子供に辛いものはいつから食べさせても大丈夫なのかについてもまとめています。
幼いうちに辛いものを食べさせるのは、体に害がある恐れもあるので注意してください。
カレーを作っていざ食べようとしたら、辛すぎてとても食べられない……っていうこと、たまにありますよね。
いつもとは違った辛口のカレールーを使ってみたら予想以上に辛かった。でも作っちゃったし、どうにかしてこれを甘くして食べられないだろうか? とか、辛くないカレーを作ったつもりだったけど子供には辛かったみたい、とか。
そんな時にうってつけの、辛口のカレーを甘くする方法があります!
その方法は、作ったカレーに『ある物』を加えるだけなので、とってもお手軽♪
辛すぎて自分が食べられないときだけではなく、カレーが辛くてお子さんが食べられないなんて場合にもお試しください!
カレーの辛口を甘くするならこれを加えればOK!
辛口のカレーを甘くするには、すでに作ったカレーに『ある物』を加えるだけです。
その加える物にもいろいろとありますから、これからダーッと紹介しますね。
これ美味しそう! と思ったら是非お試しを。
カレーの辛口を甘くする食材 牛乳 ココナッツミルク クリープなど
牛乳というのは有名かもしれませんね。
牛乳を加えることで辛味がマイルドになって、食べやすくなります。
入れる分量の目安は、4人分のカレーでしたら200ccくらいの割合ですね。
入れすぎて薄くなってしまったら、バターを10gほど足すことで味にコクが出ますよ。
ココナッツミルクでも甘くなります。ココナッツミルクは扱っていないスーパーもあるかもしれませんね。中規模のスーパーなら置いてあるのではないでしょうか。
ココナッツミルクを入れると、口当たりがマイルドになると同時に、コクや深みも加わって、また違ったカレーの美味しさを発見できます。
コーヒーに入れる、粉のミルク(クリープなど)でもOKです。
うちの子が小さい時には、牛乳を入れた辛口カレーは嫌がりましたが、これなら美味しいと言って食べましたよ。
カレーの辛口を甘くする食材 ヨーグルト
牛乳に引き続いての乳製品の登場です。
ヨーグルトを入れてカレーを少し煮込むと辛味が抑えられます。
入れる分量は、大さじ2杯程度を目安に試してみてください。
多すぎると味がおかしくなりますから、味を見ながらちょっとずつ足していくといいですね。
カレーの辛口を甘くする食材 リンゴ バナナ 梨
リンゴはすりおろして、バナナはつぶして入れます。
バナナはそんなに入れなくても大丈夫ですよ。
リンゴの代わりに梨でも辛口カレーを甘くすることが出来ます。梨もリンゴと同じようにすりおろして入れましょう。
今、梨が美味しいですよね。
今晩は幸水をデザートに
食べました。
その次は豊水だし、しばらく
梨が食べられるぞぉ~(*^^*)
辛いカレーを作り
辛さをマイルドにする
時に梨を少し擦って
入れると辛味が消え
ますよ。辛口を作って子供には
いつもそうしてます(*^^*)#梨 #フルーツ大好き #カレー— 主婦バイヤーの厳選ショップkaoとtama (@kaotama8) 2019年8月21日
すりおろしたりつぶしたりして入れるのもいいですが、リンゴやバナナは焼いて入れてもまろやかになりますよ。
カレーの辛口を甘くする食材 トマト ケチャップ ジャガイモ
先程のフルーツに続いて、今度は野菜です。
トマトは適当な大きさに切って、そのまま鍋に入れます。
缶詰のトマトを使ってもOKです。
トマトの代わりにケチャップもいいですよ。
小さじ1~2杯くらいを目安に入れてみてください。
実は、カレーにケチャップを入れて甘くするというのは、レストランでも用いられている方法らしくて、これが意外と美味しいです。
ジャガイモは、元々カレーの具材に使われることも多いですけど、カレーを甘くしたい場合は、それとは別にすり潰してから鍋に入れます。
ジャガイモについてはちょっと手間がかかりますが、これで辛さもかなり軽減しますよ。
カレーの辛口を甘くする食材 卵 マヨネーズ
生卵の黄身だけを入れてカレールーに混ぜ込めば、マイルドな味になります。
卵は鍋のほうに入れるのではなく、お皿に盛ってからルーの上に落としましょう。
白身ごと混ぜて入れてもいいんですけど、白身は残ってしまってカレーに混ざりにくいですし、ヌルヌルしてスプーンではすくいにくいです。
卵から作られているマヨネーズもカレーをマイルドにしてくれますよ。
マヨネーズの酸味もカレーの辛さを中和してくれます。
カレーの辛口を甘くする食材 ハチミツ 練乳 イチゴジャム チョコレート
甘い物系ということで、ひとまとめにして紹介してみました。
ハチミツというのは有名かもしれませんが、練乳やイチゴジャムというのは意外と思った方も多いかもしれませんね。特にジャムなんかは。
イチゴジャムについては好き嫌いが分かれるかもしれませんから、いきなりカレー鍋に投入せずに、少量をお皿にとって試してみることをおすすめします。
ジャムを使うのでしたら、加糖していない100%の物を選びましょう。
練乳は、入れすぎると練乳の甘さがくどくなりすぎますので、ちょっとずつ味を見ながら調整してください。
チョコレートというのは、カレーの隠し味としても定番ですね。
辛いカレーを甘くしたい場合は、ブラックチョコではなく、ミルクチョコレートなどの甘い物を使いましょう。
まずは2~3片ほど入れて、味を見ながら調節しましょう。
カレーの辛口を甘くする食材 コーンポタージュスープの素
実は、これが一番のおすすめです。
コーンポタージュスープの素を粉末のまま入れると甘くなるだけではなく、コクや旨味もアップ!
この方法は、テレビ番組の『伊東家の食卓』や育児雑誌でも取り上げられていたんですよ。
娘ちゃん、辛いの苦手なの?。
辛いのが苦手な子どもに、コーンスープの素をカレーに混ぜると甘くなるんだって!。
昔、子ども用のカレールーを卒業したけど、甘口もまだ少し辛かった時にやってました。
もし良かったら、試してみてね。
— 🆕こまちゃん💕(ADHDで困ったチャン🙆) (@ADHD31798479) 2019年8月21日
コーンスープの元を使う場合も、お皿に取り分けたカレーに少しずつ加えて味を見ながら調整してください。
お玉1杯に小さじ1杯くらいの割合が適量です。
子供に辛いものっていつから食べさせても大丈夫なの?
まだ辛口のカレーを食べられない子供のために、大人とは別にカレーを作るのは面倒ですけど、これは仕方がありません。
早く辛いものも食べられるようになって欲しいなと思ったりもするでしょうが、まだ小さい子供には辛いものは体に良くなかったりもするんですよ。
少しくらいなら問題ありませんが、カレーのようなスパイス系や、唐辛子系で辛すぎる食べ物は、すい臓に負担をかけます。
また、辛いものは塩分も多めなので、腎臓にも負担がかかってしまいます。
幼い子供はまだ内臓が未熟ですから、そうした負担には大人以上に気をつけてあげないといけません。
カレーの辛さが未発達な胃の粘膜を刺激し、炎症を起こしてしまう恐れもあります。
それだけではなく、味覚がこれから発達していく幼児の場合、刺激の強すぎる辛いものを食べていると、味覚の形成への悪影響も考えられます。
強い刺激に慣れて感覚が麻痺してしまい、微妙な味の違いがわかりにくくなってしまうかもしれません。
では、子供にはいつから辛いものを食べさせてもいいのでしょうか?
辛いものはカレー以外にもあるので、いつから、何歳からと、はっきりとは決められませんが、子供が食べられるなら食べてもいい、ダメだったら無理をして食べなくてもいい、というのが基本ですね。
ちなみにカレーの本場インドでは、大人と同じ辛さのカレーは8歳ごろまでは食べさせないそうです。
でもたまに、2歳くらいでも辛いカレーなどを平気で食べてしまう子もいるようですけど、そんな場合も、内臓や味覚への悪影響が心配ですから、ある程度の年齢になるまでは食べさせないようにしたほうがいいですよ。
カレー以外にも、カラシとかわさびも気をつけてあげてください。
お読みいただきありがとうございました
カレーの辛口を甘くすることのできる食材や調味料にもいろいろとありますが、手元にあってすぐに使える物や、『これ美味しそう!』とビビッときた物で是非試してみてください。
でも、分量が多すぎると味がおかしくなってしまいますから、ちょっとずつ入れて味を確かめながらやってくださいね。
【カレーについてこちらの記事も参考にどうぞ!】
余ったカレーをキッチンにそのまま置きっぱなしにしていませんか?
その保存方法は、もしかしたら食中毒を招くかもしれません!
⇒ 『カレーは冬場だと何日大丈夫?ウェルシュ菌は寒い冬なら平気?』
食べ物が特に傷みやすい夏場。
お鍋に残ったカレーをそのままキッチンに置いておくのは危険です!