土曜の丑の日には、うなぎを食べるお宅も多いのではないでしょうか。
ちょっと奮発して家族揃ってうなぎを食べるのもいいですけど、赤ちゃんのいるご家庭だと、うなぎを食べさせても大丈夫だろうかと心配ですよね。
特に小さい子だと、アレルギーの不安もあります。
一体、うなぎって何歳から食べさせても大丈夫なんでしょうか?
小さい子供へのうなぎの食べさせ方や、食べさせてみてどうだったかについても紹介しますね。
うなぎは何歳から食べさせてもいいの?
何歳でうなぎを食べさせたかについて、お子さんをお持ちのよそのお宅の話を伺っていると、1歳から1歳半、早いお宅だと5ヶ月でうなぎを食べさせたというところもありましたね。
1歳を過ぎたくらいの年齢でうなぎを食べさせたというケースが多いようです。
離乳食が順調に進むか、離乳食が終わって普通のものが食べられるようになってきている年齢ですね。
どの子もうなぎを喜んで食べたといいます。
うなぎというと小骨が多いですから赤ちゃんに食べさせるのが心配ですけど、当然どのお母さんも、小骨はしっかり取り除いて、うなぎを細かく切ったり、すり鉢ですって食べさせたそうです。
うなぎを小さいお子さんに食べさせる場合、心配なのは小骨です。
完全に小骨を取り除けていればいいですけど、万が一取り残しがあったら喉に引っかかる危険があります。
小さい子供ですとまだ噛む力も弱いですから、その点が不安ですね。
また、うなぎには脂分も多いので、消化機能の弱い年齢のうちに食べさせると消化不良を起こすこともあります。
ですから、安心して食べさせられる年齢はというと、2歳代からになります。
そのくらいの年齢になれば噛む力や消化機能もしっかりしてきていますから大丈夫。
1歳代でうなぎを食べさせている家庭も多いようですが、2歳になってからにしたほうが安心でしょう。
うなぎを赤ちゃんに食べさせてアレルギーの心配はない?
1歳未満の赤ちゃんだと、与えてはいけない物というのがたくさんありますよね。
卵、牛乳、はちみつ、刺し身、うなぎ等。
これらの食材は、消化機能の未発達なうちに食べさせると消化不良を起こす場合があるだけではなく、アレルギーを引き起こす物もありますから注意が必要です。
しかし、これにも個人差があって、1歳未満でも大丈夫な子もいる反面、うなぎを食べさせたら消化不良で嘔吐や下痢をしてしまったという子もいます。
うなぎというのは、先程も書きましたように小骨や脂分が多いので2歳代から与えたほうがいいのですが、それだけではなく、もう一点注意したいことがあります。
それは、うなぎの産地です。
外国産のうなぎですと、粗悪な餌を与えられて養殖されたのかもしれません。
そういった餌に含まれる有害物質がうなぎの体内に残留しているかもしれませんから、免疫力の弱い幼いお子さんだと特にアレルギー症状を引き起こす恐れがあります。
ですから、うなぎを小さいお子さんに食べさせたいのでしたら、産地をしっかりチェックして、安心して食べられるうなぎを選びましょう。
うなぎを赤ちゃんに与えても大丈夫?
1歳以下の赤ちゃんにうなぎを食べさせるのは、これまで書いたようにちょっとおすすめできないのですが、2歳代の子に食べさせてもちょっとした問題が起こることがあるんですね。
うなぎというと精のつく食べ物の定番ですけど、小さい子が食べてもそれは例外ではないみたいです。
どうなるのかといいますと、うなぎを食べた日の夜、全然寝付けなくなってしまうことがあるんです。
昼間にたくさん遊んで疲れているはずなのに、ぐずって寝付かない。
うちの子にもそんなことがあったのですが、その日の夕飯に、うなぎをひつまぶしにして食べさせたのがよくなかったみたいです。
(当時2歳半くらいでした)
これも個人差があって、食べてもなんともないという子もいるようですけど、寝付けなくなってしまう場合は、タレを薄めてエキスが出過ぎないようにして、量も一度にたくさん与え過ぎないようにしたほうが良いでしょう。
それでも寝付けなくなってしまうようでしたら、もうちょっと大きくなるまでうなぎはお預けですね。
まとめ
うなぎには小骨だけではなく脂分も多いので、噛む力や消化機能の弱い1歳以下の赤ちゃんに食べさせるのは好ましくありません。
取り残した小骨が喉に引っかかる恐れがありますし、お子さんによっては消化不良を引き起こす場合もあります。
ですから、安心してうなぎを食べさせられるのは2歳代になってからですね。
また、粗悪な餌で養殖されたのかもしれない外国産は、うなぎの身に残った有害物質がアレルギーを引き起こす恐れがあります。安心して与えられる産地の物を選びましょう。
うなぎは精のつく食べ物ですから、うなぎを食べさせたらお子さんが夜に寝付けなくなってしまうかもしれません。
寝付けなくなってしまった場合は、タレを薄め、うなぎの量も控えめにして与えてみて下さい。