働きを活発にする効果がありますが、そのせいで腸が過敏になってしまい、下痢を起こす体質の人もいるのです。

餃子を食べても下痢をしてしまうようなら、ニンニクアレルギーなのかもしれません。

 

また、焼肉を食べに行っても、タンなら平気だけど、それ以外の料理だと下痢をしてしまうという場合も、ニンニクアレルギーの可能性大ですね。

 

焼肉で下痢をするのは膵臓の病気のせいかも!?

先程あげた3つ以外にも、焼肉で下痢をしてしまう原因として考えられるものがあります。

ですが、それは体質によるものではなく、もしかすると病気によるものかもしれないのです。

 

脂を消化するための『リパーゼ』という分解酵素が膵臓(すいぞう)から分泌されていると、先ほど紹介しましたよね。

その膵臓が炎症を起こして膵炎になってしまうと、リパーゼが暴走してしまい、膵臓の組織自体をも消化してしまうのです。

それによっても、焼肉などの脂っこいものを食べた後でひどい下痢を起こしてしまいます。

 

この場合は、焼肉だけではなく、とんこつラーメンなどの脂っこいものを食べても下痢の症状に悩まされます。

 

膵炎が起こる原因は、アルコールや過労やストレス、そして脂です。

以前までは焼肉を食べても平気だったのに、最近になって下痢をするようになったという場合は、体質が原因ではなく、膵炎になってしまっているのかもしれません。

ですので、心あたりがある場合は、一度病院で診てもらうことをおすすめします。

 

その場合は、一般的な受診ですと「ストレスで胃腸が弱っているだけでしょう」で済まされてしまう可能性が大きいです。

ですから、人間ドックで徹底的に診てもらったほうがいいですよ。


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焼肉で下痢をしないための対策は?

牛肉アレルギーやニンニクアレルギーが下痢の原因の場合、残念ながらそれらを食べないようにするしかありませんが、リパーゼの分泌が弱いことが原因でしたら、できる対策もあります。

脂の消化が追いつかなくなってしまうのが焼肉による下痢の原因ですから、脂の吸収や量を抑えるような食べ方をすればいいのです。

 

対策1『野菜を一緒に食べる』

野菜に含まれる食物繊維には、脂肪の吸収を抑える効果があります。

また、野菜を一緒に食べることで、必然的に焼肉を食べる量も減りますよね。

食べる牛肉の量が減ることで、摂取する脂の量も減るというわけです。

栄養のバランスもとれて一石二鳥ですし、焼肉屋に行ったときにはサラダなどの野菜もたのむようにしましょう。

 

対策2『飲み物にはウーロン茶を』

ウーロン茶にはポリフェノールが含まれていますが、このポリフェノールには脂肪の吸収を抑える効果があるのです。

焼肉を食べるときには、ウーロン茶を飲むようにしましょう。

 

対策3『ビールなど冷えたお酒は飲まない』

焼肉による下痢の予防にはウーロン茶がオススメですけど、逆に冷たいお酒はNGです!

ビールなどの冷えたお酒を飲むと、胃腸の働きが悪くなってしまい、下痢を起こしやすくなってしまうからです。

焼肉を食べに行ったときは冷えたビールも飲みたくなってしまうものですが、下痢をしてしまうのでしたら、ここは我慢してウーロン茶にしておきましょう。

 

対策4『脂の多い肉ばかり食べない』

焼肉を食べに行くと、ついついカルビなどの脂質の多い肉ばかり食べたくなってしまいますが、それはいけませんね。

ハツやレバーは脂肪が少なめですから、そういった肉も意識的に選ぶようにしましょう。

 

主な部位の脂質の量は以下のようになっています。(100g中)

 

カルビ  47.7g

ハラミ  35.5g

タン(塩ダレ)  22.9g

ホルモン  14.8g(一人前30g中)

ハツ  12.6g

レバー  8.8g

豚カルビ  39.7g

豚レバー  8.5g

鶏もも(塩ダレ)  15.2g

 

 

まとめ

焼肉を食べると下痢をしてしまう原因には次の4つが挙げられます。

 

・脂質を消化するための分解酵素『リパーゼ』の分泌不足

・牛肉アレルギー

・ニンニクアレルギー

・膵炎

 

 

アレルギーの場合は、それらを食べないようにするしかありませんが、リパーゼ不足が原因でしたら、脂の吸収や量を抑える食べ方で下痢対策しましょう。

サラダなどの野菜やウーロン茶には、脂の吸収を抑える効果がありますので、焼肉を食べる際には一緒にとるようにしましょう。

野菜も一緒に食べれば、その分牛肉を食べる量も減りますし。

胃腸の働きを悪くしてしまう、ビールなどの冷えたお酒はNGですからね。

 

それと、以前は焼肉などの脂っこいものを食べても下痢などしなかったのに、最近になって下痢をするようになったという場合には、体質が原因ではなく、もしかすると膵炎にかかってしまっているのかもしれません。

心配でしたら、人間ドックで見てもらったほうがいいですよ。

一般的な受診ですと「ストレスで胃腸が弱っているだけでしょう」で済まされてしまうことも多いので、気をつけてください。

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