空気の乾燥が気になる季節ですね。
お部屋の空気が乾燥すると、お肌の潤いが失われてカサカサになるだけではなく、インフルエンザなどの風邪にもかかりやすくなってしまいます。
でも、できれば加湿器は買わないで済ませたいもの。
加湿器の代わりになるものには、どんなものがあるのでしょうか?
ここでは、タオル、ペットボトル、コップを使った加湿方法を紹介します。
加湿器の代わりにタオルの部屋干しは効果ある?
加湿器の代わりになるものというと、タオルを真っ先に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
濡らしたタオルを固くしぼって、そのまま部屋干ししておくだけですから、お手軽ですよね。
加湿器代わりにするのに必要なタオルの大きさや枚数は、部屋の広さや、その日の湿度によっても違ってきますが、平均的な広さの寝室などでしたら、バスタオル2枚もあれば十分だと思います。
水がたれないようにしっかり絞って、できるだけ枕に近い所に吊るしておけば、しっかり加湿器代わりになりますよ。
それでも効果を感じられなかったら、タオルの枚数を増やしてみてください。
夜に寝室にかけるのでしたら、入浴時に使ったバスタオルを使ってもいいですね。
リビングなど、寝室よりも広い部屋でしたら、もう少しタオルの枚数を増やしたほうがいいでしょう。
昼間の居間などでしたら、洗濯物を部屋干ししておいてもいいですね。
でも、部屋干し臭には要注意です。
加湿器の代わりにペットボトルを使うのもおすすめ!
ペットボトルを加湿器の代わりにする方法もあります。
こちらの方法は、濡れタオルを干しておくだけの方法に比べてちょっと手間がかかりますが、そんなに面倒ではありません。
ペットボトルを使った加湿方法でしたら場所を取りませんから、濡れタオルを何枚も部屋にぶら下げておくのはちょっと……という方にオススメですよ。
では、ペットボトル加湿器の作り方を紹介しますね。
材料
・ペットボトル(500mlの物でOKです)
・タオル(バスタオルではなく、手を拭いたりする小さめの物を)
・立てたペットボトルが入る容器(洗面器、バケツ、タッパー、何でもいいです)
作り方
1.ペットボトルにお湯か水を目一杯入れます。
2.ペットボトルを洗面器やバケツなどの容器に立てて入れて下さい。
ペットボトルのキャップは外したままで構いません。
3.ペットボトルの上に濡らしたタオルを広げてかぶせます。
4.タオルの、ペットボトルの口の部分にかぶさったところをペットボトルの中に押し込みます。
このときにペットボトルから水があふれたら、タオルの上からつぎ足して下さい。
タオルがペットボトルの中から水(お湯)を吸い出して、常に濡れている状態にするわけです。
5.ペットボトルを入れた容器(洗面器やバケツなど)にも、水かお湯を注いで、タオルに染み込むようにしましょう。
湯気が立つほどのお湯を使ったほうが、加湿効果は高くなります。
(ひっくり返したりしないように、置き場所などには気をつけましょう)
固くしぼったバスタオルを干しておく方法とは違って、この方法でしたら、タオルは常にビショビショに濡れている状態ですから、小さいタオルでも加湿効果は高いですよ。
他にも、ペットボトルを加湿器の代わりにする方法はあります。
1.500mlのペットボトルを真ん中あたりの高さでカットします。
2.ペットボトルの下の部分を器代わりにして、そこに水かお湯を入れます。
3.そこに、キッチンペーパー、ペーパーナプキン、筒状に丸めた新聞紙などを立てて入れれば完成。
キッチンペーパーでしたら、4枚重ねて4つ折りにするとちょうどいいですよ。
新聞紙の筒は、ペットボトルの中が一杯になるくらいの本数を立てて入れましょう。
筒を長くしすぎると、バランスが悪くなって、水の入ったペットボトルが倒れやすくなるので注意。
紙に吸われた水分が、水から出ている上の部分から蒸発することで、加湿器の代わりになるというわけです。
この方法でしたら、ペットボトルでなくても、マグカップやグラスなどのコップも利用できますね。
この方法のコツは、入れるキッチンペーパーなどの紙をあらかじめ濡らしておくことです。
紙がペットボトルから水を吸い上げるのには時間がかかるのですが、あらかじめ湿らしておけば、すぐに加湿効果が出ますよ。
このような方法で加湿器代わりに使える紙は、実は、ペーパー加湿器とか加湿フィルターとかエコ加湿器などの商品名で販売されています。
そちらはカラフルな紙でできていて、形も草とかリボンとかで、見た目もオシャレです。
ダイソーやセリア、キャンドゥといった100円ショップにも売られていますから、そういった物を加湿器代わりに利用するのもおすすめですよ。
見栄えにもこだわりたいのでしたら、ペーパー加湿器をおしゃれなグラスや小瓶などに入れてみてはいかがでしょうか。
人気商品ですので、100均ではすぐに売り切れてしまいます。
興味があるのでしたら、見つけたら、即買っておいたほうがいいですね。
加湿器の代わりにコップを置くのも意外と効果的!
濡らしたタオルを部屋に干しておいたりするのも、ペットボトルを使うのもちょっと面倒くさい・・・という方もいらっしゃるでしょうか?
でしたら、水を入れたコップを部屋に置いておくという、これ以上はないというほどに簡単な方法もありますよ。
そこに加湿ペーパーなどの紙を入れておけば加湿効果が高くなるのですが、何も入れないコップだけでも、それなりに水分は蒸発します。
リビングなどの広い部屋では、コップ1杯の水では不十分でしょうが、寝室でしたら、加湿器代わりにそこそこの効果が期待できます。
狭い部屋の加湿だったら、まずはコップを試してみて、それで不十分のようだったら、タオルやペットボトルを試してみるという手順でもいいかもしれませんね。
まとめ
加湿器代わりになる物には、タオルやペットボトル、水を入れたコップなど、いろいろな物があります。
加湿器って置き場所をとるし、使わないシーズンには邪魔になりますから、できれば買わずに済ませたいですよね。
(いい加湿器だと結構高いし・・・)
部屋の湿度や広さにあった加湿方法を見つけて、乾燥する季節を乗り切りましょう。
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加湿器を使わずに部屋の加湿をしようと思っても、湿度をはからないと効果があるのかどうか分かりにくいですよね。
ダイソーなどの100均で売られている100円の湿度計って、精度はどうなのでしょうか?