冬になると流行りだすインフルエンザですが、かかってしまったら厄介ですから、しっかり予防したいですよね。
とは言っても、手洗いやうがい、マスクの着用などをしっかり行っていてもかかる時にはかかってしまいます。
そこで、予防対策を万全にするために受けておきたいのがインフルエンザの予防接種です。
ここでは、インフルエンザの予防接種が受けられるのはいつからなのか、予防接種はいつから効くのか、大人が接種を2回受ければ予防対策は万全なのかといった情報について紹介しますね。
インフルエンザの予防接種はいつから受けられるの?
インフルエンザの予防接種は、早いところですと毎年10月1日から受けられますね。
遅いところでも10月の中旬には受けられます。
インフルエンザの予防接種を受けられるようになる時期と、終了の時期、かかる費用は地域によって違ってきますので、お近くの医療機関に問い合わせてみてください。
予防接種は、インフルエンザが流行する前に受けておく必要がありますが、受けるのが早すぎても、次第に効果が低下してきますので注意が必要です。
インフルエンザは12月から流行し始め、1月から2月にかけてがピークですから、それに合わせて予防接種を受けるようにしましょう。
インフルエンザの予防接種はいつから効くの?
インフルエンザの予防接種は、受けてから2週間くらいでウイルスの抗体ができはじめ、4週間くらいで効くようになります。
4週間を過ぎると、徐々に効果が弱まってきます。
ですから、1回インフルエンザの予防接種を受けておけば、もうそのシーズンは安心とは限りません。
例えば、10月に予防接種を受けても、2月とか3月にインフルエンザにかかってしまうということもあるんですね。
インフルエンザの予防接種が効くようになる時期と、インフルエンザが流行する時期のタイミングを合わせればより安心です。
だから、予防接種を早く受ければいいとは限らないわけです。
では、効く期間を長くするために、大人でもインフルエンザの予防接種を時期をずらして2回受けたほうがいいのでしょうか?
インフルエンザの予防接種を大人が2回受けるのはどうなの?
子供(小児)の場合ですと、インフルエンザの予防接種は2回ですが、大人の場合は1回のみです。
これは、子供の場合、1回の接種ではインフルエンザの抗体が十分にできず、2回受けてようやく十分に抗体ができるからです。
大人は抗体が出来やすいので1回でいいとされていますが、予防接種は受けてから4週間くらいで効き目が薄れてくるので、時期をずらして2回受けておけばインフルエンザ予防の確実性は増します。
2回接種を受ける場合は、1回目との間に、少なくとも4週間の期間を開ける必要があります。
とは言え、2回受けると費用も2倍かかってしまうのが難点ですね。
過去に予防接種を受けたけど、それから程なくしてインフルエンザにかかってしまったことがあったりして、抗体ができにくい体質かも知れない大人の人も、念の為に2回受けておいたほうがいいかもしれません。
ただし、アレルギー体質の方ですと、予防接種にアレルギー反応を起こしてしまうことがあるそうです。
その場合は、2回目で起こることが多いそうですので、心配な方は医師に相談して下さい。
まとめ
インフルエンザの予防接種は、早いところですと10月1日から、遅いところでも10月の半ばから受けられます。
予防接種は受けてから4週間くらいで効くようになり、その後は徐々に効果が弱まってきます。
ですから、大人でも時期をずらして2回接種を受けておけば、効果が長く持続するので、インフルエンザ予防の確実性は増します。
ただし、アレルギー体質の方ですと、2回目でアレルギー反応が出てしまうこともあるそうなので、心配な方は医師に相談して下さいね。