何か物をなくしてしまって、いくら探してもなかなか見つからないのって困りますよね。
そんなときに試してみたいのがおまじない!
ここでは、なくしたものを見つける方法として、いくつかのおまじないを紹介しますね。
私も試してみたのですが、その結果、なくしたものが見つかったのかというと・・・。
なくしたものを見つける方法 おまじないを色々やってみた
私は時折、家の中で紛失物に悩まされます。
鍵、カード類、保険証などなど・・・。
自分で言うのもなんですが、私って結構片付けられる男なんですね。男のくせに。
部屋がとっちらかってるわけでもないのに、なぜか小物がなくなる。
そのたびに、そこら中ひっくり返してなくしたものを探していたんですが、聞くところによると、なくしたものを見つける方法があるっていうじゃありませんか。
その方法とは、おまじない!
なんだか胡散臭いなあと思いつつも、ワラにもすがる思いで、その方法に頼ってみることにしてみたというわけです。
なくしたものを見つける方法のおまじないは、たくさんあります。
・「清水の音羽の滝に願かけて失せたる〇〇(なくしたもの)のなきにもあらず」と三度唱える
・やかんを紐でぐるぐる巻きにして、「○○(なくしたもの)が見つかるまではずしてあげない」と脅す
・結び目を7つ作った赤い紐を部屋の中央に吊るす
・なくしたものを逆さ言葉で唱えながら探す
・ハサミを耳の横に持ってきて、「ハサミさん、ハサミさん、私の○○(なくしたもの)はどこにありますか?」と聞く
・ひたすら「にんにく、にんにく・・・」とつぶやきながら探す
正直なところ、どれもバカみたいで頼りないなあと思いました^^;
中でも、ヤカンを縛りつけて脅すって何なのでしょうか? ヤカンになんの罪があるというのでしょうか? とんだとばっちりですね。
でも面白そうなので、まずはヤカンから試してみました。
荷造り用のビニール紐でヤカンをぐるぐる巻きにして、「鍵が見つかるまではずしてあげない」と脅します。
今回は鍵が見つからなくなってしまったのです。
文字だけ見ると「はずしてあげない」と可愛い感じですが、口調は「はずしてやらねえぞ、ゴルァ!」といった感じで凄んでおります。
無機物を相手に、我ながらバカみたいです。
油ハネで薄ら汚くなっている上に、こんな無体な仕打ちを受けて、もしヤカンに魂が宿っていたら、探し物を手伝ってくれるどころか呪われそうな気になってきます。
もし呪われたら、もうどんなにお湯を沸かしてもぬるま湯のままです。
自分の不注意で見つからなくなった失せ物のために、ぬるいお茶しか飲めなくなるのです。
もしかすると、やかんで麦茶を作っていたはずなのに、めんつゆが出てくるかもしれません。
結局このおまじないでは、なくしたものは見つかりませんでした。
次に試したのは、結び目を7つ作った赤い紐を部屋の中央に吊るすというおまじないです。
赤い紐を天井にセロテープで引っ付けて、事態の推移を見守ります。
上ばかり見ていたら、天井に取り付けられている火災報知器から伸びている紐がホコリだらけになっているのを発見しました。
このおまじないでも鍵は見つからず、年明け早々、去年の大掃除で見逃した汚れを見つけただけに終わりました。
『清水の音羽の滝に願かけて失せたる〇〇(なくしたもの)のなきにもあらず』と三度唱えるというおまじないも試してみました。
「清水の音羽の滝に願かけて失せたる鍵のなきにもあらず」と三度詠唱。
なんか格好いいなと思いつつも、自分で言っててもよく意味がわかりません。
結局、手狭な部屋に魔法陣が現れて、見つからなかった鍵が魔導の光とともにせり上がってくるファンタスティックな光景を想像しただけで終わり、このおまじないでも失せ物は見つからずじまい。
なくしたものを逆さ言葉で唱えながら探すというおまじないも試しました。
「ぎか、ぎか、ぎか、ぎか、ぎか・・・・」
バカみたいで切なくなりました。
でも、短くて言いやすい逆さ言葉だったので、まだよかったかもしれません。
もし、ネットカフェの会員証などをなくしてしまったら大変です。
「うょしんいいかのぇふかとっね」と詠唱し続けて部屋の中を探し回らなければいけないのです。
「うょ」とか「のぇ」とか、発音するだけでも難儀するでしょう。
そもそも、こんな言葉覚えられません。
新手の怪人みたいに「ぎかぎか」言って家中うろついていても、結局なくしたものは見つかりませんぎか。
おまじないではやっぱり、なくしたものを見つけることはできないぎか?
でも、まだおまじないは残っているぎか!
なくしたものを見つける方法 ハサミさんを試してみた結果
期待が特に大きかったので後に取っておいたのが、ハサミを使ったおまじない。
なくしたものを見つける方法として、SMAPの中居くんも絶賛していて話題になっていたということで、特に期待が持てます。
このおまじないのやり方は至って簡単。
ハサミを耳元まで持ってきて、「ハサミさん、ハサミさん、私の○○(なくしたもの)はどこにありますか?」と聞いてみるだけ。
ハサミに問いかけながら部屋の中を探してみるのです。
ついつい携帯やスマホのようにハサミを耳にくっつけそうになってしまいますが、うっかりそんなことをすると、側頭部の髪の毛をザックリ行ってしまって大変ユニークな髪型になってしまいそうなので注意しましょう。
耳も怪我しないように気をつけてください。
「ハサミさん、ハサミさん、私の鍵はどこにありますか?」
ハサミをチョキチョキさせながら、部屋をうろついてめぼしい場所を探っていきます。
ちなみにこのハサミは、10年以上前に100均で買った安物です。
なくしたものを見つける事ができる力を秘めているようには見えませんが、長いことそれなりに大事に使ってきたので、恩返しの一つもしてくれるかもしれません。
「ハサミさん、ハサミさん・・・」
(チョキチョキチョキ・・・)
「ハサミさん、ハサミさん・・・」
(チョキチョキチョキ・・・)
ハサミさんはうんともすんとも言いません。鍵も見つかりません。
私はただ、心の赴くままにそこかしこを調べていき、そのうちハサミさんの力添えでフォースが覚醒して、なくした鍵やカードを即座に発見できる力に目覚めることを期待します。
う~ん、見つかりませんね。
この方法は、すごく評判がよかったんですけどね。
雑誌のいかがわしい袋とじを開けるのに、このハサミを使ったのがいけなかったのかもしれません。
なくしたものを見つける方法 まさかにんにくに頼るときが来ようとは…
あまりにバカバカしいと思って結局最後まで残ってしまった方法が、にんにくです。
「にんにく、にんにく・・・」と唱えながらなくしたものを探すという、至ってシンプルなおまじない。
さっき、「ぎか、ぎか・・・」と言いながらうろつきまわっても見つからなかったのに、詠唱する文言をニンニクに変えたところで失せ物を発見できるとは思えません。
でも、もうにんにくに頼るしかないので、このおまじないを試してみました。
「にんにくにんにくにんにくにんにく・・・」
するとどうでしょう、にんにくという単純な言葉を唱えることに神経が集中することで、頭のなかから雑念が払われ、脳がクリアになっていくような気がしてきます。
なくしたものの名前を逆さまに唱える方法では、聞き慣れない逆さ言葉を考えることのほうに集中力が行ってしまいますが、にんにくだとそのようなことはなく、無心になって探し物に集中できます。
にんにくという単純な言葉ならば意識せずとも唱えられるので、ただ単純な言葉を口にすることだけで頭の中が満たされて、なくしたものが見つからない焦りやいら立ちも小さくなっていくようです。
どこにあるんだろうとか、もしかしたらここにしまったのかもという、前に探したときに何度も考えたことは意識の上から消え、無意識に体が動き、部屋中のそこかしこを探っていきます。
意識の上にあるのは、にんにくのみ。
「にんにくにんにくにんにくにんにく・・・」
そして・・・。
ついに、鍵がバッグの底に見つかったではありませんか。
にんにくのおまじないを試す前に、ベッドの下、上着のポケット、洗濯機の中、果ては古新聞の束の中まで探し回っていたのはなんだったのでしょうか。
まるで、ニンニクの名を唱えることで悟りの境地に触れて、無意識がアカシックレコードにリンクし、大いなる者の命じるままに失せ物のありかに導かれたような心持ちです。
これはもはや、にんにく教。
人生の意味を探す者を照らす一条の光。
有り難い、有り難い。
にんにく、にんにく。
奇しくも、今夜のおかずは餃子です。
まとめ
なくしたものを見つける方法には色々なおまじないがあります。
中でも『ハサミさん』は、なくなった物が見つかったという口コミが多いようです。
うちのハサミさんは、助けてくれませんでしたけど^^;
私の場合、にんにくにんにく・・・と言いながら探すという方法でなくしたものが見つかりました。
困ったときのハサミ頼み、ニンニク頼み。何かなくしたときには、おまじないを試してみてはいかがでしょうか。