朝顔にアリがウジャウジャ集まってきていたら、ちょっと(かなり?)嫌ですよね。
見た目がアレなだけではなく、朝顔にも害があるんじゃないかと心配です。
でも、朝顔に群がる蟻を駆除・退治しようとする前に調べてみてほしいことがあるんです。
ここでは、蟻の駆除方法と合わせて、その辺りの情報も紹介しますね。
朝顔のアリを駆除する前にアブラムシがいないか確かめて!
朝顔に群がる蟻を駆除・退治しようとする前に調べてみてほしいこと、それは、朝顔にアブラムシがいないかどうかです。
※アブラムシはいない。それより蟻の駆除の仕方を早く教えてくれ! という方は、ここは飛ばして次の章に進んでください。
実は、アリとアブラムシって共生関係にあって、アリはアブラムシが出す甘い汁をもらいに来ています。
だから、アブラムシがいると、そこにアリが集まってくるんですね。
アリが朝顔に直接悪さをすることはあまりないんですが、アブラムシは害虫ですから、見つけたらすぐに駆除する必要があります。
アブラムシを駆除するには、殺虫剤の『ベニカ水溶剤』、『GFオルトラン水和剤』、『ベニカR乳剤』や、殺虫殺菌剤『ベニカⅩファイン』が効果的です。
殺虫成分が心配という場合は、『ベニカマイルドスプレー』がオススメです。これでしたら、食品成分を使っていますので、朝顔が部屋に近い場所にあっても使いやすいでしょう。
殺虫剤を使いたくないのでしたら、牛乳でもアブラムシを退治できます。
なぜ牛乳でアブラムシを退治できるのかといいますと、牛乳をかけると、タンパク質が固まって、アブラムシが息をするための気道を塞ぐからだそうです。
日中を避けてアブラムシに牛乳を直接スプレーし、牛乳が乾いたら水で洗い流してください。
牛乳が乾く頃にはアブラムシは窒息しています。そのままにしておくと死骸がいつまでも残ってしまいますから、ホースなどで水をかけて落としておきましょう。
牛乳以外でも、同様の効果がある物が色々ありますよ。
・石鹸水:アブラムシにかけると皮膚呼吸ができなくなります
・砂糖水:牛乳と同じ効果があります
・水に溶いた片栗粉:牛乳と同じ効果があります
・薄めた米酢:アブラムシを殺すことは出来ませんが、葉などから落ちます
・薄めたビール:アブラムシが酔っ払っていなくなります
他にも、ガムテープ(布テープではなく、紙テープ)でペタペタ貼り付けて手作業で駆除することも出来ます。
朝顔にアブラムシがいた場合、以上の駆除方法の中から、お好きなやり方で退治してください。
朝顔の蟻を退治するならこの方法で!
朝顔に集まってくるアリが害を及ぼす事はあまりないのですが、稀に、蜜を集めるために蕾を閉じた朝顔の中に入った時、通り道が狭くて邪魔なのか、雌しべを噛み切ってしまうことがあるようです。
また、アリが朝顔の花の中に入った場合、別の花から付けてきた花粉が雌しべに付いて受粉してしまうということもあり得ます。
そういった理由からも、朝顔の蟻を駆除・退治したいという方もいらっしゃるでしょう。
そういう害がなくても、朝顔をベランダに置いていたら、ベランダが蟻だらけになって大変ってこともありますものね。
アリの駆除・退治でしたら、アリの巣コロリが効果あります。
置いておくだけの手軽さですし、置いて数日ですっかりいなくなりましたよ。
まとめ
朝顔にアリが集まっている場合、まずはアブラムシがいないかどうかを確かめてください。
アブラムシは花の病気の原因にもなる害虫ですから、アリよりも先に駆除する必要があります。
アリを退治するのでしたら、アリの巣コロリが効果的です。
置いておくだけですので、一度試してみてください。